アトピー攻略ブログ

アトピーを完治させたい全ての患者へ。医者に依存せずに考える患者になるために。

乳酸菌でアレルギー体質の遺伝を治しアトピーになる確率が34%減らす予防方法!

      2017/01/06

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子供をアトピーにしたくない!私は苦労したけどこの子にはアトピーではない幸せな人生を歩んで欲しい。

1人目の子供がアトピーで辛そうだから2人目はアトピーでない子供が欲しい。自分や家族にアトピーがいて身近で関わっているのなら誰しもがそう思うはずです。

これって両親がアトピーならすごい深い悩みだと思うんだけどネットで見ると情報が錯綜していてどれを信じればいいのかわかんなくなっちゃうよね。

添加物を取るのをやめれば無農薬の野菜がいいだとか乳製品、卵を限りなく取らないとかいろんな説があります。まぁ全部間違ってるんだけどさ。

結論から言うとアトピーの遺伝を防ぐと言うのは不可能です。アトピーの体質は両親から子供に遺伝する。

アトピーの遺伝を持った両親からアトピーの子供が生まれやすいのは普通に考えて当たり前。

でもがっかりしないでください。アトピーは知識があればアトピーになる確率を減らすことが出来ます。

そしてアレルギー体質を変えることが出来ます。いやいやアレルギー体質は遺伝だから変わらないでしょというのは過去の話です。

アトピーは遺伝子に欠陥があるのは確かなんだけどもっと重要なのは育つ環境。そしてその環境を決めるのは知識の有無のみ。

その一つが乳酸菌を投与する事でアトピーを予防できるっていう知識なんだけど生後6ヶ月以内がベストで生後12ヶ月以内でないと効果が薄くなる。

12ヶ月を過ぎると効果がないわけではないですが効果は薄くなります。それでもやらないよりはだいぶましです。

 

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アトピーは両親がアレルギーだとなりやすい

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http://webronza.asahi.com/culture/articles/2014071800011.htmlより引用

アレルギーというのはアレルギー性鼻炎、アレルギー製結膜炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息の4つです。アレルギーの内の一つにアトピーが含まれます。

子供がどのアレルギーを発症するかと言うのは一概には言えないんだけど両親が喘息なら喘息になりやすくアトピーならアトピーになりやすいことがわかってます。

アレルギーについて簡単に説明すると体に害のない物が体に進入してきたときに免疫が過剰反応することをアレルギーといいます。それを起こしやすいのがアレルギー体質です。

アレルギー性鼻炎は鼻にアレルゲンに進入することでおこりくしゃみや鼻づまり、鼻水が出たりする。

アレルギー性結膜炎は眼球にアレルゲンが進入することにより目がかゆくなったり、目が充血したり、涙がでたりする。

気管支喘息は器官にアレルゲンが進入することにより息苦しくなったりヒュヒュー、ゼイゼイしたりする。

アトピー性皮膚炎は皮膚にアレルゲンが進入することにより皮膚に炎症が起きたり蕁麻疹がおきたり湿疹が出来たり痒みができたりします。

つまり体のどこの部位にアレルギーを起こしているか?というので病名が分けられているだけで本質は同じです。

だからアレルギーを持っているとアトピーになるリスクが高いってことです。アレルギー性鼻炎の子供がある日突然アトピーを発症すると言うのも当然ある。

今まで鼻からアレルギーをおこすだけだったのが鼻と皮膚の二つからアレルギーを起こすようになったってことだからね

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両親が両方アトピーならアトピーになるリスクは70%超

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ネットでは結構いろいろな説が載ってますが具体的な数値が乗っていたのはこれだけ。

両親共にアレルギーなしだと12%。片親がアレルギーだと19.8%。両親ともアレルギーだと42.9%。

両親ともアレルギーで同じ出方をする72.2%。兄弟1人アレルギーだと12%。

両親ともアレルギーで同じ出方をするというのは例えば両親が両方ともアトピーだったら72.2%という事です。

アレルギーを持っている親が子供を生んだ場合子供がアレルギー体質になりやすいというデータです。

このデータとこから取ってきたんだろう?と思ったんだけど調べてみたらFalth-Magnusson からの報告 (1987)とあります。

海外の論文で40年近く古いデータになるのであくまで参考程度。しかもこれはアメリカでの調査のデータだからね。

ちなみ両親の片方にアトピー疾患があると、子供がアトピー疾患になる確率は2倍になる。

両親ともアトピー疾患があれば、子供がアトピー疾患になる確率は3~4倍になるとの報告もある。

遺伝は嘆いても変えられないしそれはもう仕方のないこと。重要なのは生まれきた後どうケアしてあげるか?それが凄い大事です。

この論文から分かっていることは父親と母親のどちらか片方にアレルギーがあれば子供はアレルギー(アトピー)のリスクが上がること。

更に両親の両方がアレルギーを持っていれば子供は更にアレルギー(アトピー)遺伝のリスクが増えるってことです。

家族にアレルギーがある。もしくは配偶者にアレルギーがあると言う人は予防しておいて損はないです。

今現在アトピーがなくても小さいころにアトピーがあればアトピーの発症リスクは増える

すごい重要なことなのでいっておくとアトピーに限らずアレルギーの遺伝というのは今現在の症状には関係ないです。

小さいころアトピーがあったけど治ったという人と今超重症のアトピーで苦しんでると言う人でも遺伝子で見るとアトピー発症のリスクに変わりはありません。

だからパートナーがすごいアトピーが酷くて今子供を生んだら子供がアトピーになってしまう可能性があるんじゃないか?

と考えている人はこの点は気にする必要はないです。アトピーが軽くなっても重くなってもリスク的には同じです。

過去~現在に至るまで両親がアトピーもしくはアレルギーの病気があったかどうかが子供のアトピー発祥リスクに関わる点。

小さなころアトピーもしくはアレルギーがあったけど治っちゃったから子供はアトピーになりにくいと考えている人山ほどいます。

また今はアレルギーで苦労したことがないので過去自分がアレルギーの病気であったことを知らない人も多い。

例えば一つ例を出しましょう。1歳でアトピーがあって幼稚園を卒業するころには治ってしまった人がいた。

そういう人は両親からお前はアトピーで苦労したんだぞーと過去にアトピーだったと知らされない限りアトピーであった事を知らないというケースが非常に多いです。

幼稚園のころの記憶とか誰も覚えてないでしょ?なぜならアトピーの殆どは小さいころに自然にする病気だから。

そういう人はちょっと人より肌が弱いと自覚するだけでアトピーであるとは気づいていないかもしれません。

そういう人が世の中には一杯いて結婚して子供を生むと子供がアトピーになってしまったというのは非常に多いです。

子供がアトピーですと診断されて両親屋家族にアレルギーがないのにアトピーの子供が生まれるわけが無い!

