アトピー治療で大事なのはやるき？それとも努力？いいえ環境です

アトピー治療で大事な物ってなんだと思いますか？って聞かれてぱっとでてきたのが環境でした。

いや他にも色々あったと思うんだよね。例えば薬の使い方だったり皮膚科医の見抜き方とか他にもいっぱいあるよね。でも出てきた言葉は環境。

一番大事なものは環境。これがアトピー治療の土台だと思ってます。やるきや努力なんてものは環境があってこそ発揮できる。次点で習慣かな？

やる気は減る

アトピーあるあるだけど私今まで甘えてた・・・。絶対本気でアトピー治してやる！みたいにぐわーっとやるきがMAXのときありますよね？

で１週間後にはその決意も薄れすっかり元の日常生活に戻って頑張れない自分はなんて駄目なんだ。と自己嫌悪＆自己否定のループはけっこーやっちゃう人多いんじゃないかと思います。

この短期間で治すっていうのは向き不向きがあってアトピーの人はあんま向いていないと思う。

自分を追い込んで力が発揮できるタイプはこういうの向いてるけど相当ぶっ飛んでないと駄目。

夏休みの宿題は一回も手をつけずに3１日で全部終わらずとかそれぐらいONOFFがはっきり出来る人向け。やるきを自分で意図的にコントロールできる人向けかな。

普通の人間って言うのはやるきのONOFFを意図的に切り替えることが出来ないので上のようなタイプはかなり特殊な例かと思います。

やるきっていうのはやるぞー！って思ったときはMAXだけど常に減り続けます。寝ると昨日はあんなにやるきあったのに・・・とかあるでしょ？

一旦減ったやるきを回復するには飴が必要。その飴っていうのはここでいうとアトピーが治るってことなんだけど全然治らなかったり変化が遅かったりしたらやるきがどんどん減っていくの。

このやるきが減ったときに環境次第で頑張れるかどうか決まります。環境が悪いと治療を継続できない。

例えばえ～まだ治って治ってなかったの～？と友達に言われたり親にそれどんどん悪化してない？といわれるともう頑張れない。

それに加えて本来味方である医者から見放されるともうゲームオーバーだよね。

反対に主治医から絶対に治ると励まされたり親や友達から励ましの言葉をもらうと頑張れます。これはガチ。僕は６年間重症でも同じ病院に通い続けた理由がこれ。

まぁヤブだったんだけどこれがもし普通の医者だったら僕はみるみるうちに治っていったでしょう。

ようするにやるきなんてものは一部の特殊な人間でしか自分でコントロールできない。

けなされればやるきはガタ落ちするし褒められれば頑張ってみようかなとなる。人間って単純なんです。僕も褒められればブログ更新頑張れます！（重要）

だからこそ環境が大事。特に人間関係ね。治るまではそういう人間に近づかないのが大事。家族の場合もアトピー治療については相談しないとかね。

努力なんて要らない

アトピー治療に努力なんて要らない。何もするなって事じゃないのでそこは勘違いしちゃ駄目よ。アトピー治療の努力＝辛いことを我慢して頑張るみたいな風潮あるよね？

修行僧か何かかよ？とそういうのを強要しているページ見るたびに思う。この前そういう修行僧からメール貰ったんだけどこんなことが書いてあった。

アトピーは治りますよ。夜10時に寝て朝６時におきてヨガと運動をして自律神経を整えて野菜を中心にして自炊で三食足りない栄養はサプリメントで補いうんたらかんたら。とかいうの。

10000文字ぐらいのメールだったんだけど要約するとアトピー治らないのは甘え。みたいな感じ。はぁ・・・そうですか（笑）って返しておいた。

こいつは何も分かっていない。アトピーで夜10時に寝て朝6時に寝るのがどれだけ難しいか。痒みで眠れない人もいる。できないのは甘えらしい。

ヨガと運動か。なるほど。アトピーが酷い人は運動が痛すぎて出来ないのを知らないのだろうか？動かすと汁があふれ出て歩くのすら手一杯の人がいる。それも甘えなのか？

無農薬野菜＆サプリで三食。社会人の人はどうすればいいのだろうか？またお金がない人はできない。それすらも甘えなのだろうか？

僕は努力すればアトピー治るって言うのは糞だと思ってます。努力や根性で直るならアトピー患者いないと思うし病院もない。努力や根性でどうしようもないから病院があり医療がある。

上のようなことが出来る人にはそれができる環境があったし向いていたんだと思う。

わかってても出来ないことって人間あると思う。。でもできない人は甘えで切り捨てられるというのは納得いかないんだよね。

人間向き不向きがある

人間には向き不向きがある。仕事で言えば接客業があってるという人もいれば人とかかわらず黙々と作業に没頭したいというよな職人みたいなタイプとかね。

アトピー治療も同様。例えば僕はすげーズボラなので上みたいに制限！制限！みたいな超ハードな治療は出来ないというより向いていない。

3日でギブアップする。じゃあどういう治療をするかという普通に薬塗るだけ。薬って言うのはやっぱ楽なんだ。毎日薬を塗って後は普通に生活するだけだから。

昔はサプリメントをやったりした。こちらも僕にあっていた。効かなかったのですぐやめたけど効果があれば続けていた。飲むだけでお手軽。

ズボラな僕には「お手軽」というのがあっているみたいだ。

でもズボラじゃ嫌で僕とは正反対のアトピーの為に常に何かしたいという頑張りの性格みたいな子もいる。

そういう子は運動だったり料理を自炊してあれこれしてみたりというのが向いているんじゃないかな。

僕が言いたいのはアトピーにはそれぞれ人によって最適な治療法が違うって事。苦痛な努力は続かないしやる気を奪う。

そして続けれない自分は努力ができないとか治す資格がないとかいいはじめちゃうの。そういうのやめよう。自分が辛いだけだ。

治療法を選ぶコツをあえて言えば続けていける環境を作ること。具体的にいうとやってて「楽しい」か「お手軽」のどちら。それが続けば習慣になる。

やってて苦しいとか辛いは外部から定期的にやるきを与えてもらう「環境」がないと続けられないのでかなり辛い。

習慣になるとだるいなぁとかそういうのが一切なくなるのでマジお勧め。例えば歯磨きなんて「習慣」じゃなければ非常にめんどくさい。

毎日3回、3分間歯の隅々まで磨くなんて出来ないと思わない？それが毎日苦痛もなくできるのは習慣になってるからだ。

アトピー治療は辛い努力をすることみたいな固定観念あるけどそれはごみばこに捨てよう。それが劇的に効いたとしてもやめたら元に戻っちゃうのなら意味がない。

例え効果が薄くてもこれはアトピー関係なしに楽しいから続けられるとかすごいお手軽って言うのが大事。一生続けれる治療法を見つけよう。