アトピーで6年間重症患者だった僕がステロイドを無理なく減らす(減ステ)する方法を書いてみた
2017/08/04
今日はコメント欄からいい質問があったので早速記事にしたいと思います。
この手の質問はメールで何回もやりとりしたのですがブログに記事を書いておくのもいいかなと思いました。
こんにちは。早速ですが、質問があります。
ステロイドを否定する体験談などでよく聞く話として
「最初は効いたけど、だんだん効かなくなり、湿疹の範囲も広くなっていき、徐々に塗る日数や回数も多くなり、ステロイドのランクもどんどん上がっていき、最後は朝晩最強ランクを塗っても効かなくなった」
ということをおっしゃる方がいます。
このようなお話については、どう感じられますか?ステロイドの効果を保ち続けられている人とそうじゃない人の違いなどあるのでしょうか?私は、ステロイドが効いた方、効かなくなった方、どちらも真実だと思っているのですが、どうしてそのような反対の結果になったのか、特に違いが分かりません。
体質・季節・食生活など生活全般がそれぞれ一概に比較は難しいのかもしれませんが、見解をお聞かせいただけると幸いです。
あと、話はずれますが、ステロイドは休薬期間が大事、と仰っていますが、その期間塗るものとしては、保湿剤だけなのでしょうか。非ステロイドの消炎作用のある軟膏などは使われているのでしょうか?
今日はなぜステロイドで効く人と効かない人がでるのか?ここは個人差が非常に大きい部分なので僕なりの見解を軽く述べます。
メインはステロイドを塗るのをやめた際にどういった薬をチョイスするか?という方に触れていきたいと思います。
ステロイドをやめると2~5日ぐらいで炎症がぶり返す人向けに書いてます。
また、ステロイドをできるだけ塗りたくない、あるいは頼りたくない人にも役に立つように記事を書きました。
目次
ステロイドは上手く使えば怖い薬ではない!上手に使いましょう!は非現実的である
病院ジプシーを繰り返した人やネットで血眼になってステロイドの情報を探している人は一回は似たような言葉を聞いた事はあるでしょう
ステロイドは確かに上手く使えば重大な副作用も考えうる限り減りますし何より塗れば痒みから劇的に開放されるというアトピーの万能薬的な立場にあると思います。
問題はステロイドの上手い使い方を指導できる医者がいないと言う現実。むしろ指導するどころかステロイドの副作用の説明をしないまま渡す医者もごろごろいます。
ステロイドの塗り方のコツの一つとして炎症がある周辺の正常に見える皮膚にも塗るというのがあります。
上の画像の点線で囲んである部分一件正常に見えますが皮膚の下に炎症があります。
僕がもし上のような画像の症状になったら点線で囲んである部分より広くステロイドを塗ります。
おそらく点線部分より遥かに広い範囲で皮膚の下に炎症があるのでそこも塗ったほうがより早く炎症が治まります。
仮に赤い部分だけにステロイドを塗っていたら炎症が非常に再燃しやすいのでステロイドをやめたらすぐにぶり返すという事になってしまうでしょう。
この塗り方のコツは下の記事から一部をひっぱってきました。
塗り方を知らないと危ない!ステロイドを塗るならここだけは絶対に抑えておきたい4つのポイント
正常に見える部位でも皮膚の下に炎症が残っているというのはステロイドの塗り方の一例ですが病院でこういうステロイドの塗り方の病院で教わりました?
おそらく塗り方を指導してもらった事がない人が多くいるでしょうしむしろステロイドの塗り方とか知らなかったという人も多いでしょう。
正常に見える部位でも皮膚の下に炎症が残っているので赤くなっている範囲より広く塗る。
ステロイドの使い方は短期でガッツリ塗る。弱いステロイドでもだらだら連用するのは危険。
塗る量は軟膏だとティッシュがひっつくぐらいがベスト。それより少ない量では量が足りず炎症が抑えきれないことが多い。
カサカサ、ガサガサは乾燥ではなく炎症なので保湿剤ではなくステロイドが必要。アトピー患者の場合は何もない正常な皮膚こそが乾燥である。
上に上げた4つは僕がステロイドを使う上で絶対に知っておくべき知識だと思ってますがアトピーの患者さんは殆ど知りません。なぜか?
