アトピー攻略ブログ

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アトピーで塗るワセリンってどうも固くて使いにくいなぁという人にはプラスチベースがお勧め

      2015/02/26

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ワセリンって使いにくくね?と思うことは誰でもあるんじゃないかなぁと思います。

特に乾燥しやすい季節にワセリンを使っている人はワセリン塗ると凄く楽になるのが分かるので重宝している人が多いんじゃないかと思います。

そのワセリンなんだけど冬場に容器から取り出そうとするとむちゃくちゃ硬い上に非常に伸びにくい。

僕はそういうときはお湯に容器をつけてやわらかくしてから使っていましたがいちいち手間がかかって非常に面倒くさかったです。

どうにもワセリンは固くて塗りにくいそういう人には是非プラスチベースを使ってもらえたらなぁと思います。

 

 

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プラスチベースってなんやねん

プラスチベースはかなり古い薬でイギリスで開発されて1959年に日本で発売されていてかなり古いお薬です。プラスチベースはワセリン、パラフィンといった油脂性基剤(水に溶けにくい)であり鉱物性(石油から作られる)の仲間です。

日本でマイナーなのは主にワセリンが使われているから。ここらへんは製薬会社の都合とかもあるんだろう。海外ではプラスチベースの処方も多いみたい。

ドクターマセソン(日本の難治性のアトピー患者をアメリカで主に見ている人)もこのプラスチベースを使って患者さんに保湿をしているようです。

 

 

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プラスチベースとは?

でも書いたようにワセリン、パラフィンと同じで油脂性基剤(水に溶けにくい)であり鉱物性の保湿剤です。

成分は95%が流動パラフィンと残りの5%がポリエチレン樹脂の2種類で構成されています。

2種類で作られていて非常にシンプルです。ちなみに市販のクリームは大体10~20種類の様々な成分が入っています。

成分が2種類という事はシンプルなのでアレルギー反応を起こしにくいというのが一つの特徴です。これが最大のメリットでありワセリンも一緒。

一方で成分が少ないということは保湿成分が少ない。例えば植物エキスだったり人体にある様々な保湿成分が少ないという事を意味します。

事実鉱物性の保湿剤は油分を与えるのには優れていますが肌に水分を与えることは出来ない。アトピー患者は油分水分共に少ないのでそこのところがいまひとつというのがデメリット。

つまりガサガサの肌にワセリンやらプラスチベースを塗っても効果は薄いということです。塗る際は必ず霧吹きや保湿剤で肌に水分を与えてから最後にワセリンやプラスチベースを塗ること。

もしくはお風呂上り使う(お風呂から上がった直後の皮膚は水分をたくさん含んでいる)

プラスチベースの作り方は分子量2万1000のポリエチレンを5%の割合で流動パラフィンに加えて加熱し、ゲル化したものです。

ゲル化って何?と思う人がいるかもしれませんがゼリーとかこんにゃくとかイメージしてもらえればいいと思います。

ここがワセリンとの最大の違いで使用感が全然違います。

ワセリンの塗り方

 

ワセリンもプラスチベースも同じ仲間なので塗り方は同じ。

 

 

保湿剤とワセリンの使い分けについて

ワセリンも一応保湿剤という分類ですがワセリンは油分しか皮膚に補充することが出来ません。アトピーの場合は大抵油分と肌の水分が不足しているのでワセリンで保湿をするとなると水分を補う必要があります。

使う際は霧吹きで肌に水分を与えてから使う。もしくは風呂上りに使うという点を押さえておけばOKです。

皮膚がガサガサで油+水分の少ない肌にワセリンを塗っても効果はあまりでない。油と水分がたっぷりある肌こそ潤いのある肌です。

世間一般で言われる化粧品、保湿剤、クリームは大抵ワセリン(肌に油分を与える)+何らかの保湿成分(肌に水分を与える)との組み合わせになっています。

例えば皮膚科で処方されるヒルドイドは白色ワセリン(肌に油分を与える)+ヘパリン類似物質(肌に水分を与える)でまさにアトピーにはうってつけの保湿剤となっています。

ワセリン自体には肌に水分を与える力はありません。アトピーの場合は繰り返しますが油分+水分の両方が足りていない事が多い。

皮膚がガサガサだったり粉を吹いている場合は素直に油分と水分を補充できる保湿成分を含んだ保湿剤を使うこと。

他の薬剤(ヒルドイド等)との併用する場合、ワセリンは水を弾くため最初に塗ってしまうと保湿剤まで弾いてしまうのでどんな場合でも必ず最後に塗りましょう。

 

プラスチベースとワセリンの違いは使用感

上で書いたとおりゲル化が最大の違いなんですがこれが思いのほか大きいです。

ワセリンを使うとよくあることなんですがワセリンというのは思ったよりも気温の変化を受けやすいです。

夏に使うとぐずぐずにとけていつもと違う使用感に戸惑います。ローションの使用感というと分かりやすいかな?ねちょねちょしていてとても気持ち悪い。これは夏だからというのもあるんでしょうけど

一方で冬はとても固い。容器から薬をすくってとるのに指でえぐらないと取れない。僕はアイスクリームの棒使って取ってました。

そして苦労してとっても伸ばしにくい。これが思いのほか重労働で取るのも苦労するし何より伸ばすのに肌にこすりつけなきゃならんので肌に対する負担が半端ない。

プラスチベースはこういう使用感の変化が少ないです。さすがに真夏ともなると多少の変化はしますがそれでもワセリンのようにぐずぐずに溶けるというのは殆どないです。

そして冬。普通に指で救えるし普通に伸びる。これが僕のお勧めする理由です。

僕はプラスチベースを含めワセリン系列の薬は全部使いましたが使用感(伸びやすさ)はサンホワイト=プラスチベース>プロペト>白色ワセリンです。

サンホワイトは使用感はいいんだけど値段高すぎ。その点プラスチベースは取っても安いので僕のお勧めです。

 

プラスチベースとワセリンの使い分け

ワセリンは水で洗い流しにくい。プラスチベースは水で洗い流しやすい。あくまでワセリンと比べての話でクリームと比べたら全然ですが。

水仕事をメインにする人はワセリンのほうがいいと思います。ワセリンのほうが水に溶けにくいのでワセリンがお勧め。

鼻周り等の水の刺激(よだれや鼻水)が多いところはワセリンでそれ以外の部分にはプラスチベースがお勧めかなぁ。

口周りは難しい。プラスチベースは温度や湿度の変化に強い(だから季節によって薬剤の硬度が変わりにくい)のでリップクリームに使うとワセリンと比べて結構長持ちします。

赤ちゃんの場合は口周りがよだれでべたべたするし指先をなめるということもあるしそういうときはワセリンを使うほうが長持ちするはずです。

ちなみに塗りやすいだけでべとべとする、熱がこもるようなかんじがするというのはあまり解消されません。これはワセリンとかの特徴だからね。

 - ワセリン系列, 保湿剤, 薬の塗り方(スキンケア)

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