アトピー攻略ブログ

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ヒルドイドの正しい使い方知っていますか?アトピー暦20年の患者がヒルドイドの効果と副作用についてまとめてみた!

      2015/07/08

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ヒルドイドを愛用して7年になります。今は薬代ちょっと辛いなぁと思いつつビーソフテン(ヒルドイドのジェネリック)に浮気してます。

皮膚科で処方される保湿剤と言えばワセリン系列とヒルドイドが9割を占めているんじゃないかと思います。尿素もあるけどアトピー患者には染みるからたまにしか処方されない傾向がある。

このヒルドイドなんですがアトピー用の保湿剤と侮るなかれ。実は使い方がかなり難しい薬だったりする。

普通の乾燥肌に塗る分には全く問題ないんだけどアトピー患者が適当に使うとアトピーが悪化したりする。

医者がそこんとこの説明をサボってたりするからヒルドイドを使っていて悪化する、合わないという人が後を絶たない。

会わないケースは色々あるんだけど大体が使い方を間違っている。塗り方を知らない。が多いと思う。

ヒルドイドは使い方が難しい。特に使うタイミングを誤るとアトピーが悪化するので記事を読んで是非使い方をマスターしていってください。

 

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ヒルドイドってどんな薬?

ヒルドイドはヘパリン類似物質が主成分のお薬です。他の添加物は後で詳しく書きます。

ヘパリン類似物質というのは名前のまんまヘパリンに似ている物質だからヘパリン類似物質と呼ばれています。

じゃーヘパリンってなんやねんって話なんだけどヘパリンは人間の臓器で作られるムコ多糖類の仲間で保湿成分の一種です。

臓器から作られて必要な部位に送られます。具体的な働きは間接の動きをスムーズにしたり眼球の動きをサポートしたりといった働きをしている人体に必須の保湿成分です。

ムコ多糖類というのは保湿成分の一つです。一番有名なのがヒアルロン酸かな?他にも有名どころとしてコンドロイチン、グルコサミン、フコダインがいます。

ようするにヘパリンというのはこいつらの仲間の保湿成分です。

保湿成分は主な働きによって3種類に分けられます。保湿成分によっては複数の役割を担っているものもあるので参考程度に)

水分を抱きかかえるクッションの部分と結合し水分を外に逃がさない(尿素、アミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリン等)

肌に浸透し肌の水分と結合し水分量を増やし閉じ込める保湿成分(セラミド、コレステロール、レシチン、ムコ多糖類等)

肌表面に膜をして水分を逃さないようにする保湿成分(スクワラン、ミネラルオイル、ホホバオイル、ワセリン等のオイル)

この3つを上手に配合して世の中にでているのが化粧品とか保湿剤とかそういうものです。当然の事ながら配合されている成分によって働きが違ってきます。

ヒルドイドはヘパリン類似物質を配合した保湿剤なのでアトピーで期待される役割は水分を閉じ込める(保湿作用)役割があり他には血行促進、抗炎症作用となっています。

更に細かく言うと皮膚に水分を補給する、傷の修復、高い保湿力、血行促進作用、血液凝固を防ぐ、鬱血を改善する、傷の治りを早めるです。

そのためアトピーだけではなく皮脂欠乏症、進行性指掌角皮症、凍瘡、肥厚性瘢痕、ケロイドの治療や予防、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患。

血栓性静脈炎、様々な外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎に使われています。

ヒルドイドに含まれるヘパリン類似物質の働きはこんなところ。

ここからヒルドイドについて含まれている主な成分についての解説を書いていきます。

 

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ヒルドイドクリーム

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http://www.packageinsert.jp/detail/620009046/heparinoidより引用

1g中に含まれるヘパリン類似物質(ヒルドイドの主成分)= 3mg(0.3%)添加物はグリセリン(保湿剤、変性剤)

ステアリン酸(油剤、脂肪酸)、水酸化カリウム(pH調整剤、アルカリ剤)

白色ワセリン、ラノリンアルコール、セトステアリルアルコール(油剤、乳化安定剤)

乳化セトステアリルアルコール(油剤、乳化安定剤)

ミリスチルアルコール(油剤、乳化安定剤)、チモール(香料、殺菌防腐剤)

パラオキシ安息香酸メチル(防腐剤)

パラオキシ安息香酸プロピル(防腐剤)、イソプロパノール(消泡剤、粘度低下剤、溶剤)

 

実のところヒルドイドクリームというのはかなり昔からある。日本では1958年から発売されていた。

薬としての役割は血行促進が期待されていて保湿剤としての役割はあまり期待されていなかった。

後に保湿剤として認可を受けるのが1990年。そこから保湿成分を加えたヒルドイド軟膏やらローションやらが作られた。

んでヒルドイドクリームなんだけど保湿剤として作られたわけではないので敏感肌にはあまり向かない。

その為アトピー患者にはあまり処方されないが実は薬の効き目はヒルドイドクリームが一番高い。

僕が思うヒルドイドクリームをお勧めする人はアトピー自体は軽いけど乾燥肌で悩んでると言う人。

もしくはヒルドイドソフトのどろっとしたのが合わない人はこっちが向いている。

使用感はさらっとしているから夏向きにこれに切り替えるのもいいと思う。

ただし合わない率も高いのでまずはヒルドイドソフトを使ってみて物足りなかったらクリームを使うというのがいいと思う。

添加物のラノリンアルコールが結構アレルギー反応を起こしやすいことで有名。確か1.5%ぐらいの要請率。ラノリンは保湿成分の一つ。

アズノール軟膏にも同様の成分が含まれているのでアズノールが合わない人はヒルドイドクリームは避けたほうがいいかも。

他にもアルコールアレルギーやアレルギーを起こしやすい香料が入っているのでアトピー向きの薬ではないのは確か。

ヒルドイドクリームで大丈夫と言う人は大抵の化粧品が大丈夫でしょう。

僕はヒルドイドクリーム使うならビーソフテンクリームが安価かつ安全性も上なのでこちらをお勧めします。

塗り心地はヒルドイド軟膏をさらっとした感じ。軟膏のどろっとするのが嫌という人にはお勧め。

なんか独特の匂いがします。気になる人は気になる匂い。気になるという人はローションのほうがいいかもしれない。

ヒルドイドクリームの効果

対象疾患名 有効率(%)〔有効以上〕
皮脂欠乏症 91.2〔259/284〕
進行性指掌角皮症 71.6〔68/95〕
凍瘡 90.8〔129/142〕
肥厚性瘢痕・ケロイド 75.5〔369/489〕
血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患 100〔8/8〕
血栓性静脈炎 78.0〔71/91〕
外傷後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎 75.5〔508/673〕
筋性斜頸 88.3〔362/410〕