医者が薬の塗り方を教えないから。それがアトピー治療の当たり前です。
薬の塗り方も教えないのが当たり前。ステロイドの副作用も教えない。5分診療当たり前。こんなんでアトピーをコントロールしろとかまず無理です。
これが比較的アトピーの軽い患者1週間に1回塗るだけですぐ治るとかだったら薬の塗り方とか知らなくても問題はないと思います。
でもステロイドをやめて1~2日で炎症をぶり返すとか比較的重い患者になるとこういう塗り方や知識がなければアトピーのコントロールなんてまずできません。
僕は治療を始めた当初塗り方も教わりましたし量もたっぷり塗りましたし薬も使い分けをきちんとしていました。
それでも炎症がある程度落ち着いてちょっとでもステロイドを塗るのをやめるとすぐに悪化しました。
ステロイドを塗り始めて1ヶ月で普通の人と同じような生活ができましたがそれはステロイドを毎日連用する事で成り立っていました。
ステロイドを時々塗ってアトピーの状態を良好に保つというレベルになるまで試行錯誤を繰り返して2年ぐらいはかかったと思います。
その後ステロイドが効かなくなり(細菌感染。医者にはアトピーの悪化と言われた)医者に頼らず自力で試行錯誤して治しました。
ステロイドが効かなくなる人、効かない人の差はステロイドの使い方、アトピーの知識の有無にあると思ってます。
そしてそれを教えてもらう場所は病院しかない。ところがステロイドや保湿剤の使い方やアトピーの知識は病院では殆ど教えてもらえない現実がある。
もちろんステロイドが効く、効かないは個人差もあるでしょう。
世の中には強いステロイドを連用しても大丈夫な人はいるでしょうしちょっとステロイドを使ったら効かなくなったという人もいるはずです。
自分が連用しても大丈夫な体質だったらいいんですがそうとは限らないわけですしやっぱりリスク管理はしておいたほうがいいと思うんですよね。
事実僕はステロイドの連用による細菌感染が原因でステロイドが一度効かなくなっていますし。
ステロイドを連用すると皮膚が萎縮しステロイドが効きづらくなるもしくは効かなくなる
ステロイドを連用するな!(治療の初期は仕方ない)休薬期間が大事!と僕はブログで口をすっぱくしていってますが皮膚萎縮という副作用を回避するためです。
ステロイドを使用すると皮膚の炎症は回復するものの皮膚が薄くなってバリア機能が低下しアトピーが悪化しやすくなるというもの。
じゃあ使わないほうがいいんだ。というとそうではなく炎症が起こっている状態だとそれ以上にまずい状態なのでこの副作用を出来るだけ抑えつつ使うのが重要なわけです。
皮膚というのは温度の調整や皮膚の水分調節、体内への細菌の侵入を防ぐ等の働きを担っています。
皮膚が萎縮すると皮膚の温度調整ができなくなる、皮膚の水分が蒸発する(乾燥しやすくなりアトピーが悪化しやすくなる)、細菌感染にかかりやすくなる。
皮膚萎縮がそれぐらいでおきるのか?というのは下のグラフをどうぞ。
② 皮膚萎縮作用(ベタメタゾン吉草酸エステル)
健康成人男性 18 例(24 ~ 48 歳)の前腕屈側に 6 週間にわたって密封法(ODT:夜間 12時間,1 週間のうち 5 日間塗布,2 日間休薬)によりベタメタゾン吉草酸エステル軟膏(リンデロン-V 軟膏 0.12%)及び各種軟膏を塗布し,皮膚萎縮作用の指標として皮膚の厚さの測定,肉眼的観察,触診等を行った。その結果,ベタメタゾン吉草酸エステル軟膏(リンデロン-V 軟膏 0.12%)にも皮膚萎縮作用が認められた 11)。
https://www.shionogi.co.jp/med/download.php?h=f1b6ae46fa76a6230a7c04b713935566より引用
このグラフでは5つの種類のステロイドで皮膚萎縮がどれぐらい起きるのか?というのを計っています。
強いステロイドほど皮膚萎縮が早く起こり弱いステロイドほど皮膚萎縮が遅いです。そして連用をやめると皮膚萎縮が回復します。
最もこれは健康な成人男子(アトピーではない)である事。密封法(ステロイドの吸収率を上げる塗り方)なのであくまで参考資料。