という人に限って血液検査をするとアレルギー体質であるという事が判明する例が一杯あります。

つまり両親に今アトピーもしくはアレルギーがないから子供がアトピーになりにくいから予防をしなくていいというのは大きな間違い。

子供がアトピーになるかどうかを知りたいのならきちんと両親が血液検査をしましょうねってこと。

といってもそういう人はまずこの記事を読む機会がないだろうから教えてあげてください。

親にアレルギーがあるかどうか?アレルギー検査で見極める!

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http://medick.biz/search/index/tag/I%E5%9E%8B%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BCより引用

両親が血液検査をすることで子供のアトピー発症リスクが変わるわけじゃないのでアトピー予防してやるぜ!という人は別に血液検査をしなくても良い。

この検査で分かるのは自分がどの程度のアレルギーがあるかどうか?ということ。自分のアレルギー体質の強さが調べれるって事なんだよね。

ちなみにこの検査はIGE検査といって病院で5000円前後で受けれます。この検査で数値の高い人はアレルギー体質である=アトピーの子供が生まれやすい可能性があるって事です。

ちなみにこの表だと低値でも病気の疑いがあるとか書かれているけどこれはかなり特殊なケースなので99%関係ない。

IGEの数値が基準値ならアレルギー体質ではなく数値が高いならアレルギー体質であるという事です。

ちなみに普通の人はIGEの数値が170~250。人にもよるけど500↑あればアレルギー体質確定。そうでなければアレルギー体質ではないという事です。

だから両親のどちらかがこの数値が高いようであればアトピーの子供が生まれるリスクが普通の人より高くなるよというのを覚えておくといいです。

このIGE数値とアトピーの重さはある程度関連があってIGEの数値が2000を超えると重症とされている。

ちなみに僕が重症のころはIGEの数値が10000とかだったきがする。

両親がアトピーだとなぜアトピーになりやすいのか?

アトピーは両親がアレルギーを持っていると発症しやすい。というのは上のグラフやデータを見ても明らか。

じゃあなんで発症しやすいか?というのはアトピーを持っている両親から生まれて来る子供は生まれつき皮膚が弱いという事があげられます。

皮膚のバリア機能をつかさどる遺伝子に異常が見られるということ。

今分かっているのはフィラグリンを上手く作れないという遺伝子異常です。フィラグリンは皮膚を作るのに非常に重要な働きをします。

フィラグリンが少ないとセラミドを上手く作れなくなります。この記事を読んでいるのがお母さんならセラミドと言うのは一度は聞いたことがあると思います。

セラミドは皮膚の保湿機能を担う成分の一つでそれが少ないとお肌が乾燥しやすくなります。

つまり生まれつきフィラグリン遺伝子に異常があってセラミドを上手く作れない体質=皮膚が弱いってことです。

僕もこのフィラグリン遺伝子の異常があります。遺伝なので一生治りません。体質だからね。

いや冒頭でアレルギー体質は治るって言ったじゃんって突っ込まれそうなんだけど皮膚の弱さとはまた別です。

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http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130918_2.htmより引用

日本のアトピー患者を調べたところ患者の3割に先天的にフィラグリンの遺伝子に異常があり皮膚のバリア機能が低下していると言うのが2008年に分かってます。

残りの7割は不明です。遺伝子の研究と言うのはとても難しくて発展するのに研究するのに莫大な時間がかかるんだとか。科学の発展に期待しましょう。

つまりまだ殆ど分かってないってことです。遺伝の原因を知ってもアプローチすることはあまりにも少ないのでここは流し読みでも良い部分。

ちなみにセラミドはサプリメントが出てます。もしこの記事を読んでいるお母さんお父さんがアトピーなら試して見るといいでしょう。

アトピーの乾燥肌にも効きます。軽症なら殆どのケースに効きます。体に不足しているものかつ皮膚に関するものは補えば効くのは当然です。

アトピー治ったって人で皮膚がガサガサしている人はいないからね。

お手軽に乾燥肌を改善!アトピーならセラミドのサプリメントを取っとけ!

アトピーの発症リスクを下げる方法

親が何らかのアレルギーを持っているのなら子供も何らかのアレルギーを持って生まれ来るのが普通です。

アレルギー体質を持っている子供はアトピーにもなりやすいです。遺伝子は変えれない。

じゃあアトピーになるのを防ぐことはできないのかと言うと全然そんなことはない。冒頭でいったように環境が大事でアトピーを防ぐ方法はあります。

 

子供を4月に産むと冬に生むのに比べて発症リスクが5分の1になる

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http://www.pharm.or.jp/hotnews/archives/2004/07/post_16.htmlより引用

上のような感じで明確に生まれ月によってアトピーになるリスクが違います。ちなみに僕は12月。周りの成人アトピーの人に生まれ月を聞いたら圧倒的に10月~12月が多い。

アレルギーが遺伝するかどうか?と言うのに悩むよりこっちのほうが100倍重要。

なんでこんなに生まれ月によってこんなにアトピーになる確率が違うのか知りたくないですか?

まず理由の一つとして日本の冬というのは小刻みに湿度や温度が変化する。小刻みに変化するとその分皮膚も小刻みに調整するので負担がでかい。

その為冬になって皮膚から水分が蒸発すると皮膚がカサカサになっちゃうんだけど赤ちゃんは皮膚を調整する機能がすごく弱い。

加えてアトピー素因(家族にアレルギーを持っている人)がある赤ちゃんは特にそういう機能が弱いので冬は皮膚が乾燥しアレルゲンが進入しやすくなる。

皮膚がカサカサになって皮膚バリアが低下した結果そこからハウスダストやダニや花粉が皮膚から進入し続けるとアトピーがとても発症しやすくなる。

最近のニュースでアトピーの発症リスクが高い赤ちゃんに全身に保湿剤を塗ってあげるとアトピーのリスクが3割減ってニュースがありましたよね。

あれも遺伝や季節による皮膚バリア機能低下を外部から補ってあげるとアトピーの発症のリスクが下げれるんじゃないか?との考えで行なわれたものです。

こっちはやり方も簡単ですし効果も実証されています。やりかたは記事内に詳しく書いてあります。

赤ちゃんに保湿剤を塗るとアトピーが予防できるのはなんで?どの保湿剤を使えばいいの?お勧めを教えて!