 

ヒルドイドクリームの副作用報告

総投与症例2471例中、23例(0.93%)に副作用が認められ、主なものは皮膚炎9件(0.36%)、そう痒8件(0.32%)、発赤5件(0.20%)、発疹4件(0.16%)、潮紅3件(0.12%)等であった。

1%というのはどうなのかというと可もなく不可もなくという数字です。これはアトピーでない人も数値もひっくるめてなのでもうちょっと高くなると思う。

ちなみに同じ保湿剤である尿素は4~5%ある。僕が尿素を進めない理由の一つ。

 

ヒルドイドソフト軟膏

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http://xn--eckwdb7a3iv042dgbf.com/hirudoidoshurui.htmlより引用

 

1g中に含まれるヘパリン類似物質(ヒルドイドの主成分)= 3mg(0.3%)添加物はグリセリン(保湿剤、変性剤)

スクワラン(保湿剤)、軽質流動パラフィン、セレシン(エモリント剤)、

白色ワセリン、サラシミツロウ(ミツバチの巣から作られる油)

グリセリン脂肪酸エステル(合成界面活性剤、乳化剤)

ジブチルヒドロキシトルエン(酸化防止剤)

エデト酸ナトリウム水和物(キレート剤、殺菌防腐剤)

パラオキシ安息香酸メチル(防腐剤)

パラオキシ安息香酸プロピル(防腐剤)

 

クリームからアルコール、香料、ラノリン等の皮膚刺激性アレルゲン性が高い物を抜き軽質流動パラフィン、セレシン、スクワラン、サラシミツロウ等の保湿成分を加えたもの。

この4つはエモリント剤つまり皮膚水分の蒸発を防ぐ働きがあります。ヒルドイドソフトのどろっとしてる正体はこれ。

アトピーの人が使っているのはヒルドイドソフトが多いんじゃないかなぁ。軟膏となっているけど種類分けはクリーム。これはクリームの中でも特殊でコールドクリームと呼ばれている。

クリームと軟膏の中間の特性を持つ。なのでクリームよりお肌に優しい。アトピーにはうってつけというわけ。

成分でアレルギーとなりうるのは酸化防止剤や殺菌防腐剤、防腐剤、ミツロウあたりかなぁ。

ヒルドイドクリームは皮膚刺激性の高い成分ばんばん入ってるんだけどこちらはだいぶましというかかなりいいかんじ。

お肌への優しさは軟膏>クリーム>ローション。クリームは使い勝手はいいが肌への刺激は強い。

クリームとは何ぞやというのを知っておくと薬を選ぶ際に役に立つので是非。

塗り薬のクリーム(乳剤性基剤)の特徴についてまとめてみた

使用感は塗るとワセリン系の軟膏ほどではないがどろっとしていて油分と水分のバランスが良い感じで保湿性が高い。これはワセリン系の軟膏がたくさん入っているから。

ワセリン系列を混ぜると水分保持力が高くなるのでヒルドイド軟膏は皮膚に水分を与えて水分を保持する力がとても優れている。

ヒルドイドクリームとヒルドイドソフトの違いは二つ。まずヒルドイドソフトのほうが軟膏系の保湿剤をたくさん混ぜてあるためにヒルドイドクリームより皮膚に優しい。

そしてもう一つは皮膚の水分を保持する力はヒルドイドソフトのほうが上なので皮膚の水分が蒸発しやすい冬にむいている薬。

反面夏にはあまり向かない。ヒルドイドに混ぜられているワセリンの保湿剤で汗腺をふさいで熱がこもってしまうと言う人もいるから。

これはケースバイケースなので夏にべたっとしてるのがいやだなと言う人は夏はクリームを使ってみるといい。

赤ちゃんは皮脂がゼロに近くなるので軟膏系が含まれるヒルドイドソフトお勧めしてます。

ヒルドイドに含まれる界面活性剤について

以前は知識がなくてわからなかったんだけどヒルドイド軟膏に含まれているのはグリセリン脂肪酸エステルだ。

合成界面活性剤=皮膚に良くないというイメージがあるけどクリームに使われる合成界面活性剤は皮膚の浸透を目的としていて油汚れを落とすものとはまた別。

だから洗浄を目的とした合成界面活性剤と比べて毒性は相当少ない。

中には毒性というか肌に刺激になりやすいものもあるけどね。別に合成界面活性剤すべてが悪いわけじゃないんだ。

そして何より安全だといえるの根拠はグリセリン脂肪酸エステルって人体にあるもんだからね。皮脂の成分なんだよ。これ。どこが危険やねん(笑)

WIKIにも皮脂(ひし、英: Sebum)は、皮脂腺から分泌される脂肪などを含むエマルション様の液体である。成分はグリセリン脂肪酸エステルである。って書いてあるしね。

ちなみに皮膚に付ける場合と口から摂取する場合はアレルギー反応を起こすルートがまた別なので口から摂取する分には安全とは言い切れない。

ヒルドイドソフトの効果

対象疾患名 改善率(%)〔改善以上〕
皮脂欠乏症 95.0〔57/60〕
進行性指掌角皮症 71.2〔42/59〕

ヒルドイドソフトの副作用報告

総投与症例119例中、本剤による副作用は認められなかった。

ヒルドイドローション

 

1g中に含まれるヘパリン類似物質(ヒルドイドの主成分)= 3mg(0.3%)添加物はグリセリン(保湿剤、変性剤)

白色ワセリン、スクワラン(保湿剤)、セタノール

還元ラノリン、セトマクロゴール1000(合成界面活性剤、乳化剤)

モノステアリン酸グリセリン(合成界面活性剤、乳化剤)

パラオキシ安息香酸メチル(防腐剤)、パラオキシ安息香酸プロピル(防腐剤)

カルボキシビニルポリマー(合成ポリマー)、ジイソプロパノールアミン

 

