アトピー攻略ブログ

アトピーを完治させたい全ての患者へ。医者に依存せずに考える患者になるために。

どれだけ理論や理屈が正しくても3ヶ月でアトピーが改善しない病院はさっさと変えるべき

   

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病院はアトピーを改善する為に行ってるんだから3ヶ月で改善が見られないなら変えるべき。という持論を僕は持ってます。

3ヶ月っていうのは短すぎず長すぎず絶妙なスパンだと思います。肌が生まれ変るまで28日。

つまり通い始めて3回はアトピーが良くなるチャンスはあるわけです。それで駄目なら医者が無能だ

僕なんて治らない病院に6年通ってたけど病院変えたら1ヶ月で完治とは言わないまでもかなりましになったからね。

なにかしら改善が見られない病院なら行く価値はないと僕は思ってる。時間の無駄だ。

ただし今のアトピーの状態で満足していてそれを維持するために病院に行く必要があるという人は別に変える必要はない。

ちなみにここで書かれているのは標準治療なので脱ステの場合は1年で判定するのがいいかと思う。

漢方は3ヶ月~半年ぐらいかな。効果が穏やかな分改善も緩やか。でもヤブも多いので好転反応を使い出したら即変えるべし。

 

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病院は薬を貰いに行く場所ではなくアトピーに対する知識を学ぶ場所である

病院はアトピーの知識を学ぶ場所である。病院というのは薬を貰いに行く場所と考えている人が多いんだけどそれは知識を学んでからだ。

アトピーの知識というのは自分がアトピーをコントロールする術を学ぶという事。病院では生活指導という言い方をしていることが多い。

それを学ぶことで自分のアトピー改善する選択肢を増やし良い状態を保つことが出来るようになる。

コントロールというとどうしても抵抗がある人がいるかもしれないんだけど知識というのは知っているか知らないかで大きな違いが出る。

僕が何十個と知っているアトピーの知識の中から薬の塗り方に関するものを二つ紹介しよう。

例えば1日1回保湿を塗るのと1日2回保湿を塗ることがどれぐらい効果が違うか知ってる?恐らく殆どの人は知らない。医者から教わっていないからだ。

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上の図のように保湿の効果は3~4倍違う。だから1日2回保湿を塗るというのがスタンダードになっている。

僕はアトピーが軽いときは1日1回。春に花粉で悪化傾向にあるときは1日2回と使い分けている。知識があることで選択肢が増える。

ではこれを知識として知らない人はどうだろうか?めんどくさいから塗ったり塗らなかったりするんじゃないだろうか?

酷いときでも塗ったり塗らなかったりしていた人が知識をつけることで酷いときは1日2回塗るということをすればアトピーが良くなる可能性もあるわけだ。

あなたはステロイドの使い方を知っていますか?これも大多数の人が知らない。

医者が塗り方を教えないし患者は薬の塗り方次第で劇的に効果が換わるというのを知らないからだ。

間違ったステロイドの使い方として綺麗に見える部位は薬を塗ってはいけないというのがある。実はこれ間違ってるんだなー。

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この赤丸で囲んだ部分は一件正常に見えるが炎症で囲まれているために見えない部分で炎症を起こしている可能性が非常に高い。

そのことを知らずにこの赤丸の部分は綺麗だからステロイドを塗らないと勘違いしている場合は炎症が確実に再燃する。

だから炎症が広範囲に及ぶ場合は一見正常な部位に見える部分にもきっちり薬を塗ったほうがいいんだよね。

それを知らない人はステロイドを塗ってもすぐに炎症がぶり返したりする。知っている人は炎症がぶり返しにくい。

これはステロイドに限らず他の抗炎症薬でも使えるので是非知っておいて欲しい知識。薬の塗り方の基本だ。

僕は今薬に関する知識を2つ披露したんだけど他にも花粉対策、ダニ対策、石鹸やシャンプーの選び方等無数にある。

こういう知識を病院で教わって自分に合った物を取り入れて自分の生活に生かす。アトピーを少しでも楽にするというのが病院に行く目的なのね。

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診察はガンガン質問しろ

この知識をどこで得るのかというとそれはネットではなく診察で教わるわけ。ネットの情報はあんまりあてにしないのが吉(ブーメラン)。

ネットは色んな情報が落ちているんだけど基本的な知識がないと絶対に騙される。まずは病院で教えてくれる知識から学ぼう。

ところが病院という場所は薬を貰うというイメージが強すぎるのか、患者さんが治すことを諦めているのか、はたまた怒られるのを恐れているわけか全然質問しないわけよ。

2時間待って5分診察で薬貰って終わりーとかすっげぇもったいないの。これ何の知識も増えてない。全然成長していない。

ある病院で治らないから別の病院に行くというのはアトピー患者あるあるだけど医者の言いなりだと知識は増えないんだよね。

僕みたいに現状で満足してて薬貰って何も困らないならそれで問題ない。でも今アトピーで困っててなんとか治したいって言うなら積極的に質問しなきゃ。

残念ながら今の医者って言うのは受身だと殆ど知識を教えてくれないのよね。僕はこれ間違ってると思うんだけど間違ってる間違ってるって言っても現状が変わるわけじゃない。

だから自分から気になることは積極的に質問するしかない。そうやって知識をどんどん蓄えてそれの知識を元に治療をする。

それで3ヶ月頑張ってみる。治らなかったら次の病院に行くというのが一番いいと思う。これを繰り返せばきっとよくなる。

期間を区切るって言うのは凄い大事なのよ。なんでかっつーと期間を区切らないとずるずると通い続ける。それは非常によろしくない。

いくら理論や理屈が正しくても患者にとっては治らなきゃ意味がないからね。治ることからぶれてはいけないと思う。

僕らは世間話をしに病院にいっているわけではないのだから。

病院を選ぶコツ

前にさらっと書いたんだけど個人でやってる診療所は駄目。個人でやってるところはいかに早く患者を回すかで儲けが決まってくるのでほとんど話を聞いてくれない。

あそこは薬を貰うためにいったり感染症を見てもらったりするのはいいかもしれないが診察する時間があまり取れないのでアトピーの知識を増やすのは向いていない。

僕のお勧めは大学病院。大学病院なら複数の先生がいるのでじっくりと診察してもらいやすい。疑問に思ったことをメモして何でも聞けばいい。

予約が必要な病院や勉強会を開いている病院ならなお良し。そういう先生は患者を本当に治したくて見ている先生が多いからね。

今まで診察は適当にしてたという人も是非アトピーに関する知識を身につけて自分の生活を楽にして欲しい。

 - 病院の選び方, 薬の塗り方(スキンケア)

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