アトピー攻略ブログ

アトピーを完治させたい全ての患者へ。医者に依存せずに考える患者になるために。

適切な飲み薬飲んでます?アトピーで抗ヒスタミン剤を使うときの薬の選び方についてまとめてみた

      2016/11/22

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あなたは自分が使っている飲み薬をきちんと選んでいますか?

病院の先生から出された薬をなんとなく飲んでいるという人が95%ぐらいいるはず。だって説明されないんだもんねー。

飲み薬の選び方については抗ヒスタミン剤の項目に書いたんだけど記事が長すぎるために直帰率が高すぎてそこまで読まれていない。

これは記事を書いた僕としてはあまりにも悲しいので薬の選び方というか使い方を書いていきます。やっぱ記事は読まれてなんぼよね。

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飲み薬は効かない?いえいえそこそこ効きます

飲み薬なんて何飲んでも一緒と言う人いますがエビデンス(科学的根拠)がなければ飲み薬なんて処方されませんて。

自分にあった薬を選べば痒みにはそこそこ効きます。あわなきゃ全然効きません。ここらへんは女性の化粧品選びと一緒です。

効かない薬を何年もだらだら飲んでるとか金の無駄なんで是非この機会に色々試そう。抗ヒスタミン剤は長期使用を前提に作られてるのでころころ変えても副作用はそんなにでません。

抗ヒスタミン剤というのは長く飲み続けることで徐々に効果を発揮します。

目安としては最低で2週間。薬を切り替えるかどうかは3ヶ月ぐらいで判断すればよろしいかと。

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http://www.remitch.jp/product/long_term_admin.htmlより引用

これは抗ヒスタミン剤ではなく抗アレルギー剤ですが抗ヒスタミン剤の場合も同じ経過を辿ります。

薬の内服と言うのは服用を続ける事で徐々に効果が上がります。飲んでも効かないという人はてきとーに飲んだり飲まなかったりしている人が多いです。

毎日決められた量を服用するのが大事って事ですね。ただしそれでも効かない事はある。

抗ヒスタミン剤は個人差が非常に大きいのであくまでこの記事は参考程度にして自分にあった薬を見つけてね。

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プロトピック使うならジルテック(ザイザル)かアイピーディー使っとけ

日本ではいまだにステロイドがアトピーでバンバン処方されるわけですがステロイドには皮膚萎縮があり気軽に連用できない薬です。

ステロイドはアトピーの皮膚の炎症を抑えますが長期連用すると徐々に皮膚萎縮によりバリア機能を低下させるリバウンドを起こします。

といってもステロイドを使わないと日常生活に支障が出る人も多いかと思います。なので僕は皮膚萎縮がないプロトピックを積極的に代用する事お勧めしています。

がしかしプロトピックのデメリットはなんといっても使った際の強烈な灼熱感です。あの灼熱感のせいでかきむしってしまいアトピーが悪化するという事も少なくない。

あの灼熱感が苦手って人が多いんだよなぁ。

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プロトピックの灼熱感を抑えるにはステロイドを2~3日使って炎症を抑えた後に使うと言うのが一番効果的。

というかそれを知らないととヤバイ。シャワー浴びたときに火照りで気が狂って死ぬ。

ステロイドを使ってプロトピックの火照りを抑えるという方法もありますが抗ヒスタミン剤を使って抑えるという事もあります。

一つはジルテック。ジルテックを服用する事でプロトピックの痒みを軽減する事が論文になっています。

5.塩酸セチリジン
顔面・頸部に中等度以上の皮疹をもつ成人アトピー性皮膚炎で、タクロリムス軟膏との併用で掻痒に有効かつタクロリムス軟膏の灼熱感を有意に軽減し、その併用効果が示された12)。1999年ではあるが、カナダでの大規模な安全性の報告4)がある。