まんまローションです。夏場に使うならこれかクリームですね。クリームと同様にラノリンが添加してあって成分的にはあまりよろしくないです。

アトピーの人が使うならアルコールを含むクリームよりはこっちのほうがいいかなと言う感じ。

使用感は軟膏やクリームと比べてさらっとしている。化粧水のような感じ。夏に使うならこれ。

何気に薬の容器が持ち歩きやすいのもグッド。ちなみにローションはクリームと違い独特の匂いはないので匂いが気になる人はこっちをお勧め。

ヒルドイドローションの効果

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http://hirudoid.kenkou88.net/より引用

対象疾患名 改善率(%)〔改善以上〕
皮脂欠乏症 98.1〔53/54〕
進行性指掌角皮症 85.2〔23/27〕
肥厚性瘢痕・ケロイド 66.7〔10/15〕
外傷(捻挫、挫傷) 100〔18/18〕

ヒルドイドローションの副作用報告

総投与症例121例中、本剤による副作用は認められなかった。

 

ヒルドイドを使う上での注意点

出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)のある患者〔血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある〕。

(2) 僅少な出血でも重大な結果を来すことが予想される患者〔血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある〕

仕様書まんまコピペ。つまり出血のある部分に使用してはいけない。

妊婦、産婦、授乳に関しての安全性は確立されていない。と書いてあるが動物実験やらなんやらで奇形の報告がされている場合は乗っていると思うので大丈夫なんじゃないだろうか。

ネットで調べると割と普通に処方されているみたいだ。そこらへんは医者のほうが詳しいと思うから心配なら医者に相談で。

潰瘍(びらんがもっと酷くなって皮膚がえぐれた状態)、びらん面(ジュクジュクしている部分)へ塗ってはいけない。

そういう部分にはステロイドを塗ってね。プロトピックはびらん面には禁忌になっている。

アトピーで使われるステロイド!アンテベートの効果、副作用、使い方その他もろもろについてまとめてみた

アトピー患者が使う上での注意点

上に書いてあるとおりびらんには塗ってはいけない。というのは当たり前ですがヒルドイドはあくまで保湿剤であり抗炎症作用もあると書いてありますが実際のところ抗炎症作用は殆どない。

抗炎症作用があると思ってアトピーで真っ赤になっている部分や皮膚がガサガサになっている部分に塗ると悪化することが多い。

これはなんでかというと皮膚が炎症を起こしている部位は様々な皮膚の炎症を起こす細胞が集まって血管が拡張している。そこに血管を拡張させるヒルドイドを塗ると炎症が悪化するためだと思う。

こういうときは血管収縮作用があるステロイドを塗るのが正しい薬の使い分けです。

抗炎症作用というよりは血管を拡張し冷えを改善して炎症が治るのを早めるといったイメージに近い。

次に粉が大量に吹いている部分にも塗ってはいけない。これは「乾燥」ではなく「炎症」だから

多くのアトピー患者が粉を吹いている状態=乾燥だと思っているがこれは皮膚の観点から見ると「炎症」を起こしている状態になる。

この不幸な勘違いで多くのアトピー患者がヒルドイドを使うと悪化したり乾燥したりすると思ってしまう。軽微な炎症ならヒルドイドでもOKだ。

といっても乾燥と炎症の違いなんて知らなかったと言う人が殆どだと思うので画像で大雑把な判断基準を乗せてみる。

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http://ameblo.jp/hifukayumi/より引用

こういう皮膚にぱっとみで赤みがあり触るまでもなくごわごわの皮膚をしているというのが分かる場合は乾燥ではなく炎症です。絶対にステロイドが必要で保湿剤では治らない。

とにかくヒルドイドは赤み、ごわごわしているところに塗ってはいけない。必ずと言っていいほど悪化する傾向にあります。

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http://atopycure1.blog.fc2.com/より引用

じゃあこれならどうか?というとこれも若干赤みがあるのでこれも炎症です。乾燥ではありません。僕ならステロイド塗ります。

ヒルドイドだと塗っていいか微妙なラインですが市販の保湿剤はヒルドイドと違い抗炎症作用のある成分が含まれているので市販の薬だとこれぐらいなら塗って治る事が多いです。

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http://atopycure1.blog.fc2.com/より引用

上の画像より皮膚の赤みが減りマシになったように見えますがこれも乾燥ではなく炎症です。むしろ上より酷い。

皮膚の表面にでこぼこがみえるでしょう?これは皮膚の下に炎症が起きている状態なのでステロイドを塗ってあげないと駄目。

これを乾燥だーと勘違いして保湿剤塗ると炎症が抑えきれず保湿剤を塗ってアトピーが悪化したように見えます。実際は炎症が再燃しただけなんだけど。

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http://atopycure1.blog.fc2.com/より引用

これが乾燥です。というとはぁ!?全然乾燥してねーじゃん!ってなるかもしれないんだけど健康な人の乾燥はこれ。これに保湿を徹底してあげるともっと皮膚のキメが細かくなっていきます。

写真の左下とか多少粉ふいてるけどこれならまぁ許容範囲かな。

これでも皮膚が乾燥しているか炎症しているかわかんないよ!という人は皮膚に1粒水滴をたらしてしみこんだら「炎症」弾いたら乾燥だと思ってくれればいい。

また保湿剤を塗った後皮膚を触ってみてザラザラしてるようなら炎症です。

確実に判断する方法はプロトピックか尿素入りのクリームを塗ってほてりや刺激感があればそれは間違いなく炎症なのでそういうときは素直に抗炎症作用のあるステロイド等を使ってください。

乾燥肌とアトピーの違いがわからない人はかなり多い。そういう人は下の記事を読んで乾燥肌による痒みなのかかアトピーによる痒みなのかを判別する必要がある。

当たり前だけどヒルドイドは保湿剤なので乾燥肌による痒みにはめちゃくちゃ効きます。

乾燥肌の痒みはアトピーの痒みとどう違うの?

痒みがある場合はステロイドを使ったほうがいいの?

 ヒルドイドの顔ヘの使用方法

ヒルドイド顔に塗らないよう医者の指導された人も多いと思うんだけどそれは概ね正しい。

というのもヒルドイドには血行促進作用があり顔の皮膚はとても薄いのでヒルドイドを塗ったところに炎症があれば赤みを誘発してしまうことになる。

もちろんこれはアトピー患者の話であり普通の乾燥肌の人が使う分には全く気にしないで良いことを付け加えておく。

炎症がない場合は使ってもいいんだけど皮膚がガサガサしているとか赤みがあるとかそういう場合は使用をやめたほうが良い。

ちなみに顔の赤みガサガサに関してはステロイドよりもプロトピックがよく効くので僕はそちらをお勧めしている。

アトピーで処方されるプロトピックってどういう薬なの?効果や副作用やステロイドとの違いをまとめてみた

ちなみにヒルドイドとプロトピックorステロイドを併用する場合どっちを先にぬったほうがいいの?と言う質問は非常に多い。

結論からいうとどちらでもかまわないんだけど微妙に差があるので自分にあったスタイルをとれば良い。

保湿剤とステロイドどっちを先に塗ればいいの?アトピー暦20年の僕はこう塗ってます!

