アトピー攻略ブログ

アトピーを完治させたい全ての患者へ。医者に依存せずに考える患者になるために。

アトピー患者の半数がステロイドをうまく使えていない!ステロイドの使い方を要チェック!

      2015/05/21

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ステロイドはきちんと使えば怖い薬ではないというのが医者の常套句だがそれは裏を返せば使い方を誤ればとても怖い結果を招くということを示している。

いや本当ステロイドってきちんと使わないと危ないんだ。僕はそれだけ危険な薬だと思ってる。

でも肝心の医者はというと処方する側だから割と適当な説明をしていたりする。酷いところは説明なしで出したりとか。

全国の医者がきちんと薬の使い方を説明できればいいんだけど説明しない医者も多い。その理由は説明する時間がない。

患者に聞かれなかったからという言い訳をする医者がそこそこの割合でいる時点で日本の皮膚科医は糞の固まりだ。

是非ヤブ医者にだまされないようにきっちりとステロイドを使う上での基礎知識を身につけてほしい。

 

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現在のステロイドの塗り方の指導

アトピー治療の現状のアンケートです。2014年9月のニュースです。

特にステロイドの使い方の項目は重要で大雑把に計算しても医者の2割が間違った知識で教えていて患者の5割が間違った使い方をしています。これの大元がこちら

これじゃステロイドの効き目もあまりよくないし炎症だけが残り延々と塗り続けることになるので副作用のリスクも高くなる。

薄く伸ばして塗るというのは一見副作用のリスクを考慮した体にやさしい塗り方に見えますが副作用を起こす可能性が高くなるリスクの高い塗り方です。

薄く塗るよりべったり塗ったほうが薬がきっちり効きますし炎症を短期で抑えられます。

もちろん薄く塗っても薬が効く人はそれでいいかもしれませんが全員に薄く塗るようにと指導すれば必ずステロイドを何年にもわたってだらだら塗るという患者が出てくるだろうなぁと思う。

また6割の患者が体や手足に塗るステロイドを処方されてなかったとも書いてあります。これも問題で皮膚は部位によって皮膚の厚さが違うので薬の吸収率に差があります。

一般的に顔や首の皮膚は薄く薬の吸収率が高まり薬の効き目もあがりますが薬の副作用率もあがります。皮膚が厚い場所はこの逆です。

通常なら必ず皮膚の薄い部分につけるステロイドと厚い場所につけるステロイドの2種類が処方されるはずです。一番多いのは顔、首に塗るステロイドとその他に塗るステロイドに分けられるのが多いかと思います。

それをなんでしていないのかというと・・・一言で言うなら医者の怠慢もしくはスキル不足となります。皮膚科医って本当に無能で困る。

ステロイドの皮膚別の吸収率

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http://www.hiranogh.com/hirayaku_hanasi_019.htmlより引用

 

効果や副作用は別のページで書く予定ですがまず知っておいてほしいのが体の部位によってステロイドの吸収率が違うということ。

吸収率=薬の効き目と考えてもらっていいです。当然ですが吸収率が高くなればなるほど副作用も高くなります。

部位別に吸収率があーだこーだと覚えると頭がパンクしてしまうので顔や首は吸収率が高い。体は普通。手や足は吸収率が低い。という風に大雑把に覚えておけばOKです。それで問題なしです。

症状が全身にある場合、殆どの医者はステロイドを2種類出すと思います。主に顔や首に塗るステロイドと体に塗るステロイドの2種類です。特定の部位だけ酷いという場合は1種類ということもあるかもしれない。

顔や首はステロイドの副作用が特に出やすいので弱いステロイドでも極力連用は避けること。炎症が落ち着いたらプロトピックに切り替えることをお勧めします。

アトピーで処方されるプロトピックってどういう薬なの?効果や副作用やステロイドとの違いをまとめてみた

絶対にやっちゃいけないのが片方のステロイドがなくなったからといって余ったステロイドを決められた部位とは別の部位に使う事

顔に出されているステロイドは顔の吸収率が高めだから弱めのステロイドが出されます。だから体に塗ってもあまり効きません。

じゃあ体に出されているステロイドを顔に塗るとどうなるのかというと効き目が強すぎて副作用を起こす心配があります。

こういう使い方をしている患者さん割と多そう。病院いくのめんどくさいし余ってるステロイドでなんとかしようというズボラ根性が目に見えます。僕もそのうちの一人でした。

これは百害あって一利なしなのでやらんほうがいいです。副作用が起こるリスクも高まるからね。

ステロイドを適切な量でしっかり塗る

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http://www.hiranogh.com/hirayaku_hanasi_019.htmlより引用