子供のアトピーを防ぐなら乳酸菌を取ろう

本人または家族にアトピー症状の履歴のある妊婦さんを次の2つのグループに分けました。一つは出産予定日2~4週間前からLGG乳酸菌入りのカプセルを摂取してもらい、さらに出産後も6ヶ月間はLGG乳酸菌を摂取するグループ(LGG乳酸菌投与群)、もう一つは出産前から同期間プラセボ(偽薬)を摂取するグループ(プラセボ投与群)。その2つのグループの新生児が2歳になるまでアトピー発症状況を観察するという臨床試験を実施しました。

その結果、LGG乳酸菌を摂取した妊婦さんから生まれた子どものアトピー発症率が23%(15人/64人)であったのに対し、プラセボを摂取したグループでは46%(31人/68人)という結果が得られました。これは、LGG乳酸菌を摂取することでアトピーの発症率が半分に抑えられたという画期的な報告です。妊娠中の女性が腸内環境を整えることは、自分のためだけでなく、生まれてくる赤ちゃんの健康にもつながることを示すものです。
[Kalliomaki et al. (2001) The Lancet 357, 1076-1079]

 

 周産期と乳児期のプロバイオティクスサプリメント使用は、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎に対する予防目的と治 療目的で臨床試験が続けられてきました。しかしながら、実験デザインの不一致により、結果は賛否が混乱して 解釈を妨げています。そこで、子どものアトピー性皮膚炎に対するプロバイオティクスの効果を定量的臨床試験 の結果の集積から解釈し、優れた方法論で行われた実験を集約して鍵を握る実験の特性を把握するために、 今回のメタ解析を行いました。 PubMed と Cochrane を使用して、1997年2月から2007年5月までの21編の医学実験データ(被験者総数 n=1898,年齢分布0才~13才)が検索されました。この中から2重盲験試験を実施した10編が抽出されて、 RevMan を使用してメタ分析にかけられました。  予防効果に関する6編の実験データ(被験者総数 n=1581) および治療効果に関する4編の実験データ(被験 者総数 n=299) はそれぞれ、相対的な危険率および加重平均差を、固定の影響とランダムな影響のモデルを用 いてデータ集積されました。  アトピーに対するプロバイオティクスの集積的予防効果は、それぞれ 0.69(0.57、0.83)と 0.66(0.49、0.89)で、 結果はほぼ一致しました。この数値は固定危険率95%でプロバイオティクスにアトピー予防効果が有ることを証 明しています。しかも、出産後だけにプロバイオティクスを使用した1編を除くと、この予防効果指標は 0.61 にま で下がります。  一方で、SCORAD(Scoring Atopic Dermatitis) を用いてプロバイオティクスの治療効果を検証した4編の集積 的治療効果判定では、SCORAD にそれぞれ-6.64 の低減(-9.78,-3.49)と -8.56 (-18.39,1.28) の低減が見られま した。また、各グループ内での SCORAD 低減率はそれぞれ -1.06(-3.86,1.73) ポイントおよび、-1.37(-4.81.2.07) ポイントの低減で、いずれもランダム危険率95%ではプロバイオティクスによるアトピー治療効果は疑わしいと判 定されました。 今回のメタ解析の結果から、私たちは、プロバイオティクスにはアトピーの治療効果よりも、予防効果が期待で きると結論づけました。

 

Meta-analysis of clinical trials of probiotics for prevention and treatment of pediatric atopic dermatitis.

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http://astamuse.com/ja/published/JP/No/2014065669より引用

さて皮膚に保湿剤を塗る以外でも更に予防方法が欲しいと言う人には乳酸菌を使ったアトピー予防がお勧めです。

こっちはもうはっきりとエビデンス(科学的根拠)があり家族にアレルギーがなければアトピーの発症をほぼ確実に防げると言う強烈な効果がある。

なぜ腸内環境を整えることでアトピーの予防ができるのか?というのはまずは腸の働きについて説明しなければいけない。

難しく説明しても分かりにくいと思うので大事な部分を出来るだけ簡単に説明するね。

腸は人の体の中では最大の免疫期間の塊で100兆個の腸内細菌が存在している。腸内細菌の主な働きは体の様々な免疫を担っている。

腸内細菌は大きく分けて善玉菌と悪玉菌がある。名前の通り良い働きをする菌と悪い働きをする菌がある。

善玉菌が多ければ免疫のバランスが良くなってアレルギーの予防になる。一方で悪玉菌が多ければ免疫のバランスが崩れてアレルギーがおきやすくなる。

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http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140711_1/より引用

ようするに腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らせば免疫のバランスがよくなるってことなんだよね。

最近の研究でアトピーを発症する乳児は腸内環境が健康な赤ちゃんと比べて非常に悪く悪玉菌が非常に多いという事が分かってきた。

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http://www.atoppos.co.jp/html/15order.htmlより引用

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http://www.nihon-bio.co.jp/images/society/society_doc05.pdfより引用

上の図のような感じで健康な人とは腸内細菌のバランスが違う。これがアレルギー体質といわれる所以だ。

特にビフィズス菌が少なくこれを投与する事でアトピーの予防ができるんじゃね?という仮説の元やったらまじで予防できたと言うのが2001年ごろ。

腸内細菌がアレルギーに及ぼす影響は?

腸内細菌がアレルギーに及ぼす影響はかなり多い。

特に黄色ブドウ球菌や真菌(カンジダ)はアトピーやアレルギーとは密接な関わりがあり腸内だけではなく皮膚にも存在する。

黄色ブドウ球菌や真菌(カンジダ)が皮膚の上に増えすぎると感染症を起こしアトピーが重症化します。

アトピーの原因は黄色ブドウ球菌なの?黄色ブドウ球菌対策について徹底的にまとめてみた

あなたの周りカビだらけかも?アトピーを悪化させるカビの情報と対策方法についてまとめてみた

だからしっかりと皮膚のスキンケアをしなきゃいけません。増やし過ぎないコツは石鹸の使い方です。

石けんの使いすぎはアトピーを悪化させる!石けんの選び方とお勧めの石けんについてまとめてみた

ちょっと話題がそれましたね。これは皮膚の話で腸の話とはまた別ですがこの記事を読み終わった後にでも読んでください。

腸内で関係があるのは真菌(カンジダ)です。抗生物質を投与すると腸内細菌が乱れてカンジダが繁殖し喘息が悪化する事が分かっています。

腸内細菌のバランスの乱れが、喘息を悪化させる

また特定の乳酸菌、つまり善玉菌を投与して腸内環境を改善してあげると花粉症等のアレルギー反応が抑制する事が確認されています。

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http://lgglab.jp/possibility/possibility.htmlより引用