http://www.kyudai-derm.org/atopy_ebm/06/04.htmlより引用

これはザイザルでも同様の効果があります。ザイザルっていうのは開発名スーパージルテックといって名前の通りジルテックのいいとこどりの薬です。

ジルテックと違ってジェネリックがないんですがこちらのほうが全ての面において上なので服用するならこっちです。

眠気は中程度、抗ヒスタミン作用はアレロックの次に強い非常に優秀な薬です。

プロトピックの灼熱感が絶えれないという人はジルテックかザイザルを併用するといいでしょう。

そしてもう一つアイピーディーという花粉症に効果がない純粋なアトピー用の薬があるんですがこちらはプロトピックの使用量を減らし効果があがるといった報告があります。

6.トシル酸スプラタスト
成人アトピー性皮膚炎で、タクロリムス軟膏に本剤を併用し症状の改善が早い傾向を示した報告がみられた13)。また、難治性顔面紅斑をもつ成人アトピー性皮膚炎で、タクロリムス軟膏併用にて軟膏量が減少した報告があった14)

http://www.kyudai-derm.org/atopy_ebm/06/04.htmlより引用

プロトピックもステロイドと同じ免疫抑制剤なので長い事使うのはちょっとな・・・と抵抗がある人もいるんじゃないかと思います。

 

そういう人はアイピーディーを使うといいでしょう。こちらは眠気なし。ただし花粉症には効かない。

僕は火照りがきになるし花粉症もちなのでザイザル使ってます。眠気のないアイピーディーも良さげ。

プロトピックを使わないならアレグラorアレロックorクラリチンをお勧めしておきます

アレグラは眠気が少ない抗ヒスタミン剤で花粉症に対してはプラセボに毛が生えた程度の効果しかないです。ようするに効かない。

しかしアトピー、蕁麻疹の薬としては非常に優秀で眠気が少ないくせにやたら効果があります。

1.塩酸フェキソフェナジン
有効とする報告2編2,6)が抽出された。特に、Kawashimaら2)の論文は、大規模なプラセボ対照二重盲験ランダム化比較試験であり、EBM上、アトピー性皮膚炎に対する抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬の有効性を証明した。もう一つの報告6)では、塩酸フェキソフェナジンと副腎皮質ステロイド外用薬との併用群と副腎皮質ステロイド外用薬のみの群を比較し、併用群で有意に痒、臨床が改善した。一方、小児アトピー性皮膚炎で、塩酸フェキソフェナジンとフマル酸ケトチフェンとを比較検討した臨床治験を行い、両者間は非劣性で、アトピー性皮膚炎に伴う痒をともに改善し、安全性についても臨床上問題となる有害事象が認められない結果を得た報告7)があった

http://www.kyudai-derm.org/atopy_ebm/06/04.htmlより引用

特に抗ヒスタミン剤は眠気や集中力の低下が問題になっているので眠気が少ないと言うのは大きなメリットです。

特に眠気の大きな抗ヒスタミン剤を飲んでいると学生だと試験の点数の低下が見られるので受験生でアトピーに悩んでるとかはアレグラを推奨しておきます。

もう一つのお勧めはアレロック。花粉症、蕁麻疹、アトピーに対しては最強の効果を持ちます。同時に眠気の副作用や集中力の低下も最強となってます。

2.塩酸オロバタシン
1094例の成人アトピー性皮膚炎に対する大規模な臨床治験5)があった。塩酸オロバタシン連続投与群と間欠投与群を比較検討した。連続投与群、間欠投与群とも有意に重症度が低下したが、アトピー性皮膚炎の痒は連続投与群で間欠投与群に比べより有意に抑制された。また、患者のQOLも向上した。