上のグラフの皮膚萎縮の0.1mmとか0.4mmを見てもどれぐらい萎縮しているか分からない人が多いかと思います。
皮膚の厚さは約2mmその表皮で特に重要なのが皮膚のバリア機能を担う角質層で厚さは0.02mmといわれています。
これが仮に表皮の厚さだとしたら皮膚の萎縮で5分の1がなくなっているわけでこれがアトピー患者だったらすぐに炎症を起こすと思います。
ちなみに強いステロイドで3日。弱いステロイドで3週間で皮膚萎縮が発生すると言われています。
そこらへんは深谷先生のブログが詳しいんで参考にどうぞ(専門用語が多く難しいですが・・・)
非常に強いステロイドを毎日連用すると皮膚が薄くなりバリア機能が低下する事でアトピーが悪化しやすくなる。
その悪化にステロイドを塗ることで皮膚が薄くなりアトピーが更に悪化しやすくなりと・・・の負のループが始まります。
そのうちステロイドの副作用である皮膚の萎縮によりアトピーの悪化がステロイドの抗炎症作用を上回りステロイドが効かなくなります。
ここでステロイドをやめると強烈なリバウンドをおこすわけです。
休薬期間の薬の選択(保湿剤)
休薬期間の薬に何を使うか?というのは選択肢が色々あって正解はない。個人差が大きすぎるから。
これは体感なんですがステロイドをやめると2~3日でに炎症が塗り返すアトピーが重い人は抗炎症薬+保湿が向いていると思います。
4日~7日という人は保湿剤オンリーでもいいと思います。もちろん抗炎症薬を使ってもいい。ここらへんは好みの問題。
僕の場合はステロイドを塗ればアトピーが再燃するまでは3~4日ぐらいは持つので保湿剤を丁寧に塗ってやると炎症の再燃が3~4日から7~8日と約2倍ぐらいに伸びる印象があります。
チョイスする保湿剤はなんでもいいです。保険適用されている保湿剤でも一日2回塗れば充分な効果がある。
1日1回だと効果はそれなりなので炎症が再燃しやすい人は1日2回保湿剤を塗りたいところ。
ちなみにチョイスする保湿剤は何でもいと言いましたがセラミド入りの保湿剤だけは効果が全然違ういます。
でもセラミドは糞高い上に保険適用されていないのでので悪化すると困る部位(首や顔等人の目に移る部分や特に酷い部位)用に1つぐらいはあるといいかもしれない。
まとめると保湿剤は保険適用されているものでも全然可。炎症がおきやすいはめんどくさくても1日2回塗ってね。
セラミド入りの保湿剤は効果が高いので持っておくと便利って感じ。
抗炎症薬は色々と種類があるので掘り下げて書いていきたいと思います。
ステロイドをやめるとすぐぶり返す人はプロトピックを使うべし
プロトピックは皮膚萎縮がない。ステロイドでいうと3郡(強い)ぐらいの効力がある。という素晴らしい薬です。
人によってはステロイドを使うよりプロトピックを使ったほうが良い人もいます。
いまだに日本ではアトピーというとまずステロイドが処方されますが海外ではプロトピックを処方する医者も多くなっているようです。
多くの人はステロイドを塗る→薬をやめる→炎症が起こってステロイドを塗るを繰り返していると思いますがすぐぶり返す人はステロイドをプロトピックに置き換えて皮膚萎縮のリスクを下げつつ連用するのがいいと思います。
ステロイドをやめるとすぐにぶり返す場合はステロイドで炎症をしっかり抑えられていないケースもしくは悪化因子に常に触れ続けているケースが多いのでしっかりと塗って炎症を抑えなきゃいけません。
しかしステロイドを連用すると皮膚萎縮という厄介なリスクがあるので皮膚萎縮の少ないプロトピックを使うわけです。
これはかなり有効な方法でプロトピックって炎症のある部分に塗るとほてると言う特徴があります。これを逆手にとって薬を使います。
プロトピックの火照りはデメリットとしてよくあげられるんですが視点を変えると塗ってほてりがある場合薬を塗り続ける。ない場合はやめるという明確な判断基準が出来ます。
例えばですがこの皮膚は見た目は炎症がおさまっているけどプロトピックを塗ると火照るからまだ炎症が残ってるんだな。もうちょっと続けようみたいな感じです。
