アトピー攻略ブログ

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お酒に弱いアトピーの人はアルコールアレルギーについて注意すべし!

      2017/01/06

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今日のテーマはアルコールアレルギーについて。

アルコールというのはとても身近なものでメジャーなものはお酒ですかね。他にも化粧品なんかにはよく入ってます。

極めて稀ですがたまにアルコールに過敏に反応する人がいてそれを含むものを肌につけてアトピーの原因になっていることがあるので書いておこうかなぁと思いました。

 

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お酒にはアレルギーを表示する義務がない

大体どんな食品でも裏面を見ればアレルギーの品が書いてあります。アレルギーのある品については表示する義務があります。しかしアルコールの場合はそれがない。

それはなんでかというとアルコールを飲むことで顔が赤くなったり動悸がしたりというようなアレルギーの症状と似たようなものが出るから。

アルコールの成分による作用なのか、アルコールによるアルコールアレルギーなのかわからないということで表示の義務はないということらしい。

だから飲料のアルコールもそうだし工業で使われるアルコールも表示義務がないということらしい。

 

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アルコールアレルギーを起こしやすい人

皆さんお酒が好きなら誰でも知っていると思いますがアルコールを分解する能力というのは生まれつき決まっています。

アルコールを体内に吸収するアルコール→アセトアルデヒド→酢酸→ 水、二酸化炭素に分解します。段階を踏んで無毒化していくって感じです。人間の体というのはよくできています。

アセトアルデヒドは皆さんちょっとは聞いたことあると思うんですけど非常に毒性が強いです。

このアセトアルデヒドを分解するものが脱水素酵素(ALDH)と呼ばれていて日本人はこの働きが弱いことで知られている。海外の人はほぼ100%ある。だから酒に強い。日本人は50%ぐらい。だから酒に弱い。

もっと細かく分けると日本人の内訳はALDHの働きが強い人はお酒が強い。これが50%ぐらい。60%とかいう説もある。

ALDHの働きが弱い人はお酒に弱い。働きが弱い人はALDHの力が強い人の16分の1しかないそうです。これが40%とか50%とかって言われている。

で全く飲めないALDHが働かない人が10%以下いるといわれている。いわゆる「下戸」というやつ。

アルコールアレルギーを特に起こしやすいのはこのタイプだといわれているけどAKDHの働きが弱い人でもおこるのかもしれない。

アルコールの強さは両親から引き継ぐので両親が飲める飲めないである程度は判断できる。

僕は両親飲める、飲めないなのでアルコールアレルギーの心配はなさそうです。

アルコールの特徴

アルコールを分解するのは主に肝臓の役割ですが皮膚や毛根にも存在することが分かってる。

アルコールは微量なら体にいいとどこかで聞いたことはあると思いますがアレルギーではどういうことかと言うと遅延型過敏反応を抑制し即時型反応を導くだろうと言われています。

これはちょっと難しい話になりますがアトピーの人というのはth2優位(遅延型のアレルギー。湿疹がメイン)になっていてth1(即時型のアレルギー。蕁麻疹とか花粉症とか。)が弱くなっている。

th2優位が続くとアレルギー反応がずっと続きアレルギーを起こす細胞が過剰に生産されやすくなる。というような感じになっていてあまりよろしくない。その為th2優位をth1に戻す必要があります。

砂糖を控えるというのもそれに関連しているし油でリノール酸がどうたらアラキドン酸がどうたらというのもそれに関連しています。

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だからアトピーがよくなってくるとth1優位というかth2優位だったものが元に戻るためにth1のアレルギー、花粉症とか蕁麻疹とかが起きるというようなアレルギーマーチが起きることがあります。

まぁつまりアトピーの人にとってアルコールというのはそんなに皆が思っているほどデメリットだけ!ということではないということです。

一方でデメリットもある。アルコールは皮膚につけると乾燥させ刺激を起こす。飲んだ場合は血管を拡張させヒスタミン(痒みの元)を分泌させアトピーの痒みを悪化させる

特に皮膚に炎症が残っていて皮膚の下で活発な炎症細胞が活動しているときに猛烈な痒みを感じる。お風呂とか運動とかとおんなじです。

メリットとデメリットを比べるとデメリットのほうが大きいかなーと思いますけどね。飲んでかかなきゃ飲んでOKだと思います。

 

アルコールアレルギーの症状

正確に言うとあるアルコールアレルギーではなくアルコール過敏症とかそういった類のもの。いやいや真っ赤になるからアレルギーじゃん!と思うかもしれないけど体の免疫君はあまりかかわっていないんです。

上で書いたようにALDHの働きが弱い人はアレルギーに似た症状が起きる。まぁでもアレルギー反応のほうが分かりやすいとは思いますけどね。

免疫反応が伴わない(外部からの抗原に対しての防御反応)もので痒みや赤みを引き起こすものは仮性アレルゲンとよばれます。

毎日の食事の習慣がアトピーを悪化させる!食品に含まれる仮性アレルゲンについてしろう!

とはいえ本当にアレルギーがあるケースもある(因果関係が証明しにくい)のでぶっちゃけアルコールで真っ赤になったら要注意って事です。

代表的なものは注射で使うアルコール消毒で真っ赤になっちゃうとかね。あれは即時型アレルギー反応(15~30分後に炎症が出る)というやつです。その部分だけに症状が出ます。

アルコールを分解するというのは皮膚や毛根にも存在してALDHが弱い人はアルコールを上手く分解できない。その結果ヒスタミンが分泌されてアレルギー反応が起きるというもの。

他にも遅延型アレルギー反応(24~48時間後に炎症がピーク)が少ないながら報告されています。こっちは本当のアルコールアレルギー。

比率は即時型9に対して遅延型1なので珍しいと思います。即時型は気づきやすいのでいいですが即時型反応と遅延型反応が合わさるケースは要注意。

特にアルコール消毒をして15~30分で真っ赤になり炎症が3日以上続く人とかは即時型+遅発型反応が組み合わさっています。

そういう人はアトピーだと思っている原因が化粧品の可能性や何気なく使っているアルコール入りの何かの可能性あり。

 

さて一方で飲むほうのアルコールですが皮膚につけるのと口から飲む場合は体の免疫君の働きが違います。すげぇ厄介ですけどね。

こっちは全身に皮膚の症状がでます。ALDHの働きが弱い人はアルコールの分解が出来ないので全身に蕁麻疹が出たり酷い人はアナフィラキシーで呼吸困難になったりします。

こっちも因果関係を証明するのが難しい。お酒に入っている小麦に反応する場合もあるし体調が悪いと蕁麻疹が出るケースもある。

とても敏感な人はお酒だけじゃなく料理に使うお酒でも反応するんだとか。

 

ちなみに自分がアルコールで炎症を起こすかどうかはアルコールパッチテストというものがあります。多分皮膚科でやってくれる。

ただしこれは即時型わからないので遅延型反応はわからないのでそこのところだけ注意してください。

 - アトピーと飲み物

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