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http://www.calpis.co.jp/hakkounyu/possibility/より引用

上の図はカルピス社のアレルケアですね。ばんばん宣伝しているのでアトピーの人なら知っている人も多いんじゃないでしょうか。

僕は過去記事で花粉症に腸内環境関係ねーわとかいってたけど大有りでした。ごめんなさい。大人の場合はあながち間違いでもないんだけどその理由は後で説明します。

さてアレルギー疾患である喘息にも効く。花粉症にも効く。ならアトピーにも効果があるんじゃないのかと言う流れなんだけど残念。

アトピーへの効果は疑わしいが乳児に乳酸菌を投与する事でアトピーの予防には効果があると言うのが分かっている。

乳児のアトピーは食物アレルギーをきっかけに発症する事が多いといわれている。乳児のアトピーと食物アレルギーの合併率は8割。

つまり食物アレルギーの発症を防ぐことがアトピーの発症を防ぐことにつながるんだけど口から入る食物に対してアレルギーをおこす犯人は腸なんです。

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http://www.nagoya-allergy.com/main/allergy_information/より引用

だから乳児の腸内環境を乳酸菌を投与して整えてあげると免疫のバランスが良くなり食物アレルギーをおこしにくくなる。その結果アトピーも発症しにくくなるよーって事です。

乳児のアトピー予防は腸と皮膚の2段構えで行なうべし!

腸内だけ改善すればアトピーの発症を防げるか?というと答えはNOで食物の抗原と言うのは口の中からだけではなく皮膚からも進入する事が分かっている。

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図で説明するとこんな感じね。食物アレルギーの発症には腸と皮膚この二つが大きな要因になっている

一つは青丸で囲んだ経皮感作皮膚が関与する部分。アレルゲンが皮膚から進入する事で食物アレルギー(アトピー)が発症するって事。

簡単に言うと皮膚に保湿剤塗って皮膚にアレルゲンが進入しなくなればアトピー防げるんじゃね?って事。それの対策は下の記事で全部説明してあります。

赤ちゃんに保湿剤を塗るとアトピーが予防できるのはなんで?どの保湿剤を使えばいいの?お勧めを教えて!

腸内環境が関係するのは赤丸で囲んだ部分。赤ちゃんは腸内の善玉菌が離乳食を始めるとすごく少なくなるので免疫のバランスが崩れ食物アレルギーを起こしてしまう。

そこで乳酸菌を投与する事で腸内バランスを整える事で食物アレルギーが発症しにくくなる。

保湿でのアトピー予防と腸内を改善する事はどう違うの?

まず大きく違うのが保湿は塗るのをやめると皮膚が弱くなる。というか保湿を塗る前の皮膚に戻ります。

もちろん成長する事で皮膚の角質層が厚くなるので皮膚も強くなり保湿による予防は止めれます。

対して生後6ヶ月以内(正確には生後12ヶ月以内)に乳酸菌を投与してあげると7歳までアレルギーの予防効果が続きます。

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http://jptopic.com/%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF/%E8%85%B8%E5%86%85%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9/より引用

上の図のように腸内環境は個人によって違います。腸内の環境は生後6ヶ月までに乳酸菌を投与して善玉菌を増やすと5~6歳時までは善玉菌の多い腸内環境になる。

善玉菌が多いという事は食物アレルギーの発症率も低くなる。食物アレルギーは6歳までに治るかどうかが決まるのでアレルギーの予防効果は7歳まで続くというわけだ。

これがアレルギー体質が治る理由。どの論文も乳児に6ヶ月目まで乳酸菌を投与している。ちなみに腸内環境が決まるのは1歳と言われていてそのときの腸内環境が一生続く。

1歳以降は補充療法になるが食物アレルギーが発症する前なら予防効果はあると思うし不安な人は食物アレルギーの発症が少なくなる3歳まで乳酸菌を投与するといい。

大人になると外部から補充しても腸内環境は大きく変わらない。と言う決まりがある。

その為大人になって乳酸菌を取って腸内環境を整えるというのは補充療法になりやってもやめたらすぐに戻っちゃうんだよね。

だから元々腸内環境が良い人が善玉菌とって花粉症に効くか?というと効かないわけだ(少なくとも体感は出来ない)もちろん腸内環境が悪い人にはそれなりに効果がある。

また善玉菌といっても種類が違うし作用も違うので自分にあった乳酸菌を取らなきゃいけない。

その為Aと言う商品が私は凄い効いたよ!という人がいるのに対してAの商品は私は全然効かなかった!と言う人が出てきます。

さてもう一つ違いがあって保湿剤は保険適用でもらえる物があるのでそれが皮膚に合えば非常に安く対策が出来ます。しかも2歳まで毎日全身に塗るだけというわかりやすさがある。

一方で乳酸菌は保険適用されないので高い。月に1万円ぐらいは見ておいたほうがよくて半年はする事になるのでお金は結構かかる。

5万円以上10万以下といったところ。またやみくもに乳児に乳酸菌を投与すればいいわけではないのもちょっと敷居が高い。

乳児の便の形を見て下痢気味なら量を調整したり効果がなければ別の乳酸菌を取ったりすることが求められる。

でも僕としてはやはり両方試すというのが一番いいと思う。エビデンスがあるのは乳酸菌と保湿だけだからね。

乳酸菌は大人のアトピーには効かないがアトピーの予防には効果がある

さてさて乳酸菌を取るとアトピーが予防できると言うのはすごいインパクトで乳酸菌を開発しているメーカーはこぞって乳酸菌を宣伝し始めました。

乳酸菌はアレルギーやアトピーに効くというイメージが作られたのはこのニュースがきっかけです。

じゃあなぜ日本では乳酸菌はアトピーの予防に効果があるではなくアトピーに効果があると歪められてしまったかというとメーカーの戦略です。

簡単に言うと人は悩みを解決できる商品にお金を出します。アトピーじゃない人でアトピーを予防したいという悩みを持っている人は多いだろうか?