アトピーで一番難しいのがこの症状にはこの薬ぐらいで大丈夫だろうという判断基準。これが人それぞれ違うから本当難しい。
プロトピックを使う事でこの炎症にはこれぐらいを体感で覚える事ができるのですぐぶり返し困ると言う人はプロトピックを使ってみてください。
ただしプロトピックも万能ではなくデメリットがあって連用が効くといってもステロイドと同じ免疫抑制剤であること。連用しすぎると感染症にかかりやすくなります。
また、合う合わないが非常に大きい薬で火照りによってもっとアトピーが酷くなってしまう人もいます。
加えてびらん(汁だらけ)の部分には使ってはいけない。1回使用した場合は12時間時間を空けること。1回の使用は5gまでという厳しい制限があります。
使い方を逸脱すると発がん性上昇のリスクがあります。といってもかなり余裕を持って使用制限が決められているので相当めちゃくちゃな使い方をしない限りは大丈夫ですが。
また、副作用がステロイドより少ないとはいえ同じ免疫抑制剤なのだから連用するにはちょっとという人も多いかと思います。
また、減ステしたいという人はプロトピックにも抵抗があるという人もいるでしょう。
ステロイドの休薬期間に使う薬のお勧め(プロトピックを除く)
プロトピックを使わないとなれば、ステロイドの皮膚萎縮という副作用の特性からすると皮膚萎縮を治す抗炎症薬がいいと思います。
つまりステロイドを使う(皮膚萎縮が起きる)→その間何か代替の薬を塗る(皮膚萎縮回復のある抗炎症薬)→ステロイドを塗る・・・
というのが一番いいかなぁ・・・。
ステロイドの皮膚萎縮を直接的に回復させる成分は僕が調べたところまだなかったです。
しかし間接的に回復させる物はいくつかあります。
成分の候補としてはウルソール酸やオレアノール酸、PPARリガンド(DHAやEPA)を含むものがフィラグリンを間接的に増やし皮膚萎縮を抑える効果がありそうです。
フィラグリンって聞いた事ないって人いるかもしれませんがフィラグリンというのはセラミドの元となるたんぱく質であり保湿成分の元です。
セラミドは人のバリア機能の中でも特に重要な働きをしているのでセラミドの元となるフィラグリンが少ないという事はセラミドが少ないという事を示しています。
アトピー患者や尋常性魚鱗癬ではこのフィラグリンが上手く作れない遺伝子に異常がある患者さんが30%程度います。(海外の調査であり日本人の比率は不明です)
フィラグリンは遺伝子だけではなく炎症が起きても減ります。ですので下の図のようにフィラグリンがスカスカになっている人が多いです。
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/day-20111209.htmlより引用
つまりウルソール酸やオレアノール酸、PPARリガンド(DHAやEPA)を含む薬を使えばフィラグリンを増やしアトピーを改善しステロイドの使用量を減らし皮膚萎縮も抑えられるんじゃね?って事です。
これらが多く含まれるのはローズマリー油やオリーブ油や椿油なんかがあります。書き損ねましたがタール系の外用剤もフィラグリンを増やす効果があります。
タール系といえばモクタールやタールを多く含む豊富温泉が有名ですよね。豊富温泉はタール系に加えて殺菌作用もあるので脱ステしている患者さんにはよく効くのではないかと思います。
保湿剤でも効果はあるんですが薬休期間に使う事を考えると保湿剤ではなく抗炎症薬と組み合わさったほうが効果が高いのではないかと思う。
休薬期間に塗る薬はDHAやEPAのサプリや軟膏が選択肢に入りそうだ
僕のほうで色々調べてみたんですが一番いいのはタール系です。が残念な事タール系の薬(モクタール)は日本で入手が困難なんですよね。
ローズマリー油やオリーブ油は配合量が微量(主に香料に使われる)だったりで中々なかったです。保湿剤はいっぱいありましたが。
となるとDHAやEPAしか候補がないんですがこちらは抗炎症薬がありました。
DHAやEPAは詳しく調べたところアトピーやアレルギーに対してエビデンスがあります。アトピーには星の数ほど民間療法がありますがかなりまともな部類だと思います。