ちなみにワセリンと併用する場合はヒルドイドが先でワセリンが後。これはワセリンの特性によるもの。

アトピーで使う白色ワセリンってどういう風に使えばいいの?使い方にピンと来ない人に是非読んでほしい記事

ヒルドイドが合わなくて赤みや痒みが出た

ヒルドイドは非常に良い薬ではあるんだけど主成分のヘパリン類似物質が致命的にアトピー治療に向いていないです。

特に顔は皮膚の薄い部分で毛細血管が豊富にあるのでそこにヒルドイドを塗ると血流が良くなって赤みや痒みといったトラブルがでやすい。

まず試すべきはヒルドイドクリームやローションを使っている人はヒルドイドソフトに変えてみてください。

ヒルドイドソフトがヒルドイドの中で一難刺激の少ない成分が入ってます。

それでも合わないならステロイドかプロトピックを2~3日塗ってあげて保湿すると大抵は解決する。

それでもヒルドイドが合わない人主成分に反応しているので諦めよう。そういう人は大抵尿素入りの保湿剤も合わないので使えるのは実質ワセリンだけという事になる。

ワセリンは安全性はピカイチなんだけど保湿効果が殆どないのでクリームを使えるぐらいにいい状態であれば別の薬を探したほうが良い。

保湿剤の選び方は色々あるんだけどアトピーで使う場合はセラミド入りのものは保険適用されている薬(ヒルドイド、尿素クリーム)より優れてます。

アトピー性皮膚炎においては角質細胞間脂質の減少にともない水分保持機能が低下し, バリアー機能が損傷されている。8%合成疑似セラミドクリームは天然セラミド2の類縁体を含有し, 角質細胞間脂質の減少した皮膚に外用することにより, 角層の乾燥, 落屑やバリアー機能を改善することが期待される。今回我々はアトピー性皮膚炎患者の乾燥皮膚に対し本クリームを外用し, その臨床症状と水分保持能, 経皮水分喪失量(transepidermal water loss: TEWL)が改善するかどうかをヘパリン類似物質含有軟膏と比較検討した。調査対象はアトピー性皮膚炎患者29例で, 前腕皮膚の外用により, 皮膚所見·角層機能を含む総合効果判定において86%で有用性を認めた。TEWLについては外用前値と有意差を認めなかったが, 角層内水分量(コンダクタンス)は外用前値と有意差をもって増加した。ヘパリン類似物質含有軟膏との比較ではTEWLとコンダクタンスともに有意差を認めなかったが, 皮膚所見を含む有用性においては合成疑似セラミドクリームが有意に有用であった。副作用は局所の発赤が1例に認められたが外用中止とともに改善した。以上より8%合成疑似セラミドクリームは, アトピー性皮膚炎の乾燥皮膚に対し有用性の高い外用剤と考えられた。

http://ci.nii.ac.jp/naid/130004474576より引用

この8%合成擬似セラミドクリームと言うのが花王のキュレルなんだけれどもこれがヒルドイドより優れていると言うデータがある。

ヒルドイドより優れているのは合成擬似セラミド含有と言うところが大きいです。僕が保湿剤を選ぶときのポイントの一つにセラミドが入っているか?というのは絶対に調べます。

セラミドとはなんぞや?

 

セラミドは皮膚にある細胞間脂質と呼ばれる部分の50%を占める成分。こいつが皮膚に少なくなると水分が保持できなくなり皮膚がカラカラの砂漠みたいになりアトピーが悪化します。

細胞間脂質はセラミドで代表される脂質で、角質層の細胞と細胞の間に存在します。 脂質、つまり油ではありますが、 新陳代謝の過程で生じるもので、皮脂とは別のものです。 細胞間脂質は、細胞をレンガブロックに例えると、 そのレンガブロックを固定するセメントのような役目をしています。 この細胞間脂質が、細胞と細胞が剥がれないようにしていることにより、 角質層は健全な層構造を形成し、水分の蒸発が防がれているわけです。 また、この細胞間脂質は、それ自体が保湿成分としての機能を持っています。 細胞間脂質は、構造的に水に馴染む部分と油に馴染む部分の両方を持っていて、 水に馴染む部分が水分をつなぎとめて逃がさないようにしています。http://www.moltolice.co.jp/page050.htmlより引用

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http://www.tvert.jp/fs/tvert/c/sale1より引用

このセラミドなんだけどアトピー患者の皮膚にはセラミドが圧倒的に足りていないという事が分かっている。

セラミドは皮膚の水分を保持する成分なんだけど健康な皮膚でしか作ることが出来ないので炎症のある皮膚ではセラミドが作れなくなって不足しちゃうんだよね。

 

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上の画像のような感じでセラミド1,3,6が不足しやすい。これらを補ってあげるとアトピーの場合は皮膚に潤いが戻ってくる。

ちなみにセラミド1入りのクリームは超高価で50gで1万円とかするので庶民はセラミド3、6アタリを補ってあげると皮膚が潤う。

ちなみに遺伝的にセラミドを上手く作れないアトピー患者が3割もいる。僕は3割に入っちゃってセラミドが上手く作れないのでお肌がカサカサ。

フィラグリンというセラミドの元となる成分があるんだけどこれが上手く作れない人が3割いるって事です。

見分け方は結構簡単で手のひらを見ればわかる。セラミドが作れない人は普通の人と手相が違ってしわが多いことが分かっている。

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http://openi.nlm.nih.gov/detailedresult.php?img=2883069_bjd0161-0884-f2&req=4より引用

パターン1~3のいずれかにあてはまるとセラミドを上手く作れない可能性あり。

ちなみに僕は左手はパターン3で右手はパターン2です。生まれつきアトピーの人はこういう遺伝的要素が強いからセラミドを積極的に補ってあげるといい。

またアトピーで皮膚に炎症があるとフィラグリンが不足することもわかっていてそれがセラミドの不足にも繋がっている。

こっちはアトピーが治れば元通りになるんだけど治るまでは外部からセラミド入りのクリームで保湿してあげるとかなり乾燥が緩和される。

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上のような画像の感じでフィラグリン(セラミド)がスカスカになってるわけ。