意外とこれができていない。というのもいまはネットでステロイドについてあれこれ調べられるからネットで見たステロイドの副作用にビビッて少しだけ塗ってれば副作用も少ないだろうと思ってちょびちょび塗っている人も多い。

もしくは病院いくのめんどくさしけちって使おうって人もいるんじゃないかなぁと思います。

また医者も上のアンケートであったように20%が薄く塗るというような指導をしています。

薄く塗る以外にもやってはいけない塗り方が多数あるので実際は「ステロイドのよく効く使い方」をきちんと教えていないケースは20%以上あるとと思っています。

今のステロイド塗り方はフィンガーチップユニットという指標が使われています。人差し指の指先から第一関節まで薬を出してその量であれば大人の手のひら2枚分ぬれますよーという感じです。

ぶっちゃけこの指標は分かりにくい上にすごくめんどくさいので忘れていい。僕は欠陥指標だと思ってます。だってわかりにくいしステロイドの場合は量が足りない。

なぜ駄目かと言うのは下に書いたので是非読んでみて。

薬の塗り方の基本1FTU(ワンフィンガーチップユニット)を知っていますか?

アトピー患者の人は毎日薬を塗るんだけどこんな塗り方をしていたらストレスがたまって仕方がない。風呂上りにこんな塗り方をしようものなら肌がガサガサに乾燥してしまう。

いちいち腕は3FTUだから人差し指に薬を1回ずつひねり出してそれを3回にわけて行うとか非効率的過ぎる。

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ステロイドを塗る前に全身の状態をチェック!

これ!すげー大事!薬塗るのに全身の状態をチェックしないとかありえないでしょ!自分の皮膚の炎症が治まるまでは塗る前にくまなくチェック!

もしくは塗ったあとでもいいかな。全身を触ってみる。通常の皮膚と比べてざらざらしたり皮膚をつまんでみて硬かったりしたらそれは炎症が起きている。

ガサガサやざらざらしている状態というのは「乾燥」ではなく「炎症」なのだ。それについては下の記事で画像つきで触れてあります。

ヒルドイドの正しい使い方知っていますか?アトピー暦20年の患者がヒルドイドの効果と副作用についてまとめてみた!

特につまんでみて硬かったり保湿剤を塗った直後にざらざらしているというのは炎症が相当しつこいので2週間ぐらいは塗らないと中々治らない。

塗り方を知らないと危ない!ステロイドを塗るならここだけは絶対に抑えておきたい4つのポイント

 

僕がお勧めする塗り方

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この赤丸のところにステロイドを塗るならどういう風に塗ればいいかというのを説明します。この炎症はステロイドを塗らなくても治りますが説明のために塗っています。

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①まずステロイドが必要な部位にステロイドを直接乗せる。クリームの場合は手ですくって患部に直接載せる。ちょっと伸ばせば炎症部位を覆えるように少し多めに乗せるのがコツ。

注意点としてステロイドを手のひらで伸ばしてから塗ってはいけない。手のひらで伸ばしてから患部に塗ると薬の効き目が落ちます。

必ず患部に直接乗せてそこから伸ばすようにする。手のひらで伸ばしたら手のひらに吸収されちゃうからね。

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②ステロイドを広げる。これは縦に広げてますが横に広げたほうが皮膚のしわにそって広げることになるのでそっちほうがいいです。

フライパンでホットケーキの生地を広げるようなイメージで伸ばす感じ。

薬を伸ばす際に炎症が起こっている部位より多少多めに広げるのがコツ。これはどういうことかというと炎症が起こっている部位の周りの皮膚というのは正常なように見えて軽い炎症が起こっていることが多いです。

そういうところもステロイドを塗って炎症を抑えておかないと再燃の期間が早まります。正常な皮膚にもステロイドが付くから炎症の部分だけきっちり塗ったほうがいいという意見もあるけどあれは間違いです。

その為全身に炎症があるアトピー患者は正常に見える皮膚でも炎症が起こっていることが多いので治療の初期にはほぼ全身にステロイドを塗ることが多いです。僕もそうやって使いました。

 