http://www.kyudai-derm.org/atopy_ebm/06/04.htmlより引用

ザイザルで眠くならない僕でさえアレロックを服用すると猛烈に眠くなるレベルで副作用はかなりのモノ。

しかしモノは使いようでアトピーで痒くて眠れないって時はアレロックを就寝前に飲むとその副作用でぐっすり眠れるしアレルギー反応も抑えてくれます。

また抗ヒスタミン剤というのは個人差が大きいのでアレロックで全然眠くならずバッチリ効くという人もいます。

またアレロックは軽いリバウンドを抑える効果もあります。脱ステ中の痒みで悩んでるとかなら気休めに飲めば効くかもしれない。

最後に紹介するのはクラリチンです。こっちは効果中眠気中で花粉症にもそれなりに効きアトピーにも効きます。

3.ロラタジン
成人9)と小児10)でそれぞれ、エビデンスの高い報告があった。成人アトピー性皮膚炎で、ステロイド外用に本剤を併用した群はしない群より、痒が有意に減少した。小児アトピー性皮膚炎では、ロラタジンとフマル酸ケトチフェンとの比較した臨床治験において、両者間は非劣性であり、ロラタジンはアトピー性皮膚炎で有用、その安全性はフマル酸ケトチフェンと同程度との結果であった。

http://www.kyudai-derm.org/atopy_ebm/06/04.htmlより引用

 

アトピーにはバファリンが効く!いや嘘でしょ?本当です!

抗ヒスタミン剤だけの紹介ではもったいないので他のアトピーに効く飲み薬も紹介しておこうかなと思います。

アトピーにはバファリンが効きます。アスピリンも同様の成分が入っているので効きます

別にバファリンじゃなくてもいいんですが有名なのでこっちのほうがわかりやすいかなと思いまして。

なぜバファリンがアトピーに効くのかというとバファリンに含まれるサリチル酸という成分がアトピーに効きます。

このサリチル酸という成分は非ステロイド外用薬に含まれていて(NSAID)優れた抗炎症作用を持っています

中でも炎症を引き起こすプロスタグランジン(PG)を抑制するのが特徴です。

プロスタグランジンは体内で「発熱」や「痛み」を起こす原因になります。これを「炎症」と呼びます。
「炎症」とは何でしょう?

例として、体内にウィルス (インフルエンザなど) が入ってきてかぜをひいた場合を考えてみましょう。
かぜをひくと、のどにウィルスがくっつき、増加します。
すると、白血球が集まってきてウィルスをやっつけるためにいろいろな働きをします。

このとき「プロスタグランジン」が作られて「熱」が出たり「痛み」が起きたりします。
これを「炎症」と呼ぶのです。

体にとって有害な病原体が侵入してきたとき、白血球は「炎症」を起こして体を守ろうとします。
ところが、この「プロスタグランジン」による熱や痛みが強すぎると、体がまいってしまいます。
体がまいってしまわないように、「プロスタグランジン」を抑える抗炎症剤を使うわけです。

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非ステロイド外用薬の内服バージョンって感じで症状を選べば効きます。