その為セラミドやフィラグリンの入った保湿剤が必要になってくるわけだが今のところ保険適用でそれが配合されている保湿剤はない。

だから保険適用されていない薬を選ぶ際はセラミド入りのものを選ぶというのが大事でそれは花王のキュレルの擬似合成セラミドでもヒルドイド以上に効果が高い事が証明してる。

花王のキュレルを使ってもらってもいいんだけど僕は擬似合成セラミドの3倍の保湿力を誇るヒト型セラミド入りの保湿剤をお勧めしておきます。

擬似合成セラミドはセラミドじゃなくてセラミドによく似せた物なんだけどヒト型セラミドはヒトのセラミドと成分が同じなのでその分保湿力が高いです

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グラフで見たほうが分かりやすいかな。合成セラミド=合成擬似セラミドと同じような物です。

3倍の名は伊達ではなくちょっとした粉吹きぐらいの乾燥ならさっと塗れば治ります。

ヒト型セラミドが入っている保湿剤は色々あるんですがシュセラモイストゲルという保湿剤がお勧めです。

お勧めする理由として初回のみ1990円でトライアルセット並の値段で安い事。もちろん送料無料。

そしてもう一つはトライアルセット並の値段なのに50gの大容量で買える点この点を猛プッシュしておきます。

定期コース限定で1990円って書いてあるんだけど別に2回目買えと強制されるような事はなく合わなきゃ1回目から解約できます。

クリームのトライアルセットってごちゃごちゃいらんもん付いてくるし僕は余り好きではない。

肝心のクリームは5gとか10gとかで保湿クリームの良さとか分からんまま終わるしね。

保湿剤の違いが実感できるのは大体1週間ぐらい使うあたり。ここらへんから肌の調子の違いがわかってきます。1日や2日じゃ使用感のみで終わっちゃう。

成分は公式HPに書いていないのであげておく。

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箱がぼこぼこしてるのは開けるの失敗したから・・・。湿疹等に使わないようにって書いてありますがこれ大抵どんなクリームにも書いてあるのでこれはスルー。

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箱の中身はこんな感じです。ヘラついてますけど僕はガッツリ使うのでいらないです。

ただちょびっと取ってつける人はヘラが必要です。このクリームガッツリ取る分には問題ないんだけどちょびっと取るのには取りにくいのでヘラ使ったほうがいいです。

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クリームはヒルドイドやビーソフテンのようにどろっとしてなくさらっとしてる感じですぐ肌になじみます。

結構伸びるのでこれぐらいの量で肘の裏側ぐらいは塗れる感じ。

匂いなんだけどアルコールと何かを混ぜたような独特な匂いがします。これは成分の上位に来てるBGの影響です。

染みるとかはなかったかな。一応お風呂入ってるときに染みた部分に塗ってみましたが大丈夫でした。

肌に悪い成分は入っていないけどBGが多少刺激性のある成分なのでそれで合わない人はいるかもしれない。

アトピーでセラミド入りの保湿剤を使った事がないって人はせっかく優れた保湿成分なのにちょっともったいないなと思ったので紹介してみた。

ヒルドイドじゃ保湿が物足りない!ヒルドイドが合わないって人はセラミドの保湿剤のお試しとしてシュセラモイストゲルを試してみるといい。

ヒルドイドの使用方法

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http://www.maruho.co.jp/medical/academic/infostore/rvcck40000000649-att/vol03_05.pdfより引用

一日1回塗るより2回塗るほうが効果が高いという報告があります。そして量を少なくすると効果も少なくなるもある。

つまりアトピーに限らず保湿の効果を最大限発揮させる塗り方は1日2回。たっぷりと塗るって事です。普通に考えて当たり前ですが。

上のグラフのような感じ。ちなみに一日3回塗ると2回に比べて50~60%更に効果が上がります。3回塗るの苦にならないぜ!という人は是非やってみてください。

薬の塗り方が違えば効果も全然違ってきます。朝と夜塗るのがめんどくさいというのは非常に良くわかるんだけどちょっとだけ頑張ってやってみてはどうだろうか。

ちなみに保湿剤にはきちんとした塗り方。ワンフィンガーチップユニットがある。保湿剤箱の塗り方をすればきちんと効果が出ます。

薬の塗り方の基本1FTU(ワンフィンガーチップユニット)を知っていますか?

ヒルドイドを塗ると乾燥するというのをたまにみかけますが薬の使い方が意外と難しいので適切な使い方をしていない場合は乾燥ではなく炎症が酷くなるというのはありえない話ではないかなぁとおもいます。

例:皮膚がガサガサのところを患者さん自身が「乾燥」だと思って塗ったら余計に「乾燥」してしまった等。実際「」内は乾燥ではなく炎症というオチ。

 

薬効

血液凝固抑制作用。血液凝固時間を延長し、血液凝固抑制作用を示す。(ヒト、イヌ、ウサギ)

血流量増加作用。水素クリアランス法による実験で、皮膚組織血流量の増加を認めた。(ウサギ)
3.血腫消退促進作用。実験的血腫の消退促進を認めた。(ウサギ)
4.角質水分保持増強作用皮膚に対する保湿効果を有し(ヒト)、実験的乾燥性皮膚において角質水分保持増強作用を認めた。(モルモット)
5.線維芽細胞増殖抑制作用。組織癒着防止に関する実験で、線維芽細胞増殖の抑制を認めた。(ウサギ)

ヒルドイドで一番気になるのは保湿だと思うんだけど実際保湿作用に関してはそこらへんの論文にごろごろ転がっている。

がしかし論文って読むのにお金かかるのよね。しかも結構高い。

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http://blog.bihadado.com/?cid=2308より引用