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③伸ばし終わったらティッシュがひっつくかどうか確認。ひっつかなければステロイドを塗る量が不足しているので塗る量を追加する。うまくいけば上のようにティッシュが引っ付く。

FTUとかいう基準は糞なのでさっさと忘れましょう。というのがステロイドがよく効く使い方です。

ステロイドの適切量というのは思ったより多いです。全身に塗るのならステロイドチューブ4~5本使います。超重症なら治療の初期に一週間で35~40本使います。普通は入院ですけど。

ステロイドが怖いという気持ちは非常によく分かるんですがステロイドも薬なので適切な量を塗らないと効き目が悪くなります。するといつまでたっても炎症を抑えられないのでだらだらと塗る羽目になります。

 

だらだら塗りは絶対にやっちゃいけない

ステロイドを短期間強いものを使ってがつんと抑えるのと弱いものでじっくり抑えていくのどっちがいいの?的な質問はありますが前者以外ありえない。

というのもステロイドは短期間ガッツり使って「炎症」を抑える薬だから。

弱いものだと「炎症」を抑えられないしずっと塗り続けなきゃいけないので副作用のリスクが高まる。だらだら塗りは絶対にやっちゃいけない。

まずだらだら塗りで一番多いのがステロイドを塗る量が足りない。これはさっき触れましたがステロイドの副作用を恐れるあまり塗る量が少なくなってしまい結果的にだらだら毎日塗ってしまうハメになる。

 

勇気を出してステロイドを塗る量を増やすべき。最も少し塗っただけで炎症が治まりしばらくはステロイドがいらなくなるというならそれはそれであり。

炎症が収まらない結果だらだらと毎日塗り続けることが一番の問題だ。

次に医者からステロイドの副作用を説明されておらずに毎日ベタベタ塗る。予防塗りとでもいうんだろうか。

1980~1990年ぐらいにかけてはステロイドの副作用のリスクも問題視されておらずに化粧の下地に最強のステロイドを塗ってステロイド酒さ(ステロイドの副作用の一つ)が多発したようだ。

今でもステロイドの副作用のリスクを説明せずにこれは安全な薬といって処方する医者は存在する。毎日ステロイドを塗るのはよほど重症でもなければ治療の初期のみ(長くても1~2ヶ月程度)

症状が出ていないのに毎日ベタベタ塗るというあほなことはやめましょう。もちろん医者の指示で毎日塗るようにという指示があれば別です(ヤブの場合もあるので盲目的に従うのが正解ではない)。

後は一番最初にあげた弱いステロイドを使ってだらだら塗るって奴ですね。できるだけ薄く延ばすようにとか支持している医者はこういう感じの処方しそうです。当然ですがこれも間違った塗り方です。

というわけでステロイドがよく効く使い方でした。ステロイドを使っている人は一度しっかりと使い方を見直してみるのがいいと思います。

 

 

 - 薬の塗り方(スキンケア)

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Comment

  1. あや より:

    こんにちは。とても参考になるのでよく見させて頂いています。
    私は、物心ついた時からアトピーでアトピー歴34年です。
    小さいころはステロイドを使っていたのですが、中学生時に大悪化してステロイドが効かなくなるという怖い経験をして、そこから脱ステしてました。
    それから20年ほど経ちましたが、ステロイドを使おうが使わないとしてもアトピーが治ることはないし、今の辛い状況が改善するなら薬でアトピーをコントロール出来ればと思い、再度先月からステロイドを使い始まています。

    主に顔にアトピーが出るのですが、病院ではロコイド軟膏をだされ、二週間毎日塗って
    二週間後にまた来るように言われました。
    3日ほど経つと、びっくりするくらい綺麗になり 一応それでも一週間は塗り、
    あまりだらだら塗ってるのはよくないと思い、一週間でストップし病院へ行きました。
    先生からは「またすぐぶり返す可能性があるが、また悪くなったら塗るように。」と。
    それから、週末土日にステロイドを塗り、月~金はなんとかきれいな状態は保てるのですが、
    週末ともなると赤みが出てきます。しかも右だけ特にひどいです。
    これもダラダラ塗りに該当するのでしょうか??言われた通り最初に二週間がっつり塗っとけばよかったのか、ステロイドの強さが弱いのかなと思ったり・・・
    もう一度病院へは行こうと思うのですが、土曜日しか行けないので相談してみました。
    ちなみに直近の土曜日は仕事で行けませんでした;;

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