以下調べていて出てきたエビデンスをまとめます。
アトピーの妊婦がn-3系多価不飽和脂肪酸3.7 g (EPA 27.7%、DHA 56.0%) を含む魚油を20週間経口摂取することにより、子供のアトピー性皮膚炎の重症度が軽減された (PMID:14657879) 。
乳児554名にEPAを含む魚油を11日500 mg、6ヶ月間経口摂取させた研究において、18ヶ月間の喘鳴を予防することを示唆した (PMID:12532113) 。
一方、4週間摂取しても喘息に対する効果がみられなかった (PMID:7791267) 。
アトピー性皮膚炎患者64名 (2ヶ月~63歳、試験群12名) にDHA1.2%、EPA0.6%を含む軟膏を2~3回/日、4週間塗布したところ、紅斑、丘疹、掻痒の皮膚症状が改善したという予備的な報告がある
http://medical.med.tokushima-u.ac.jp/jmi/vol46/pdf/v46_n3-4_p173.pdf
効くメカニズムとしてはこんな感じです。
http://amrit-lab.com/c/AM253.htmlより引用
上の図はアトピー重症化するとなぜ治りにくいか?を示した免疫系の図です。アトピーの重度の炎症というのは炎症が炎症を呼んで歯車のように廻る無限ループのようになっています。
この無限ループを止めるのがPPARリガンド(DHAやEPA)で上の図で言うところの免疫刺激物質を抑えます。
赤丸で囲んでいるところね。歯車を止める事によってアトピーの慢性化を防ぎ炎症を抑えるわけです。
ちなみにステロイドは上の図全部を抑えます。だからめちゃくちゃ効くし即効性もありますよね。
話は戻ってアトピーに対するエビデンスがあるし抗炎症薬を選ぶならPPARリガンド(DHAやEPA)がいいって事になります。
調べたところコスパとか効果を考えると深谷先生が治験をやったクロフィブラート軟膏がいいと思われます。
エビデンスもありますし何より安い。が入手が困難で医者の診察が必要です。名古屋にいる人はクリニックで診察を受けるともらえるそうなので名古屋野人は行ってみるのがよさそうです。
深谷先生のブログを見ると医者なら誰でも処方できるとの事だったので僕も欲しくて医者に頼んでみたりしましたがステロイドでいいじゃんで一蹴されました。ですよねー・・・。
脱ステしている人は主治医に頼むともしかしたら作ってくれるかもしれません。標準治療している医者に言ってもまず作ってくれないでしょう。
医者に言えばなぜクロフィブラートが欲しいの?って話に絶対になりますし・・・。
そこでクロフィブラートの代わりの軟膏と軟膏より効果の高いサプリ(内服薬)を探しました。
内服を捜したのは軟膏より効果が高い事。軟膏は合う合わないが大きい事(ワセリンが合わない人が多い)で少しでも選択肢を広げたかったから。
ただ内服も合う合わないがもちろんあるんでそこらへんは気長に捜していくしかないです。
まずは僕の得意のサプリからですが きなりというサプリメントがいいんじゃないかなーと思います。
リンクを開くとおじいちゃんおばあちゃんの写真がでてきますがこれはサプリが生活習慣病を改善すると言う目的で作られているので写真がおじいちゃんおばあちゃんなだけです。
アトピー改善に飲むなら若い人が使っても全然問題はないです。
DHAやEPAを使ったサプリはたくさんあるんですがこれを選んだ理由が3つあります。
まず一つ目。ステロイドは万能に効きますが深谷先生も述べられていたように非ステロイドの抗炎症薬(特にタール系、PPARリガンド)は個人差が大きい薬で効く、効かないが激しいです。
その為効かなかったときの為に返金保障があることがまず一つ。
二つ目は魚臭くない事。僕はDHAやEPAのサプリを試した事があります。アトピーにいいと思われるもので安いものは大抵重症だったころに試した。
当時僕が使っていたのはアメリカのサプリなんですがでかい上に魚臭く長期服用はきつい。毎日飲むサプリが臭いってのは皆さんが考えているより大きな負担です。
アメリカのサプリはゲロというか汚物と言うかそういうのを連想する匂いがするので置いている棚が臭くなるのもネックの一つ。