しゃーないので上のブログさんから引用。ワセリンと尿素入りの保湿剤とヘパリン類似物質の保湿効果を比べたグラフです。

ちなみに尿素は保湿効果がどれだけ優れていようが染みるので使うのはお勧めしない。

ちなみに長年使っても大丈夫な薬なのか?というのはよく聞かれますが長年使ってもいいかどうかを実証するためには莫大なお金が必要となります。

それをやっている薬は殆どないので結局の所殆どの薬がわからないということになります。

ジャーどうやって判断すればいいねんって話なんだけど歴史の古い薬ほどそれだけ長く使われている薬なので安全性という点では一つの基準になるかと思います。

問題のある薬だったら発売中止になっちゃうからね。そういう視点から見るとヒルドイド自体の発売は古いしそれで死亡したということは聞いたことがありません。

僕自身7年使ってますが別に何の副作用もないんで僕個人としては大丈夫だと思いますけどね。

追記:ビーソフテンの記事書いていたらヒルドイドの保湿について書いてありました。以下を参照。

ヒルドイドとビーソフテンの保湿力比較

ビーソフテン油性クリーム0. 3%及び標準製剤を、健康成人男子の左右前腕屈側部にそれぞれ50 μ L単回塗布(半径2cm)し、塗布部位の皮表角層水分含有量(以下、水分量)を経時的に測定した。
薬物塗布前後における水分量の変化量-時間曲線下面積(AUC)を評価項目とし、90%信頼区間法にて統計解析を  行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。

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http://www.mochida.co.jp/dis/txt/pdf/bsf-o_3.pdfより引用

標準製剤=ヒルドイドソフト軟膏のことだと思います。つまりヒルドイドソフト軟膏とビーソフテン油性クリームの保湿力はほぼ差がないということになります。

ただし作られている工場によって微妙な差がでるというのはありえる(ここらへんがジェネリックの品質の差)

ちなみにビーソフテンはヒルドイドの2分の1以下の値段で上のグラフのように効果もそんなに変わらないのでアトピーでヒルドイドをたっぷり使うという人には是非お勧めしたいです!

アトピーでヒルドイドを使っている人はヒルドイドと同じ主成分を使ったビーソフテンもお勧め!

市販のヒルドイドが欲しい!

ヒルドイド市販等のキーワードでたどり着く人がいますがヒルドイドは処方箋薬なので残念ながら市販のものは売っていません。

しかしヒルドイドと同じヘパリン類似物質を配合したクリームならあります。火傷や気になる傷跡に効くというフレーズのアットノンとかが有名かな。

他にも海外の通販のヒルドイドフォルテクリームが有名。僕はこっちがお勧め。その理由は後で説明する。

せっかくなのでアットノンの成分も書いてみます。ちなみにここからの記事はアトピーの人に配慮したものではなく一般の人用。

乾燥肌とかで傷跡とかで悩んでいる人向けね。

アットノンクリーム

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http://www.kobayashi.co.jp/seihin/ant/pdf/ant.pdfより引用

1g中に含まれるヘパリン類似物質(ヒルドイドの主成分)= 3mg(0.3%)

添加物として、セタノール(油剤、乳化剤、乳化安定剤)、ステアリルアルコール(油剤、乳化安定剤)

ポリソルベート60(合成界面活性剤、乳化剤)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(合成界面活性剤、乳化剤)

グリセリン(保湿剤)プロピレングリコール(保湿剤、溶剤、粘度低下剤)

パラベン(防腐剤)、エデト酸Na(殺菌防腐剤)、ワセリン(保湿剤)

流動パラフィン(保湿剤)ジメチルポリシロキサン(合成ポリマー、閉塞剤)

ミリスチン酸イソプロピル(油剤、エモリエント剤)、カルボキシビニルポリマー(防腐剤)

自己乳化型ステアリン酸グリセリン(合成界面活性剤、乳化剤)、スクワラン(保湿剤)

トリエタノールアミン(アルカリ剤、pH調整剤)を含有する

ヒルドイドクリームと比べると合成界面活性剤、防腐剤の種類が多いので敏感肌の人は気をつけたほうがいいかもね。

含まれている保湿成分は同じぐらいなのでヒルドイドと効果は同じぐらいあるかもしれない。

かもしれないというのは化粧品やシャンプーは成分が多いものから表示しなければいけないんだけど医薬外品の成分表示は入っているものを書けばOKという大雑把さによるもの。

だから化粧品やらシャンプーは成分表示見た瞬間どんなものか大体分かるのよ。あ、これ良い商品だなとか界面活性剤てんこもりだから糞だなとか。

でも医薬品の場合は似たような成分が入っていても量が全く違うケースがあるので同じとは言い切れない。だからかもしれない。

主成分が同じでも添加するものが違ったらヒルドイドと同じ効能があるかどうかわかんないよね。

だから僕はアットノンをあまりお勧めしない。ヒルドイド使いたいんだったら本物のヒルドイド使いなさいな。

ヒルドイドの通販ならヒルドイドフォルテクリームがお勧め

僕はヒルドイド8年間使ってるんだよね。僕にとって保湿剤の一つに過ぎなかった。でもこいつが僕の悩みを解決してくれた。

僕は元々超重度のアトピーで肌もガサガサで真っ赤&真っ黒で学生時代はしばしば病院や買い物に行くたびに駐車券はご利用ですか?と頻繁に聞かれた。

いえ学生ですと答えると大体の人が驚いた後気まずそうな顔をする。アトピーが酷くなると全身シワだらけですごい老けて見える。

特に笑った顔がおじいちゃんみたいで凄いコンプレックスだったから必死にアトピーを治そうと頑張った。頑張りすぎて欝になっちゃったけどね。

それからしばらくしてアトピーは治ったんだけどアトピーが治った後もアトピー患者の戦いは続く。

アトピーが治った跡に残るのは大量の色素沈着、そして皮膚のシワやくすみだ。重症アトピーの期間が長ければ長いほど皮膚の機能の回復には時間がかかる。。

僕は薬で一気に重症から治したので皮膚の機能がまだ回復しておらず保湿剤を塗らないとすぐにガサガサになるので保湿剤を頼らざるを得なかった。

そこで使ったのがヒルドイドだったんだけどこれが皮膚のシワやくすみによく効いた。特に皮膚の薄い顔、腕、太ももには覿面だった。

当時先生になぜヒルドイドがシワやくすみに効くのかと聞いたところ皮膚のシワやくすみは血行不良が原因。

君はまだ皮膚の機能が回復していないからヒルドイドの血行促進作用があるからよく効くんだろうとのことだった。

それから皮膚を綺麗にするために色んな保湿剤使ったり色んなサプリ飲んだり必死に運動したりしたけどしわやくすみに一番効いたのはヒルドイドだった。

ヒルドイドを使い始めて一番嬉しかったのがお酒を買いに行ったときに身分証明書を求められたこと。今まで人生の中でそんなことはなかったんだよね。

今まで老け顔老け顔っていわれてたんだけど顔ののしわやくすみが取れるだけで人はこんなに若く見られるんだと実感した。

今僕は28歳でさすがにお酒を買うときに年齢を頻繁に聞かれることはなかったけどそれでもたまに聞かれます。

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顔はさすがにネットでは怖くて見せられないけど腕なら見せれる。綺麗な皮膚でしょ?とてもアトピーには見えないけどこれも全部ヒルドイドのおかげなのだ。

