アトピー攻略ブログ

アトピーを完治させたい全ての患者へ。医者に依存せずに考える患者になるために。

ステロイドが効きにくい?アトピーでステロイドが効かなくなったときに試す3つの対処法

      2016/01/28

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ステロイドが効かないってそれって本当に言ってる?頭大丈夫みたいな目線医者に向けられたことありません?

僕はあります。そーいう医者ってアトピーの治療に致命的に向いてないし何より困ったときに頼れない(クッソ重要)なんでさっさとおさらばしましょう。

ステロイドが効かなくなる。もしくは効きづらいと患者が感じる事は状況によっては多いにある。

今日はそうなったときの対処法を書いていきます。

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ステロイドの量や強さが足りていない

まずはこれを疑ってみてください。薬の塗り方を病院で教わっていない場合や処方されたステロイドが炎症に対して弱いと陥りやすいです。

ステロイド塗っても効きにくい。翌日に炎症がぶりかえす→ステを塗る量や強さが根本的に足りていないってケースです。

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http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=4461より引用

アトピーの塗り薬であるステロイド外用薬ですが治療で使われるのは4種類です。1郡から4郡です。5郡は弱すぎて使われません。

薬の強さは基本的に倍倍でつよくなっていきます。どういうことかっちゅーと・・・。

4郡を1日2回塗る=3郡を1日1回と同じ

3郡を1日2回塗る=2郡を1日1回と同じ

2郡を1日2回塗る=1郡を1日1回と同じ

みたいなかんじです。もちろん同じランクでも薬の強さは違ったりしますがほぼほぼ同じで誤差の範囲です。

だからめんどくせーから1日2回塗るのを1回にさぼっちゃおうとか。1日2回塗るけど副作用が怖いからちょびっとだけ・・・とかやってると全然効かないとかなっちゃうわけです。

まず塗る量の目安ですが大人の場合全身にステロイドを塗るなら20~25g。幼稚園か小学生ぐらいの子供の場合、全身なら15gほど必要です。

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ステロイドはチューブだと5gなんで大人ならステロイドチューブ4~5本分。子供ならステロイドチューブ3本分ぐらいです。

最近はよくFTUとかいう糞みたいな単位が使われますが忘れていいです。知らない人はそのままでいい。

れ塗ってみるとわかるんですが予想以上に量が多いです。初めて塗る人はこんなに塗るの?ってびっくりするかもしれませんがこれが適正量です。

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きちんとステロイド塗るとこんな風にティッシュを引っ付けて逆さにしても地面に落ちません。足りないとぽろっと落ちます。

クリームの場合はひっつきにくいんでこの手法は使えませんが軟膏(チューブ)なら確実に判断できます。

次に塗る強さですがこれはステロイドの強さをワンランクあげるか素直に病院を変えるというのがいいかなと思います。

ランクを上げることにびびるというか拒否感を示す人が多いですがステロイド効かない時にそんなこと言ってる場合じゃないからね。

とにかく何が原因でステロイドが効かないかをあぶりださなきゃいけない。効かなくなってもダラダラ塗るというのが副作用もでやすく一番まずい手法です。

安定していているときの現状維持は◎ですがやばいときの現状維持は×です。以下ステロイドの塗り方を変える事でわかること。

塗る量をしっかり増やして効いた→指導していない病院が悪い。病院変えろ。

ステロイドの強さをワンランク上げた結果効いた→皮膚科医が炎症に対して適切な強さのステを出せていない。病院変えろ。

塗る量を増やしてもワンランクあげても効かない→ステロイドの使い方うんぬんの問題ではない。病院で相談。拒否されたら病院(ry

ステロイド効かないってなったときに患者の塗り方うんぬんとか医者に言われるけど患者に非はなくて確実に医者が悪いからな!