3つ目。DHAやEPA以外にもアトピーに有効な成分が入っている事。これはアスタキサンチンの事です。
アスタキサンチンは非常に抗酸化力の強い原料で抗炎症作用抗アレルギー作用があります。
鮭やいくらにふくまれる成分で赤いのはこの成分がたくさんあるからです。
鮭は川で産卵しますが川って浅いから強い紫外線ばんばんあたるじゃないですか。紫外線って僕ら平気で浴びてますけど動物は紫外線に当たると割と洒落にならなかったりします。
だから動物は紫外線が見えたり紫外線に強くなるように進化した動物がいます。カバとかね。
その紫外線から守るために鮭はアスタキサンチンを溜め込んで卵にアスタキサンチンを混ぜ込むわけです。
おそらくですがステロイドを塗って休むを繰り返している人は色素沈着している部分が多いかと思います。
抗酸化力が強いって事はそれだけメラニンを抑える力が強いって事なので色素沈着を抑える効果があると思われます。
色素沈着を治すわけじゃないんですけどね。あくまで抑えるって事で。
そもそもステロイドの連用が激しい人は炎症ですぐに色素沈着が出来ちゃうんでだったらアスタキサンチンで色素沈着を増やすより色素沈着を抑えるほうが有効に使えるんじゃないかなと思いました。
サプリの次は軟膏ですがダイアフラジン軟膏と言うものがあります。
口コミ見る限りアトピーの人が多く使っているようです。
きなりは初回に限り1900円でダイアフラジン軟膏は1510円なのでどちらもお試しするにはちょうどいい価格帯かと思います。
アトピーにいいって事で僕も購入してみました。注文してから2日で着たんですが無駄に豪華でびびる。
これ袋が和紙っていうんですかね?お饅頭とかつつんである袋です。
色んなサプリかってきたけど珍しいよね。
これがきなりのサプリなんですけどアスタンキサンチン綺麗な色してるでしょー?魚臭さはゼロなんで非常に飲みやすいです。
冊子に丁寧に飲み方書いてあって最初の内は朝4回→夜4回と試すのがいいみたい。
お試しする順番はどっちも試すのがいいと思いますがあえていうならきなり→ダイアフラジン軟膏のほうが試しやすいかなぁ。とは思います。
というのも軟膏は魚臭い&塗って外出すると匂いが・・・と言う欠点があるので・・・。
色々と長くなっちゃいましたがステロイドをいきなりどかっと減らしたり使わなくすると言うのは正直難しいです。
でも徐々に減らしていくというのは皮膚萎縮が進んでいなければそんなに難しい事ではないと思います。
アトピー長い事やっていると心が折れそうになる事もありますしストレスもたまるでしょう。
そういうときはステロイドを減らすのを一旦ステロイドを普通に使って心と体を休ませる事も必要です。
僕も治療当時はステロイドを減らすなんて絶対に無理だと思っていましたし何度も無理に減らそうとして心と体が疲弊しました。
アトピーが酷くなると体が疲れるだけじゃなくて心まで疲弊するからね。これ皆忘れてるけど超重要だから。
僕は自分で試行錯誤して2年でステロイドの使用量を週に1~2回の使用まで減らせました。
減ステというのは焦ると負けなので長いスパンで見ましょう。1ヶ月でステなしにするとかそういう高すぎる目標は絶対挫折します。
重症患者である僕がここまで減らせたのでどうか諦めずに自分にできる事をこつこつとやっていきましょう。
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Comment
首のアトピーがとてもしつこいのですが、病院で出された全身用の軟膏は、アンテベートとヒルドイド半々のかなり強いもので、「一か月以上毎日首にも塗りなさい」と言われました。
私は脱ステも経験済みで、さすがにこの強さを首に塗るのはかなり抵抗があり、手や体にしか使っていません。
首や顔など副作用の出やす所って、普通薬のランクを分けると思うですが。。、患者の体のことなど、所詮他人事なんでしょうね。
プロトピックも持っているのですが、どうも首には効き目が弱い気がしてます。
Soboさんは、部位によってレベルを使い分けていますか?