主に風邪やインフルエンザ等鼻や喉の調子が悪いときや皮膚が熱を持っているときや皮膚の赤みに効果があります。

アトピーには関係ないですががん予防の効果もあるというスーパーな成分となっています。

ちなみにアトピー患者はガンのリスクが健康な人と比べて10%程度少ないのでそんなに気にする事もないとは思います。

抗ヒスタミン剤は割と万能に効くんだけどこっちは坪にはまるとすげぇ効きます。ステロイドが入ってるんじゃないかと疑うレベルです。

はまれば効果のある薬なんだけどデメリットとしては子供(15歳以下)の服用はできない事。

喘息患者の10%がアスピリンに関して過敏性を持つのでアスピリン喘息を持つ患者は使わない事。

サリチル酸の副作用で胃が荒れます。10年毎日1錠アスピリンを摂取し続けると胃出血の割合が2.2%から3.5%に上がります。

他には全身の疲労感や蕁麻疹等薬が合う合わないが極端に分かれるイメージです。

僕の中では長期間服用し続けるものではないと思うので主に風邪や喉や鼻が痛いなぁってときに服用する感じになってます。

抗ヒスタミン剤は効かないけどサリチル酸を含むバファリンやアスピリンが効くというケースもあります。

試してみて効くようなら悪化したときだけ緊急用に使うとかそういうお守り的な役割が向いているのかもしれない。

ダイエットや飲み会シーズンにはケルセチンがお勧め

ケルセチンというのはポリフェノールの一種でタマネギにたくさん含まれています。成分の働きは抗ヒスタミン剤+美容効果という体にいい抗ヒスタミン剤みたいな感じです。

アメリカ、ドイツ、イタリア、フランス、スイスとかでは抗ヒスタミン剤として採用されているぐらい効果が高いです。

美容効果はダイエット(運動と併用しないと意味なし)。血液さらさら~とかそんな感じです。

大きな副作用はない。ここが大きなメリット。

効果のほうなんですが抗ヒスタミン剤なのになぜか金属アレルギーによるかぶれに効果があるといわれてます。

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http://steroidwithdrawal.doorblog.jp/archives/19515783.htmlより引用

ニッケルのパッチテストをしたら炎症が軽減したみたいな感じです。IGE低いTARC低いで何が原因かわからんとか言う人は試してみる価値ありそうです。

また光線療法(UBW)の紅班にも効果あり。

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http://steroidwithdrawal.doorblog.jp/archives/19515783.htmlより引用

光線療法ってのは紫外線を皮膚にあてることで皮膚にストレスを与えて免疫を抑制することでアトピーを良くする治療法です。

なので紫外線による皮膚の赤みとか痒みにも効果があるんじゃないかなぁとは思うんですけどね。

僕の場合は専らケルセチンのサプリをダイエットと飲み会シーズンの二つに使ってました。

僕ももうおっさんなんで飲み会に行って揚げ物とか食べると翌日に体がきつい。

ケルセチンはそういうのを分解するのを助けてくれます。実際に効果はあるので普段抗ヒスタミン剤を飲んでいる人は飲み会だけケルセチンのサプリに切り替えるといいです。

そしてダイエット。こっちは僕が飲んだら痩せれるとか勝手に勘違いして運動をサボったので全然効果なし。運動すれば効果はあると思う。

ネットで調べると半年~2年使わないと意味がないなんて事を書いてありますがそんなことないと思う。

てーか体質改善とかできないしただの抗ヒスタミン剤を飲むと体質改善できるみたいな感じに書くのはちとまずい。

普段から抗ヒスタミン剤飲んでない人は効果ないかもだけどアトピーの人は継続して飲んでいると思うので効果はあります。

ケルセチンのサプリは色々ありますが安いものは死ぬほどまずいのである程度値段が高いほうがいいと思います。

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impストレスがたまっている人はローヤルゼリーがお勧めです

抗ヒスタミン剤ではないですがおまけで!僕が試していたので書いておきます。

ローヤルゼリーは自律神経を整える作用がありまして鼻炎やストレスや疲労に効果を発揮します。

特にストレスには効果覿面でしてこれ飲むとストレスがどれだけ体に悪影響を与えていたかがすっげぇわかります。

ストレスに効くモノってなかなかないですが試すならローヤルゼリーが一番効くと思われます。

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 - 抗ヒスタミン剤

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Comment

  1. たけしんぐ より:

    soboさんは今でも抗ヒスタミン剤を常用してますか?

  2. きむきむ より:

    脱ステ脱薬して2年以上経ち、最近アレロックを飲み始めました。
    すると肘や顔の一部からリンパ液がでるようになって、リバウンドのような状況になっているのですが、このような副作用はあるのでしょうか?それとも単なるアトピーの悪化でしょうか?、

    • sobo より:

      薬疹というのがありまして薬に含まれる成分にアレルギー反応を起こす人もいらっしゃいます。

      アレロックは軽いリバウンドを防ぐ効果はありますが悪化するなら服用を辞めるように医者に相談するのがいいかもしれませんね。

  3. 音付 より:

    こちらの記事も勉強になりました。ほとんど違いわからなかったので。

  4. k より:

    夜分遅く申し訳無いです。
    私は脂漏性皮膚炎で、そちらの記事でもコメントした者なのですが、今プロトピックを使っていて、灼熱感はそれほど無く、痒みはちょこちょこあるのですがCELAで抑えられるので、赤みを抑えたい場合はipdがおすすめでしょうか?それともアレロックが一番強いのでしょうか?

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