ようするにこういう風になった場合は素直に病院や主治医の先生を変えましょうって事です。なるべくしてこうなっただけ。

でまぁ他にも部位による薬の使い分けとかステロイドを使うコツって無数にあるんでカテゴリーの「薬の塗り方」からとんで読んでみてください。

塗り方を知らないと危ない!ステロイドを塗るならここだけは絶対に抑えておきたい4つのポイント

全部説明していると5万文字ぐらいになっちゃう(マジで)。今日のメインはそれではないので。

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ステロイドが効かなくなったら感染症を疑う

ステロイドを塗る量を増やした、ランクも強くしたそれでもステロイドが効かないとなったら感染症を疑いましょう。

ヘルペス(カポジ)、とびひ、黄色ブドウ球菌、真菌(カビ)らへんがステロイドが効かない代表例です。

ヘルペスはウイルス真菌は細菌なので皮膚の炎症とは関係なく効きません。

黄色ブドウ球菌は増えすぎるとステロイドの効きが悪くなる事がわかっています。当然減らすと効きます。

ステロイドは皮膚の炎症には効くんですが細菌やウイルスにはてんで効きません。

僕は一度ステロイドが効かなくなった事がありまして医者をたらいまわしにされた挙句複数の医者から感染症じゃないよ!ステの使い方が悪い!

と言われて実は真菌(カビ)だったという事が合ったのでこの件に関しては余り医者は頼りにならないという意見を持ってます。

感染症の見分け方はプロでも間違えるほど難しいですが・・・・大雑把な見分け方を一応乗せておきます。

感染症の初期の殆どは等間隔に炎症ができる。ぱっとみアトピーとは違うような気がするというのがポイントです。

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http://steroidwithdrawal.doorblog.jp/archives/17982800.htmlより引用

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http://plaza.rakuten.co.jp/drkameyama/diary/201411020000/より引用

上の画像のように赤い等間隔のぼつぼつがでるのが特徴です。ぱっとみ酷いアトピーっぽいですが違うんですよね。

これにステロイドを塗り続けても最初は効くが徐々に酷くなって・・・・。

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こんな風にカポジ水痘様発疹症になったり・・・、

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http://tyakomam.blog.fc2.com/blog-entry-378.htmlより引用

とびひになったりします。とびひの場合は結構特徴が合ってわかりやすいです。

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http://clinic-n.mitelog.jp/blog/cat8341934/より引用

皮膚がバリバリにはがれてかさぶたになったような感じのがあります。

通常まず見逃す事はない!といいたいですがすげぇ見逃しやすいです。アトピーの場合感染症の部位をかきむしってただのアトピーの悪化に見えることもあります。

元々感染症自体がアトピーと混じると判別しづらいんで自分なりに知識をつけておいたほうがいいかなとは思います。

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http://plaza.rakuten.co.jp/drkameyama/diary/?PageId=1&ctgy=3より引用

上の画像も感染症ですが等間隔に広がらず赤くなるという亜種パターンもあるので普通の人ではまず見分けが付かないだろうなと思います。

アトピーの場合感染症のバリエーションが多すぎてこの画像にはこれ!といった教科書的な対応が出来ないんですよね。

幸い感染症の見分け方は熟練のプロでも難しいが対策はアトピーにはステロイド!と同じように感染症には抗生物質という鉄板があるんで対策方法だけ実践してください。

まずステロイドの強さをあげてきっちり塗っているのに効かない、すぐに炎症がぶり返すと言うときは抗生物質を試しましょう。

それでステロイドが劇的に効けば黄色ブドウ球菌による感染症です。そうじゃないなら耐性菌で効かなかったorヘルペスウイルスか真菌の可能性かそれ以外です。

抗生物質はリスクが高いですが医者と相談してきちんと服用してください。

きちんと相談というのが味噌で頭ごなしに患者の意見を否定する医者はステロイドが効かないわけがない!

といっ抗生物質の服用は許してくれませんので。だから上で病院を変えろといったわけですね。

もし効かなかった場合耐性菌orヘルペスor真菌を疑ってイソジンもしくは酸性水をネットで購入します。イソジンは病院から保険適用で貰う事もできます。

ちなみに抗生物質が劇的に効いた場合も同様にケアしてあげるといいと思います。石鹸では黄色ブドウ球菌対策には力不足の事も多いので。

アトピーの原因は黄色ブドウ球菌なの?黄色ブドウ球菌対策について徹底的にまとめてみた

イソジンや酸性水は医者の中でも意見が分かれる賛否両論ですが僕は使う事を推奨しています。上の記事に使い方ものっけてますんで。

病院で貰う抗生物質の内服薬や外用薬は耐性菌の問題で使っても効果がないケースがあるんですよね。特に塗り薬。

仮にもし耐性菌で効かなかった場合、ステロイドが効かない原因は感染症だけど抗生剤効かなかったから感染症が原因じゃないね!という恐ろしい結論に至ってしまう可能性があります。