僕は顔や首にはプロトピックでその他はヒルドイドとステの混合って感じで使ってますね。
アンテベートを首に毎日使うのはちょっと勇気が要りますね。
首は特に治りにくく僕はいまだに色素沈着が残ってます。首は汗もたまりやすいですしシャツなどで刺激がしょっちゅう部分なので効き目が弱く感じるのかもしれません。
早速コメントありがとうございます。
そうですよね、アンテベートを首にも出すなんて、非常識だと思います。
TVにも出るくらい有名な先生でこれですから、本当に怖いです。
アトピーでも、昔は首には一切出ていなかったり、痒疹も出なかったけど、年とともに、湿疹にも変化が出てます。
いつもとても勉強になります。
プロトピックのほてりは目安になって良いなと最近使い始めて私も思っていたのですが、一週間ほどで慣れてしまって何も感じなくなってしまったので、
ほてりがなくなったらやめる判断基準になるというのに、エッ?と思ってしまったのですが、普通は隠れた炎症程度でも慣れていてもほてりを感じれるのでしょうか?
慣れてしまうと、見た目からわかるくらいには炎症しないとほてりを感じないのだろうと思っていたのですが、個人差なのでしょうか?
プロトピックはステロイドで言うところのⅢ郡(強い)にあたるので軽いアトピーなら一週間も塗れば炎症は治まります。
後は1週間経つと慣れという問題もでてくるので僕の場合は火照りがなくなる→肌を触って状態をチェックして塗り分けるという方法でやってます。
プロトピックは火照りが強すぎてアトピーが悪化したりすぐ火照りがなくなったりと個人差が大きい薬なので中々上手く使うのが難しいですね。
ご返信ありがとうございます。
個人差と、アトピーの状態が軽くなったからほてりを目安にできなくなってしまったんですね。
あんまりぽかぽかしても困りますが、隠れてくるとやっぱり難しいのですね。
でも良い薬ですよね。どうもありがとうございます。
そぼさん初めまして、こんばんは。
ステロイド→プロトピックのことを調べていてこちらにたどり着きました。
半年ほど別の皮膚科で治療していたのですが良くなる気配がなくて先が見えず、
最近病院を変えてまさしく今、短期集中で3日間ステロイド(マイルド)
→プロトピックに切り替えて5日が経とうとしています。
(湿疹腫れ赤み痒み痛みのひどかった顔全体に1日1回夜のみ薄く塗布、
プロトピックは3週間~1ヶ月続けると病院から言われています。)
このまま順調にいけば、こちらの記事にもあるプロアクティブ療法や
リアクティブ療法に進むのかなぁと希望が見え始めたところです。
リンク先の他の記事もどれも気になる為になる知りたかったものばかりで
勉強になります!ありがとうございます^^
初めまして。
サプリをいろいろ紹介されてますが最初に始めるならどちらがおすすめですか?
今は、かなり酷い状態で顔は赤くカサカサで皮も剥けて人前に出るのも嫌な感じです。
首や胸の谷間に肘、膝の裏、背中、などほぼ全てです。
最近こちらのサイトを見て、勉強中です。ステロイド、プロトピックをしてるところです。
サプリも始めようか考えていたので、良かったら教えてください。
こんにちは~。万能に効果があるのはセラミドのサプリですかね。後は状況に合わせてという感じです。
ありがとうございます。赤みなどが、落ち着いてきたら、保湿は顔顔、身体は馬油とセラミドならどちらが先に使うのがいいですか?
膝の裏側が赤黒くなっているのですが、治す方法はありますか?
保湿はセラミドでしょうか。膝の裏側は炎症が出やすい部位なのでソレ単体で直すというのは無理です。
アトピーが軽くなっていくとそこもよくなっていくというようなイメージです。