あまり多くないよね。例えば健康な大人にアトピー予防の為に乳酸菌取りませんかー?っていっても間違いなく売れない。

しかし今現在アトピーで悩んでいてアトピーを少しでも軽くしたい。治したいと言う人はごろごろいる。

そこでメーカーはこぞってアトピーの人にこの乳酸菌効果あるよー。乳酸菌取るとアトピー改善しますよーといって売ったわけ。

アトピーで悩んでる人の数>>>アトピーの予防に悩んでる人の数なんだからそりゃそっちのほうが売れるわなー。

乳酸菌が大人のアトピーに効きにくいのは乳児のアトピーとは悪化因子が大きく違うと言うのもある。

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乳児は食物抗原が悪化因子になるケースが非常に多い。アトピーと食物アレルギーの併発率が8割を超えるのがその証拠だ。

その為腸内環境を改善してあげれば腸が食物アレルギーを起こしにくくなるので食物アレルギーもアトピーも治りやすくなると考えられる。

一方で大人になると食物アレルギーがアトピーの悪化因子であることは少なくなる。食べ物で痒くなったりするのは頻繁にあるがあれは食物アレルギーとはまた別なのだ。

どちらかというとダニやカビや花粉や季節の変動といった皮膚バリアが関与する事が多い。なので乳酸菌を取って腸内環境を整えてあげても皮膚がぼろぼろだと意味がなかったりする。

乳児は食物と皮膚バリアが悪化因子となるので腸内を良くするというのは非常に有効。

しかし大人の場合はアトピーの悪化は皮膚バリアが大きな割合を占め食物の割合は少なくなるので腸内環境の改善は効かない事も多い。

まぁぶっちゃけて結論を言うと大人のアトピーに対しての効果は数売っても当たらない。ただし菌を上手に選べば効果はある。

乳児の食物アレルギー(アトピー)に関しては3歳までは食物が原因によるモノが非常に多いので乳酸菌を積極的に取るとアトピーの改善も期待できる。

アトピーの予防に関しては間違いなく効果があるし家族にアレルギーがいるなら積極的にやるべき。

アトピーの予防に乳酸菌が効かないというデータももちろんある

一方、Taylorらはアレルギー疾患を有する母親から出生した児231名にLactobacillus acidophilus (LAVRI-A1)とマルトデキストリン、もしくはプラセボとしてマルトデキストリン単独を生後6ヶ月まで二重盲験法で投与した14)。その結果、生後1才までの時点で、アトピー性皮膚炎の発症は乳酸菌群とプラセボ群の間に有意差は認められなかったが、IgE抗体が陽性のアトピー性皮膚炎の発症やIgE抗体の陽性頻度(アレルギー感作)は乳酸菌群の方が有意に多いことが明らかとなった(図2)。

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http://www.nyusankin.or.jp/scientific/matsumoto.htmlより引用

さて2001年に乳酸菌がアトピーの予防効果があるとわかってから様々な研究が行なわれました。

アトピーの発症を防ぐということはアレルギーが関与するわけだからそれを薬にしたり健康食品として売ったり・・・わかりやすくいえばカネになるって事ですね。

一食品メーカーがこの乳酸菌はアトピーに予防効果があります!といって胡散臭いですが国がこの薬(乳酸菌)は予防効果がありますよとなれば皆がこぞって服用するでしょう。

そうすれば莫大なカネを生み出します。今現在副作用のないアトピーに効く飲み薬が20年ぐらいかけて開発されていますがもし開発に成功すれば開発費が1年でペイできるとかなんとか。

アレルギーって西洋医学では治らないって考えられてるのでカネになるんでしょうね。

それはさておき研究されていく中で予防効果があると証明されていく中で乳酸菌にはアトピーの予防効果がない。

むしろアトピーの発症リスクを悪化させると言う論文もありました。上の論文がそれですね。

なぜ信頼できる方法で検証されているのに良くなるどころか悪化すると言う相反する結果が出るのか?それはシンプルにアトピーが腸内環境だけの問題ではないという事です。

乳酸菌なら菌の種類や摂取した回数や方法や量なんかも関係ありますし乳酸菌を投与する側の食事内容も影響があります。

また乳酸菌と言っても色々種類があってどの種類の物が効くか?というのはこの時期は大雑把な種類も分かっていなかった。

こういう情報があると結局どっちやねんって!突込みがきそうなんだけど極めて正確な実験で得られた10の論文をメタ解析して乳酸菌に効果があるのか?

というのを評価した論文があります。動画にして簡潔にした物がこれ。

乳酸菌はアトピー性皮膚炎の予防効果がありますか?

乳酸菌を投与する事でアトピーの発症リスクを34%下げる事ができます。

勘違いしないで欲しいんだけど34%そのまま下がるってわけじゃないですよ?10の論文の中での評価だから変わる可能性もある。

乳酸菌が利くメカニズムは衛生仮説が関係している

環境が清潔すぎると、アレルギー疾患が増えるというのを衛生仮説といいます。乳酸菌が効く理由というのは衛生仮説に基づいたものです。

環境が清潔すぎると、アレルギー疾患が増えるという衛生仮説は非常に話題となっていた[3]が、それを裏付けるように2004年ドイツを中心とする医科学チームの研究により乳幼児期におけるエンドトキシンの曝露量が、以後の花粉症ぜんそくの発症に密接に関係していることが明らかにされた。これは、乳幼児期の環境が清潔すぎると、アレルギー疾患の罹患率が高くなるという衛生仮説を裏付ける重要な報告である[4]

また、これらの研究を取り上げたドキュメンタリー番組「病の起源 (NHKスペシャル) 第6集 アレルギー 〜2億年目の免疫異変〜」が2008年11月23日(日) 午後9時 – 9時49分にNHK総合テレビで放送された。

ペットと一緒に育った子供のほうがアレルギーを発症しにくいとか聞いたことあるでしょ?