ヒルドイドは血行促進作用を持ち同時に保湿もできる唯一の保湿剤です。ヒルドイドの血行促進作用はそこらへんの化粧品では絶対に適わない。

しわやくすみというのは保湿をしつつ血行不良を以下に改善するかが重要になってくる。それにヒルドイドはうってつけです。

血行不良が原因の肌トラブルならなんにでも効くのが強み。ただし赤みやジュクジュクしているところには使わないでね。

傷跡を治す目的で使おうと思っている人、火傷や虫さされの黒ずみには非常によく効きます。早ければ早いほど効果があります。

古傷は治らないのでそういうのを期待している人は買わない。金の無駄です。

そしてもう一つアトピーの色素沈着(シミ)にも効果はない。アトピーの色素沈着はメラニンによる色素沈着であって血行不良によるシミではない。

ヒルドイドは血行不良による肌トラブルを改善することが出来るが万能薬ではない。ここを見誤るとがっかりすることになる。

ヒルドイドの役割の一つに表皮の生まれ変りをサポートすると言うのがある。

表皮は28日で皮膚が綺麗に生まれ変わるんだけど血行不良だとそこに栄養が行き渡らなくなる。

その結果そこにシワやくすみやたるみができる。これが怪我なら皮膚を治すのに一杯栄養が必要になる。

そこに血行促進をするヒルドイドを塗ってあげると皮膚の生まれ変わりを綺麗にするのをサポートできるよーというのがヒルドイドの役割。

だから出来たばかりの傷やしみならヒルドイドが効く可能性は高い。古傷には効かない。

僕は今ヒルドイドのジェネリック使ってるけどヒルドイド自体は素晴らしい薬だと思います。

ヒルドイドさまさまです。僕はこれ8年使ってますからねー。僕は胡散臭い物はお勧めしません。

シミや目元のシワ、ほうれい線で悩んでいる人は是非ヒルドイドフォルテクリーム(HirudoidForteCreame)買ってみてください。きっと僕のように若く見られること請け合いです。

アットノンジェル

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http://www.kobayashi.co.jp/seihin/ant/より引用

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http://www.kobayashi.co.jp/seihin/ant/pdf/ant.pdfより引用

一応おまけで書いてみる。

1g中に含まれるヘパリン類似物質(ヒルドイドの主成分)= 3mg(0.3%)

添加物はカルボキシニルポリマー(防腐剤)、トリイソプロオアノールアミン(乳化剤)プロピレングリコール(保湿剤、溶剤、粘度低下剤)、

イソプロパノール(消泡剤、粘度低下剤、溶剤)、香料(中身不明)となっています。

医薬品用のヒルドイドとの違いは保湿成分が抜かれていること。それで使用感をよくしている。

こっちのほうが使用感はいいけど保湿成分(主に油分。皮膚の潤いには水分と油分両方が必要)が抜かれているので保湿目的で使うならあまりお勧めはしない。

 - ペパリン類似物質(ヒルドイド), 保湿剤

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Comment

  1. 笹村 昌美 より:

    こんにちは、初めまして。笹村昌美と申します。
    あなたが書いてくださった内容は、とてもわかりやすくしかも詳細で、調べている者が知りたいこと全てを網羅し、更に奥深い内容を載せてくださっていて、有り難く読ませて頂きました。
    本当にありがとうございます。
    又、読ませて頂くことがあると存じますので、これからもよろしくお願いします。
    取り急ぎ、お礼まで。

    • sobo より:

      コメントありがと~。出来る限り分かりやすいように書くのは心がけているのでそういって貰えるのは凄い嬉しいです。

  2. 通りすがり より:

    謎の両足のすねだけのアトピーに悩まされ、完治した今はそこの皮膚の劣化に悩んでるものです
    とてもわかりやすく、比較、用途例、ソースの提示、個人感はすごくためになりました。
    ヒルドイドローションを処方されてつけていたのですが、これで目的を持って安心して使うことができます。ありがとうございます!
    持ち歩き使っていたら美容目的だと友達に勘違いされ、そういったブームもあるのだと初めて知り、
    私はすね以外は全く普通肌なので、目のクマや目尻の小じわ(まだそれほどありませんがw)
    に使っても大丈夫かなあと調べていました
    よく読んで自己責任の上、目のクマにも使ってみようかなって思っています
    ホウレイセン予防とかにも効くのかな…
    治療で処方されたものですが、機体が増しました!

  3. 匿名 より:

    途中で「なにかの宣伝?」と疑った箇所もありましたが、最後まで読ませていただきました。ずーっとドモホルンリンクルの高級クリームを使用していましたが、金銭的余裕がなくなり、以前から処方していただいていたヒルドイドに変えて約1ヵ月過ぎたところです。匂いと伸びの悪さが好みではなかったのですが、ドモホルンリンクルのポイントプレゼントのオイルを混ぜると、伸びもよくなり、匂いも気にならなくなりました。高級化粧品が恋しくなってきたところですが、とてもいいお話を読むことができて感謝しています。もう少しヒルドイドのお世話になってみようと思います。セラミドのクリームも興味がわいてきました。

    • sobo より:

      こんばんは。ヒルドイドはアトピーに不足しがちな油分も入っているのでそこがべたつきというか伸びの悪さに繋がっています。

      状態がいいのであればヒルドイドではなくビーソフテンのほうがさらっとしていて使いやすいというひともちらほらいますねー。

  4. 匿名 より:

    痒みや薬で検索するとよくひっかかっていて読ませていただいています。ヒルドイドソフトを塗ってひどい目にあったのはそのせいか⁉︎と数年前にひどくなった原因がわかりました。あの時以来絶対使わないと決めていたので大丈夫な物なんだ、と思いました。子供が膝や足首に痒みが起こってかなりひどくなっています。病院は擦れたり接触してるから痒みがでる湿疹と言われ、強目のステロイドを処方、そのあとは乾燥を避けるためにヘパリン類似物質クリームを処方してもらいました。ですが、ステロイド治しても、擦れたりしているならまた痒みがでてひどくなる、また塗るになるのではないかなとイマイチ信用できません。
    まだひどくなって1年経ってないのでステロイドに依存的な事は起こる心配はないのでしょうか?

