ワセリンのメリットとデメリットについて
2015/02/26
今日はワセリンのメリット、デメリットについて書いていこうかなと思います。
本当はワセリンの記事を書くときに見つけれればよかったんだけど最近見つけたから書くのが遅くなっちゃった。
ワセリンの保湿効果は低い
http://www.maruho.co.jp/medical/academic/infostore/rvcck40000000649-att/vol12_05.pdfより引用
まずデメリットから。世間一般ではワセリン=保湿剤みたいなイメージで浸透していて僕のところにも保湿剤に分類してるんだけど本当は保湿剤じゃない。
だって保湿成分はいってないんだもん。どっちかっつーと皮膚保護剤みたいな感じ。
このワセリンをベースにして保湿成分を入れたものが「保湿剤」。ヘパリン類似物質の薬のヒルドイドや尿素のケラチナミンにもワセリンをベースに保湿成分が加えられてる。
だから保湿成分が入っていないワセリンはどーしても保湿効果が低くなってしまう。これは仕方ない。これは上のグラフの通り。
じゃあワセリンは全然役に立たないのかというとそういうわけじゃないんだよね。
皮膚への刺激が少ない
これが最大のメリット。よくワセリンはベタベタするから嫌だという人がいるんだけどそういう人は皮膚の状態がいいのでクリームタイプの保湿成分が入っているほうを使ったほうがいいと思う。
ワセリンがべたついて使用感が嫌というのは自前の皮脂を出せているのである程度アトピーが良くなっている証拠。
アトピーが酷い人はクリームタイプがしみるから、あるいは赤くなるから無理という理由でワセリンを使ってみるとワセリンがしっくりくる人もいる。
ワセリンのベタベタがきにならないという人は大抵皮脂が不足している人。
普通の人には信じられないと思うんだけど酷いアトピーの人がワセリンを塗ると塗りこまなくても一瞬で皮膚の中に解けるような感じになる。
ワセリンが一番有効に使えるのは重症アトピーにありがちな動かすときに皮膚が乾燥して動かすと突っ張って痛すぎて膝内や肘裏を曲げれないという人。
そういうときにクリームタイプのものを塗ると尿素の有無にかかわらず大抵塗った後に痒くなったり赤くなったりして炎症が起きる。
アトピーが酷いときは皮膚の過敏性が高まっているのでクリームに含まれる界面活性剤やその他の添加物に反応しやすくなる。
そういうときに皮膚への刺激が少ないワセリンを塗ると普通に痛みもなく4、5時間ぐらいは曲げれるようになる。
これわかる人いないかなー?わかんないかな。多分。普通のアトピーだと多分経験しないと思う。こういう経験があるからワセリンの事を悪くいえない。
塗って悪化することが少ない
アトピーの保湿剤って皮膚の状態が悪い時に塗ると悪化することが多々ある。いわゆるかぶれというやつなんだけどワセリンは不純物が少ないのでカブレを起こす心配がない。
かぶれというのは皮膚状態が悪いときだと特に起こしやすいので注意が必要だ。しかもかぶれるとしばらくは治らないしアトピーと併発すると痒みがやばい。
皮膚の状態が悪いときに保湿剤を塗るというのはとても勇気がいる。
例えばアトピーで保険適用されているヘパリン類似物質であるヒルドイドやビーソフテンは赤みがある場所に使うと血行を促進させて悪化させる。
保湿効果のある尿素も皮膚状態が悪い時に塗るとしみるし痒くなるしでとても使えない。
じゃあ市販のクリームはどうなのかというと色んな成分が入っていて怖い。何に反応するかわからないししかも高い。
保湿剤を塗って悪化するのが怖いというときはとりあえずワセリンを塗っておくとカブレを起こす心配がないのですごい安心して使える。
もしワセリンですら駄目という人がいればサンホワイトという超高級なワセリンを使うといい。それが使えないなら皮膚に何もぬれないと思ったほうががいいかもしれない。
ワセリンのデメリット、メリットを語るとどうしてもワセリンに助けられた経験があるから客観的に見るのは無理だなぁ。
ワセリンは保湿効果が少ないんだけど皮膚への刺激も少ないしカブレを起こす心配もないし何かを塗って悪化するのが怖い!という人は是非ワセリンを使ってみてください!
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私も3歳の頃から重症アトピーでずっと苦しんで来ました。
でも、病院でステロイドを塗っても治らなかったアトピーがワセリンで保湿するようになってから、徐々に回復していきました(ちなみに脱ステロイドできました)
私にはワセリンが一番合っていたみたいです。
ガサガサでぼろぼろだった肌が、少しずつではありますが回復に向かっています。
手荒れも酷かったのですが、食器を洗う時に何も付けずに洗えるようにまでなりました。
まだまだ普通の人のように綺麗な肌には程遠いですが、ワセリンのおかげで少しだけ自分に自信を持てるようになりました。