乳酸菌は体にいいもの。というイメージをあなたは持っていると思うんだけど乳酸菌は漢字の通り菌なわけで。

それを意図的に食べることによって腸内に菌を感染させて免疫のバランスを整えるという意図がある。

腸に行なう無害な予防接種というイメージが一番分かりやすいと思う。ただし普通の予防接種と違って乳酸菌はいい働きをするので大量に摂取しても害はないけどね。

じゃあ腸の予防接種をしないとどうなるのか?というと・・・

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http://blog.goo.ne.jp/119c/e/540a539c6f6cc20067e761e96913bf8bより引用し改変

図にしてわかりやすくするとこんなかんじになります。NHKでTレグの特集がやってたからTレグの名前は聞いたことがあると思います。

乳酸菌を投与するとTh1/Th2のバランスが改善されTレグが活性化されるという事です。いきなりいってもわけがわからんよね。

画像見ると難しい言葉が並んでいると思うんだけどTh2優位のまま成長するとアレルギー体質になりアトピーが発症しやすいって事だけ覚えておけばいいです。

Th2というのは人の体の免疫をつかさどる細胞で仲間にTh1がいます。名前にTh2がついてるから1もいるってことです。これについて少し触れたいと思います。

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http://fptsukioka555.blog86.fc2.com/blog-entry-96.htmlより引用

TH1とTH2はバランスが大事でどちらが偏っても病気になります。このTh1とTh2のバランスを決めるのが腸内細菌です。

元々赤ちゃんはTh2優位で成長する事でThのバランスが取れるようになっていきます。

ところがアトピーになりやすい赤ちゃんつまりアレルギー体質の赤ちゃんはTh2に傾いたままThのバランスがずっと悪いままになりやすいです。

理由としてアレルギーのある親からの遺伝でTh2優位の腸内環境を引き継ぐ事。元々赤ちゃんはTh2優位である事。これは疫学調査で明らかになっています。

そしてもう一つが遺伝による皮膚のバリア機能低下で皮膚から抗原が進入し触れすぎる事。皮膚からのアレルゲンの進入はth2を優位にします。

最後に皮膚科医が赤ちゃんに対してステロイドを気軽にバンバン使うのも要因のひとつ。ステロイドはTh2を活性化させます。

健康な赤ちゃんはビフィズス菌とアシドフィルス菌が多い。どちらも有名な善玉菌です。

アトピーになりやすいもしくはなった赤ちゃんはビフィズス菌が少なくクロストリジウムという悪玉菌が多いことがわかってます。

クロストリジウムは悪玉菌で有名なウェルシュ菌の仲間で抗生物質を投与して善玉菌が死んだときににうじゃうじゃ増えます。

C. difficile (クロストリジウム・ディフィシレ)ヒトや動物の腸内に生息。抗生物質に比較的抵抗性で、抗生物質大量投与時に、他の腸内細菌が死滅したときに過剰に増殖して(菌交代症)、偽膜性大腸炎[ : pseudomembranous colitis ]の原因になる[11][12]

こいつは悪玉菌の代表ですが別に悪者ってわけじゃないです。Th1優位の人に悪玉菌を投与すればアレルギーが改善するという報告もあります。

赤ちゃんは元々th2優位で生まれてきて成長の過程でth1とth2のバランスが取れていきます。

ようするに赤ちゃんがth2優位でアレルギーを起こしているのなら乳酸菌を投与してあげてth1を優位にすればアレルギーを抑制できるんじゃね?って事。

これが衛生仮説であり衛生仮説に基づいて最近を感染させてth1を優位にするには乳酸菌が一番効果があるって事です。

帝王切開で生むとアレルギー発症が増えるのは腸内細菌のバランスが崩れるため

Kaiserschnitt: Mehr Allergien durch ungünstige Darmflora

有名な記事なので知っている人も多いかと思います。帝王切開で生むと2歳時にアレルギーの発症リスクが5倍になるって奴です。

赤ちゃんは母親の産道から腸内の細菌を受け取るそうです。帝王切開だとそれがないから腸内環境が乱れるという事らしい。英語読めないからあくまで推測。

記事を読むと腸内環境が乱れアレルゲンに触れ続ける事でアレルギーの発症リスクが5倍になるとの事なので予防する事でそれらを防げるって事です。

乳酸菌あげたり家を綺麗にしたりとかそういう事ですね。

僕は妊娠の事はさっぱりわからんので帝王切開がいいか自然分娩がいいかは知りませんがこういう論文はあったよということを書いておきます。

僕はアトピーの相談には乗りますがこういうのはノータッチ。責任取れないからね。

アレルギーの母親が母乳を与えた場合は食物アレルギーの発症率を高める

Impact of maternal atopy and probiotic supplementation during pregnancy on infant sensitization: a doubleblind placebocontrolled study

母親のアレルギー(鼻炎、アトピー、喘息持ちの人)の状況がどのように赤ちゃんのアトピーに影響を与えるかについて検証した論文です。

母乳は善玉菌を大量に含み赤ちゃんの腸内環境にいい。その為離乳食を始めると赤ちゃんの腸内環境が悪くなりうんちの色や匂いが大人に近くなります。

一方で市販のミルクは腸内環境にいい影響を与えないというのはアレルギーに詳しいお母さんにはよく知られています。

市販のミルクだと母乳から善玉菌を与える事ができないからね。海外では乳首に善玉菌を塗って赤ちゃんに母乳を与えるという道具も売られている。

しかし母親がアレルギーの場合は母乳を与える事でむしろ乳児の食物アレルギー発症(アトピー)のリスクの発症率を高める事は知られていません。

論文のポイントを要約すると母親にアレルギーがあっても2.5ヶ月までは健康な人との優位差なし。

6ヶ月、12ヶ月まで続けると健康な母親に比べてアレルギーの母親が母乳を与えた場合食物アレルギー発症のリスク増。

プロバイオティクス(乳酸菌)を与えるとTGF-β2(Th2を抑制、Tレグ細胞の活性化)が増え食物アレルギー発症のリスク低下。

この論文を見るとアレルギーを持っている母親の場合は乳酸菌を摂取しつつ母乳を2.5ヶ月与えると言うのが一番いいかもしれないね。

母親がアレルギーを持っていない場合は母親が乳酸菌を摂取する必要はないです。

乳酸菌は安全か?

Dietary supplementation with lactobacilli and bifidobacteria is well tolerated and not associated with adverse events during late pregnancy and early infancy.

乳酸菌が乳児にとって安全か?を調べた論文です。乳酸菌って菌なわけだから乳児に意図的に感染させるってことは負担があってもおかしくないわけですからね。

ざっと論文をまとめると乳酸菌を使用したグループでは15人の母親(6.8%)と73人の乳児 (33.2%)に何らかの副作用が出現しました。

プラセボを投与したグループではでは21人の母親(9.0%)と75人の乳児(32.1%)で何らかの副作用が出現しました。

重度の副作用は全体中で18人の母親と63人の乳児に出現しその頻度は乳酸菌を与えたグループとプラセボで変わりありませんでした。

これだけ副作用が出ているのは治験と言う環境だからかな?赤ちゃんに乳酸菌を与えると言うのはまだ一般的ではないですし不安も分かります。

結論から言えば乳酸菌を投与した場合でもそうでない場合もリスクは変わらないという事です。つまり乳酸菌は極めて安全です。

アトピーの予防にはどの乳酸菌を使えばいいの?