    • sobo より:

      膝や足首と言うのはズボンだったり靴下だったりで絶えず摩擦が発生する場所です。そこが続く事によって乾燥が炎症になっちゃうわけです。

      まずはその炎症をステロイドで治して治した皮膚にヒルドイドを塗ることによって乾燥を防いで皮膚が炎症を起こすのを防ごうぜ!みたいな感じだと思います。

      痒みがあるときにヒルドイドを塗るのは×です。痒みがないときにヒルドイドを塗ると乾燥から刺激が加わって炎症が起こるというのを防ぐ事ができますので。

      ステロイドで治してもすぐ酷くなると言うのは非常によく効きますが殆どは医者の指導不足なケースが多いのでそこのところはしっかりと医者に確認すべきでしょうね。

  5. 匿名 より:

    はじめまして。
    とても詳しく解りやすい内容で勉強になりました!

    子供が肘の内側と膝裏を痒みで掻きむしって酷くただれたようになってしまい皮膚科に行ったらヒルドイドソフトとロコイド軟膏を処方されたので調べたところこちらに辿り着きました。

    ヒルドイドは痒みや赤みがある所には塗らない方が良いとの事ですが、お医者さんにはヒルドイドを塗ってその上にロコイド軟膏を塗るように言われました。
    息子はアトピーではなく乾燥からおこったものだから使用の仕方が違うのでしょうか??

    • sobo より:

      保湿剤単体で赤いところや痒みのあるところにに使うのはダメですがステロイドとの併用ならばOKです!

  6. s.chin より:

    私のお母さんは65歳です。約半年前、靜脈血管瘤の手術を受けました。最近左足の肌がかゆくなり、
    掻くとぶつぶつになって、痒くて溜まりません。痒くなったり治ったりの繰り返しです。血液のアレルキー検査で異常なし、先生が診ても原因不明です。なんか飲む薬、塗る薬ありますでしょうか?

  7. kaoru より:

    はじめまして。治っては酷くなり、酷くなっては治り、と繰り返している者です。
    ヒルドイドのローションを処方されており、いつも塗ると痒みが増して悪化していたので、
    ネット上を散歩していた時に「!」と思いこちらを読ませて頂きました。

    とても親切に丁寧に書いて下さっており大変解りやすかったです。
    知りたかったことが解りました。
    特に写真で乾燥と炎症の部分の違いをのせて頂いたことで、
    頭の中がすっきりとしました。赤くなっている所は炎症だったのですね。
    乾燥して痒いから、保湿すれば治るとばかり思っていました・・・。

    お医者様は「乾燥してるところに塗って」的な事を言ってましたが、
    炎症が起こっている所には塗るなとは言われてなかったので、
    手軽なこちらをお風呂上りなどに炎症の部分に塗っていました・・・。
    そりゃあ治りませんよね。朝には血だらけに掻き毟ってました。

    6本ほど持ったまま、使わないで仕舞っておりました。
    普通に乾燥している部分の保湿のために使用したいと思います。
    本当にありがとうございました。
    このようなページを配信して下さって感謝です。

  8. 匿名 より:

    はじめまして。質問させて下さい。
    ヒルドイドソフト軟膏を美容目的で使おうと思っています。その場合、化粧水や乳液との塗る順番はどのようにすれば良いのでしょうか?それとも、化粧水の必要はないのでしょうか?
    ご指導よろしくお願いします。

  9. こす より:

    自分もはだがゴワゴワになり乾燥し、粉になりますが、これ塗るとましになります
    塗らない方が良いと記載されてますが、個人によるのかな

    • sobo より:

      保湿剤なんで塗ればましになりますがなにぶんそういう状態のときに使うと刺激になりやすいと言う意味です。

  10. mi より:

    半年前に急に顔が真っ赤でがさがさになり、追い打ちをかけるように全身にかゆみと湿疹が出ました。掻くと皮膚が白い粉となって落ち、それを見ては後悔していました。顔がひどいので人に会うことも嫌になり、ひきこもり手前まで来ていました。
    皮膚科はステロイドを出すだけだと思い避けていましたが、藁にもすがる思いで今日はいつもと違う皮膚科に行きました。そこで処方されたのがヒルドイドソフトでした。(ロコイドとアレジオンも一緒に処方されました)
    お風呂上がりの最もガサガサの肌に(痛くていつも辛いです…)化粧水を塗ったあとヒルドイドを塗ると、しばらくして柔らかくなり、ステロイドのようにてかてかしないのが不思議で検索してこちらを読ませていただきました。一筋の光が差したように感じました。
    少し赤いところにも塗ってしまいましたが、早くヒルドイドの上手な使い方を知ることが出来てよかったです。
    絶対に治します!
    ありがとうございました。

  11. ぴぴ より:

    目からウロコがポロポロポロ…
    元アトピー、現在手湿疹で悩んでいて、近所の皮膚科でヒルドイドソフトを処方され塗っていました。
    こまめに塗ってと言われ、律儀に水を触って赤くなってヒリヒリしてるところに塗り込んでました。
    何故か悪化して炎症部分が広がり、洗い物をお湯でしてるせいだと思い込んでヒルドイドヌリヌリ…
    翌朝血だらけ。それでも信じて塗っていました。
    ステロイドを簡単に処方しない、優しい皮膚科だと思ってたんですが違うんですね。
    今日からヒルドイドはやめます。
    そうそう、ついでにヨダレで肌荒れして皮がポロポロ剥けてる息子も診てもらい、一緒にヒルドイドを塗ってあげてと言われて塗ってました。
    良くなるどころか出血し始めて危険を感じたのでした。
    私だけだったら検索すらしなかったかも。
    助かりました。
    一緒にキュレルでも塗ろうかな。

  12. あとぴこ より:

    あなたのこの記事で、色々学びました。長いことアトピーしてますが、年齢によっても原因がかわってきたり、女性であると理由も増え。。。でもここで読ませてもらったことを念頭に塗るものを選んだらかなり改善されました。炎症と感想の違いなど、今後も忘れないようにしたいです。ありがとうございましたが伝えたくて書きました。

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