そうなった場合感染症が原因なのに、感染症以外の原因を探してしまって原因が見つからずやむをえず脱ステしてリバウンドとか恐ろしい未来もありえるので・・・。

何度も言いますがステロイドが効かなくなった場合、必ず原因があるはずでその原因を勘違いするような対症療法をしてはいけません。

イソジンの場合は耐性菌の問題もないんで黄色ブドウ球菌やヘルペスやカビといったアトピーの感染症には万能に効きます。カビにはちょっと効果が弱いですが。

もし効果があったらそれを続けてもらうといいと思います。なんならイソジンや酸性水が効いた事を医者に相談すれば何らかの対策方法を教えてくれるかもしれません。

ステロイドで効かなくなったときはとりあえず抗生物質を試す→駄目ならイソジンや酸性水を試すといった手法がお勧めです。

抗生物質が怖いという人はイソジンや酸性水を試す→効果があるようだ→抗生物質服用でもいいかもしれません。

 

 

ステロイドによるカブレ

ステロイドに含まれる成分による接触性皮膚炎です。ラノリンとかが特に多い。後はクリームのステロイドもアレルギー起こす事が多いです。

ステロイドを塗る事で炎症は治まるけどステロイド自体にアレルギーがあるのでステロイドが効きにくくなってるみたいなケースです。

ステロイドは肌に塗るにはアレルギーになる成分がけっこー入ってるんで100人いれば1,2人はステロイド変えたらステロイドが劇的に効くみたいなことが起こります。

対策しては非常にシンプルでクリームのステロイド(特にヒルドイドと混ざっているタイプのステ)を使っている人は軟膏(5g)のものに変える。

軟膏を使っている人は別のステロイドに変えるで対策出来ます。2~3種類ほど同じランクのステロイドを1週間ぐらい試してみるといいと思う。

ステロイドを使わないと言う選択肢もありです。ステロイドそれほど使わなくても平気なら徐々にゆっくりカブレが原因なら治っていきます。

 

ステロイドによる皮膚萎縮

上3つを疑ってどれにもあてはまらない場合、最終的にいきつくのがこれ。ステロイドの連用による皮膚萎縮でアトピー自体が酷くなってステロイドを塗っても炎症が抑えられないみたいな感じ。

ステロイド依存ともいいますが。ステロイドを毎日あるいは週に4~5回ほど使用している。手のひらと足の裏以外は全部アトピーのような炎症がある。

ステロイドを使っているランクが強い。これらを何年も続けている。ステロイドを塗る前はこんなに酷くなかった。という複数の状況があてはまるなら非常に怪しいです。

残念ながら対処法はステロイドをやめる以外ないのが現状でこれに対する答えは今記事作ってるんでしばらく待っていただければなと思います。

 - 脱ステ, 薬の塗り方(スキンケア)

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Comment

  1. スイ より:

    0才のアトピーの子供がいますが、乳児期どうしてもステロイドを使用したくないと思っています。
    普段はセラミドバランシングゲルを使用していますが、赤みのある部分にシェルミラック スキンコンディショナーやアロエが入ったアロケアはどうでしょうか?

  2. スイ より:

    ありがとうございました。

  3. より:

    ステロイドが効かない時は希ヨードチンキやピロエース石鹸を使っていたが柿渋とかもいいかな。ただ、緑茶みたいにカテキンが効くこともあるかな。

  4. きい より:

    木井です。名前を変えたいのですが、キャンセルさせて頂いて宜しいでしょうか?

    • sobo より:

      質問の答えですがその部位にステロイドを塗らなければ休養できているといえます。

  5. きい より:

    返信ありがとうございます。私も15年間アトピーで強い痒みや肌荒れで大変な思いをしました。今は落ち着いていますが、子どもには経験させたくない一心です。Soboさんのブログをみると自分の経験を思い出し、こういう事だったのかと納得できます。不安気持ちが、どうしたらいいか考えられるようになり楽になりました。これからもブログ参考にさせて頂きます。

  6. しゅり より:

    いつも拝見してます。複数ページ見たのですが、記載してて下さってたらすみません。おすすめの日焼け止めを知りたいです。宜しくお願い致します。

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