薬事法の食品表示・食品広告に対する規制の概要[編集]

ヒトが口から摂取するものは、食品衛生法と薬事法により、すべて食品医薬品に分類されるが、食品は、たとえ事実であっても、医薬品的な効能効果を、標ぼうすることはできない。食品が医薬品的な効能効果を標ぼうすると、その食品は医薬品と見なされ、無承認の医薬品として、薬事法違反に問われる。

ここで言う「食品」とは、錠剤、カプセル状のいわゆる健康食品だけではなく、ジュース缶詰などの一般的な加工食品はすべて含まれる。

ある特定の乳酸菌にアトピーの予防効果があるのは事実なんだけど乳酸菌って健康食品であって医薬品じゃない。

だからこの乳酸菌が入ったアトピー予防できるぜーって商品のっけたら薬事法に違反しちゃうので商品名は載せれない。

事実であっても効果効能を謡えないってまじで糞みたいな法律だと思うので是非改正して欲しいところ。

この法律のせいでサプリメントやら乳酸菌の効果が非常に分かりづらくなっていて消費者にもメーカーにも優しくない。両方損してる。

あくまで予防なのでそれでアトピーが発症する事ももちろんあります。

論文中ではビフィズス菌単独で効果あり+ラクトバチルス菌を混合させると効果が上がる。もしくはLGG乳酸菌がアトピーの予防には有効なようです。

かかる費用は10万円もかかりません。5万円ぐらいかな?将来アトピーになるとこれ以上の医療費がかかるのでどう考えても得です。僕は月5000円かかってます。

今わかっているのはそれぐらいでもっと最適な菌の組み合わせが見つかれば医薬品として使われるようになるんじゃないかなぁと予想はしてたりしてます。

でも日本は良くも悪くも保守的だから保険適用はなさそう。日本はアトピー治療に関しては海外の先進国に対してくっそ遅れてます。

さて乳酸菌でアトピーを予防するにに当たっては何か異変が合ったときは病院で必ず見てもらう事。

赤ちゃんの調子が悪くなった際は乳酸菌の投与を中止する事。

未熟児は危険性が伴うので乳酸菌を投与する場合は特に注意する事(乳酸菌は極めて安全だが未熟児は副作用を起こしやすい)

この3つを守れると言う人だけ次の記事を呼んでください。僕は知識を与える事はできますが責任は取れません。赤ちゃんを守ることができるのは両親だけですから。

健康な赤ちゃんを産むために乳酸菌を与えよう

 - 乳児のアトピーの予防

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Comment

  1. 匿名 より:

    ブログいつも見て参考にさせてもらってます。私がアトピーなんですが、今2歳半の子どもがいます。出産に関しては不安でしたので、当時この知識があれば少し気が楽になっていたかもしれません。子どもはまさに11月生まれ…乳酸菌飲んでない…でも唯一保湿はしっかりしてきました。
    子どもはというと、アトピーにはまだなってないものの、肌は弱いです。この春アレルギー性鼻炎になりました(泣)ショックですが、なってしまったものは仕方ないので、薬(アレグラドライシロップ) でコントロールしています。何に反応するのか知りたいですが血液検査は3才以降がいいようです。あとはアトピーにならないかと常に不安ではいますが、今できること=正しい知識を身に付ける毎日の保湿ケアをしっかりやる、をやっていこうと思っています。

    子どもは体が痒くて掻いてしまう時がありますが早い段階でステロイド塗って痒みをとってあげています。子どもは容赦なく掻くので 。
    また二人目の子どもを旦那や義両親が望んでるんですが、自分は踏み出せずにいます。二人目はアレルギーが出やすいと聞いたことがあります。自分も二人目の子どもです。関係あるんでしょうか?

    そぼさんがブログやってくれていることに感謝いたします。わかりやすく勉強になります。余計な情報に惑わされないでいることは、精神的にもとても楽です。ありがとうございます。ブログ大変かと思いますが無理をなさらず、これからもいろいろ教えて下さいね。

    • sobo より:

      こんにちは~。肌が弱いなら保湿でOKです。二人目にアレルギーが出やすいってのは初耳です。

      普通に考えて1人目がアレルギー持ちならアレルギーに関する様々な知識が身につくので2人目以降は発症率は下がりアレルギーの対策もしやすいかと思います。

      もし子供が何に反応するかと言うのを知りたいのなら自分の血液検査をすればよろしいかと。アレルギーというのは環境も遺伝も関係あるので母親、父親のアレルゲン=子供のアレルゲンになりやすいです。

      例えば母親がダニに反応しているようならその家はダニが多いので子供もダニに多く晒されてダニアレルギーを発症しやすくなると推測できます。

      記事は乳酸菌の勉強が終わっていないのでまだ途中です。ぼちぼち勉強しつつ更新頑張っていきます。

      • 匿名 より:

        二人目のことは私も随分前に人からさらっと言われたのですが、何分ずっと気になっていました。こればかりは産んでみないとわからないことかもしれませんが今は知識もありますし、後は気持ちの問題かもですね。
        若干話しそれますが、私年明けに顔と首が痒くなり薬がなかったのでネットで探した医者にいき(転居したので)、ついでに血液検査をしてもらおうと申し込んだら、やるの?高いですけど?と私が悪いこと言ったような空気間。薬も私がプロトピックは?と聞いたら必要ないと一蹴されステロイドだけ出されました。何より嫌だったのは患部をろくにみず患者に対して背中向けて話すので、すごく不愉快でした。こんな医者にかかりたくなかったので検査も辞めて診察代だけ払い帰りました。薬も院外処方だったので貰わずです。ホームページのイメージに騙されました。愚痴になってしまいすみません…
        今通っている皮膚科で血液検査申し込んでみようと思います。ありがとうございました。

        • sobo より:

          触診しない。患者の訴えを鼻で笑う僕の嫌いな医者そのものですね。本を出している医者やHPがこっている医者というのは当たりハズレが大きいイメージです。

          血液検査を受けても分からなきゃ意味がないので先生に必ず説明を求めてくださいね。検査は5000円前後するので確かに高いです。

  2. きくりん より:

    初めまして、私もここ2〜3年 手首と 首筋に発疹がでます。痒くて皮膚科に行きました。
    お薬をいただきおさまりますがまた時期的にでます。今も手首にかゆみがありかきすぎてカサカサになります。保湿をよくしたらいいと聞いたので実践してみます。アレルギーは子供の頃に薬ピリン剤や卵や鯖などでありましたがそれからなかったので42歳の今 アトピーというアレルギーを持ったことがびっくりしています。

