アトピーの人は常に劣等感を探す癖が付いていないだろうか？

今日のテーマは劣等感について書いていこうかなーと思います。

アトピーの人と話していると感じるのが常に劣等感を探す癖が付いてるんじゃないかと思った。

というのも僕も昔酷かった頃欠点を探しては自分をけなし他人を見下しとやっていた記憶があるのでやっぱりそういう傾向があるのかなぁ。

今回はその劣等感との付き合い方や解消方法についてちょっと書いてみようかなと思います。

劣等感を克服したいならまずは現状を把握する

最初に言っちゃうと劣等感を克服なんて全然しなくてもいいんだけどね。それでも読みたいって人はどうぞ読んでいってください。かなり厳しい内容をズバズバ書いていきます。

劣等感を感じていれば感じているほど劣等感を持つこと自分をそんなに悪いことだと思っていないという節があります。

劣等感を克服したいのに劣等感をそんなに悪い物だと思っていないみたいな感じです。矛盾している？そうかもしれません。

具体例を出すとアトピーだから○○できない。って奴。○○は好きなものを入れてもらえればいいです。○○はアトピーの人ならいっぱい埋まるんじゃないかな？

次に○が当てはまった人にこの質問。貴方は他人に堂々と自分はアトピーですといえるだろうか？ちなみに僕は言えます。公言してます。

恐らく大多数の人がアトピーという文字をみるだけでもやもやっとしたり他人にアトピーだと言えないでしょう。コンプレックスですもん。

自分がアトピーの文字を見るだけで意識するほどの劣等感を強烈に感じている一方でそのアトピーを言い訳に使う。という矛盾に気づいたでしょうか？

アトピーの人は特にこういうのが多いかな。世間から見るとこれが「甘え」だと見られるんでしょう。

現状を変えなきゃいけないのは頭では分かっていてそれでもなお動けない。「変化」を恐れるという傾向があります。ライフスタイルを変える「勇気」でもいいかも。

0から1にするというのはすごく気力と体力がいるし動きたいのに動けないという人もいるので僕は「甘え」とは思わないんですけどねー。

それはさておき僕は別にアトピーを言い訳に使うなだとか他人にアトピーと言えなきゃ駄目といいたいわけじゃないんでそこのところは勘違いしないで欲しい。

もう存分に言い訳に使ってもいいし他人にアトピーと言えなくてもいい。ただしそれで自分を責めるのは駄目。

ただ劣等感を知るというのならやっぱり自分が劣等感をどういう風に捕らえているのかをしる必要がある。

ありのままの自分を受け入れる

劣等感を無くすというのは人によっては簡単だしある人にとっては凄い難しい。どんな人でもコンプレックスの一つや二つ持ってるけど視点を変えるだけで消える。

劣等感を無くすというのは理想の自分になることではない。アトピーを治すと劣等感が消えると思っている人いるけど全然そんなこと無いから。必ず他の何にかが劣等感にすり変わります。

例えばその一つにアトピーが治った後自分が治った治療法を絶対だと信じて他人に押し付ける。そういう人多くないですか？これも一つの劣等感です。

劣等感と優越感は常に裏返しです。これの根底にあるのは自信のなさから来る物。自分の自信はどこから来るのかというと自分は○○で治ったという自信。

だから○○以外で治られると自分の自信が揺らぐ。だから○○以外で治療中の人を見下す。こんな感じね。僕も多少この点があるので注意したいところです。昔よりだいぶましにはなりましたけどね。

結局劣等感なんて物は捉え方です。その劣等感も見方を変えれば長所になる。案外そんなモンです。劣等感を無くすというのは「今の自分を受け入れること」です。

過去の綺麗だった頃の自分と比べるものでもないし他人と比べてぶちぶち文句を言うことでもない。

「自分は自分」「他人は他人」と割り切るのが大事。平等じゃない？そりゃそうだ。人生不平等に出来ている。これはもうしゃーない。大事なのはその不平等な中でどうやっていくかって事。

他人と比べるのは別にいい。けれどもそこにこだわるのはよろしくない。

結局劣等感なんてものは他人と比べるから出てくるのよ。私はアトピーでこんなに苦労しているのにあいつは楽しんでるみたいなさ。

アトピー治った跡は劣等感が消えるどころかむしろ増えます。アトピーが治っても劣等感を探す癖は消えません。

僕の場合は結局他人と比較して落ち込んだりあるいは完璧な自分というラスボスによって更なる劣等感と戦うことになった。

劣等感を無くすとやっぱ色々と楽

僕はアトピー＝劣等感みたいに感じてたんだけどそういう考えを捨ててからやっぱ生きやすくなったなぁと感じます。

他人にアトピーと聞かれたら僕アトピーなんで辛いっすわーと堂々といえるようになってからは仕事量が減ったりとか散髪するときに他の人より丁寧切ってもらえるとかちょっと人に気にかけてもらえるとか。

こういうのに嫌悪感をかんじる人もいると思うんだけど僕は開き直って全力でアトピーに甘えてる。元々ズボラな人間なんで。でも最近ちょっと甘えすぎでもないかなという気がしないでもない。

劣等感を無くすというのはすんなりにいくものではないけど捨てる努力はしましょう。前向きに生きよう。

アトピーを劣等感と思わないなんて無理！という人もかなり多いかと思います。そういう人はそれでいい。それが今の自分だから。今はそういう時期じゃないって事です。