    • sobo より:

      小さなころアレルギーがあっていつのまにか治ってしまったと言う人でも元はアレルギー体質なので急にアトピーを発症することはあります。

      カサカサなら保湿を塗るのもいいですが保湿を塗っても皮膚がガサガサしている場合は炎症なのでその場合は炎症を抑える薬を使ってくださいね。

  3. ゆう より:

    こんにちは。現在5か月の女の子がいるのですが、保湿のためにアクアラビューという保湿剤を使っていました。妊娠前私が使っていて、乳児にも安心ということで乳児湿疹がでたときに保湿として使っていたらよくなったので現在も使っていますが、ふと成分をみたら褐藻エキスというのが入っていました。これを肌に塗り続けると後々海藻アレルギーとかになってしまうのでしょうか?低刺激ですごく気に入っていたのですが赤ちゃんには使用しないほうがいいのでしょうか?ちなみに全成分(水、グリセリン、ペンチレングリコール、ヒトオリゴペプチド-1、ヒアルロン酸Na、アテロコラーゲン、褐藻エキス、アルギン酸Na、カルボマー、ポリアクリル酸Na、マンニトール、フェノキシエタノール、水酸化Na)です。

    • sobo より:

      中々鋭い指摘ですね。あるかないかでいったら当然可能性はあります。ただそれを言い始めると全ての成分にアレルギーを起こす可能性があるので保湿剤ぬれなくなっちゃいますね。

      気をつけるのは毎日食べる食物抗原が入っている場合です。小麦とか米とかですね。例えば毎日小麦を食べてて保湿剤に小麦の抗原を含む成分が入っている保湿剤があれば小麦アレルギーを起こす可能性はあります。

      ようするに保湿剤を使っているだけじゃ中々アレルギーは起こさないって事です。心配なら今使っている保湿剤を使いつつ他の保湿剤をゆっくり捜せばいいでしょう。

      海藻はそんなに頻繁に食べる事は普通の家庭では無いと思うのでそんなに心配する事は無いのではないかなぁと思いますね。

      • ゆう より:

        返信ありがとうございます。昆布やワカメは毎日食べませんが粉末の昆布だしとかはだいたい毎日使ったりしているのでどうなんでしょう?いりこだしとかカツオだしにすればいいかもですね(^_^;)とりあえず今の保湿剤を使いながらもっと良さそうなのが見つかったら試してみたいと思います。ありがとうございました。

  4. ぼぼ より:

    妊婦2ヶ月の妊婦です。
    私の父、私ともにアトピーです。
    少しでも生まれてくる子どものためにアトピー予防ができないか、とおもいこのサイトにたどり着きました。
    ネットを、見ていると、オリゴ糖をとったらアトピー予防に繋がったという情報がありました。
    アトピーの親はもともと腸内環境が悪いので乳酸菌サプリで乳酸菌そのものを増やした方がいいのでしょうか?
    また、妊娠初期から乳酸菌サプリを飲むと効果はあがりますか?

    よろしくお願いします。

    • sobo より:

      僕が調べた限りオリゴ糖で予防できるというエビデンスはなかったと思います。

      なぜ妊娠前に乳酸菌のサプリを飲むのかと言うと赤ちゃんがお母さんの腸内環境を引き継いで生まれてくるからです。

      その腸内環境を受け継ぐ時期がちょうど生まれてくる1ヶ月前ぐらいという事です。ですので初期からしても意味はありません。本人の健康のためにはいいですが。

      アトピーの予防には特定の乳酸菌でないと効果がないというのが論文でわかっています。

  5. とん より:

    生後5カ月の赤ちゃんの母です。主人はアトピーで卵アレルギー、私はアトピーでは無いですがアレルギー体質です。2人目なので、少し早めで帝王切開で出産しました。 顔と頭ののカサカサがずっと続いていたので、最近小児科で検査したところ、アトピーとわかり、卵アレルギー3、犬アレルギー2(うちには室内犬が3匹いるので)がわかりました。塗り薬でロコイドクリームとヒルドロイド軟膏をもらって1日2回たっぷりと塗って、カサカサのトコだけロコイドを塗ってます。
    犬と離すことが難しいのでベビーベットを又出してきて、掃除もこまめにしています。抱っこの時も服の毛があってはと、コロコロしてから抱っこしたりかなり気をつけています。色々ネットで調べてお風呂も39度に15分、鼻の頭に汗が出てくるまではいってます。塩素除去もして、シャワーも塩素を取るものにかえました。1歳半にもう一度検査する迄卵も禁止と、病院で言われました。ネットの、情報で、離乳食も1歳になるまではしないてこうかとおもってます。それまでに他に何か出来ることはないのでしょうか?? ココナツオイルが良いとかで、お風呂上がりに1番にココナツオイルぬってます。女の子なので余計に心配で…

    • sobo より:

      こんにちは~。他にできる事。ずばり何もしない事ですかね!それが無理なら少しリフレッシュしてください。

      アトピーは90%ぐらいが自然治癒するのでまだ1歳にもなっていない不完全な赤ちゃんに「アトピーでない健康な赤ちゃん」を求めるのは無理がありすぎます。赤ちゃんなんですから。

      それとネットの情報を参考にするのはいいですがそれはあくまで一般論であってあなたの赤ちゃんに最適化されたものではありません。しかも素人が書いている物なので余り信用しないほうがいいです。

      じゃあどうすればいいのよ!って言われそうですがもっと赤ちゃんを見てその反応でスキンケアを変えてみてくださいな。

      以下文章を見て少し気になったのが・・・。

      最近小児科で検査したところ、アトピーとわかり、卵アレルギー3、犬アレルギー2(うちには室内犬が3匹いるので)がわかりました。

      1歳半にもう一度検査する迄卵も禁止・・・。

      僕は乳児のアトピーには余り詳しくないんですが血液検査で数値が出る=悪化因子の可能性があるというだけです。

      だから犬に触れても特に何もなければ普通に接してもいいですし卵も数値は出ているけど普通に食べれると言うケースはあります(もちろん数値が出ている以上慎重になるべきですが)

      卵はきちんと負荷試験はされてから禁止と言われたんでしょうか?これが小児科では一般的なのかもしれませんがここが少し引っかかりました。

  6. とん より:

    追伸ですが、完全ミルクで育ててます。

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