アトピー攻略ブログ

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ステロイドのリバウンドっていつ収まるの?

      2014/11/22

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そろそろ脱ステについてのあれこれも書いていこうかなぁと。ちなみに僕の脱ステの知識は全部深谷先生のブログからです。

調べようと思えば誰でもこのブログから情報を集めることが出来ます。すっげぇ難しいけど。僕も正直わからんところがある。

今日のテーマはリバウンドについて。僕が深谷先生のブログからまとめたものを知識のない患者さんにでも分かりやすく説明していけたらなぁと思います。

リバウンドには2種類あって1回目のリバウンドと2回目以降のリバウンドではまた意味が違ってきます。

今日はそれについて書いていきます。依存に陥っているもしくは陥っていた人に向けて書いていきます。

まずはこの論文を読んで基礎知識を身につけないとなんのこっちゃってなるので是非読んでいただきたい。

 

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1回目のリバウンド

まずはこちらの依存における皮膚の分類を参考の事。これを見ないと後の文章が意味わかんなくなるからね

依存にあたるのはタイプ4の激症型とタイプ5の痒疹拡散型です。定義はリンクに書いてあるので省きます。

タイプ5はデルモベート塗っても効かないし内服ステロイドでも効かない人たちです。タイプ4は書いてなかったのでわからん。

んでこういう人たちがステロイド外用薬を塗るのを止めると「リバウンド」が起きます。リバウンドを避けて脱ステとか言う言葉があるけどそんな都合のいいものはない。

リバウンドとは「ステロイドを長期連用した際にステロイドを塗る前よりアトピーが悪化すること」をさします。

いつリバウンドがくるかは人によってまちまちで2週間~2ヶ月の間に1回目のリバウンドがくるらしい。

 

症状

ステロイドを外用していなかった部位にも炎症が広がる。炎症の広がり方は体を中心に顔や腕や足に広がるといったパターンや顔から体に広がりその後腕や足に広がるといったパターンがあります。

どんなパターンにせよ体の中心から末端に広がるみたい。

リバウンドは体全体に広がり手の甲や足の甲で止まり、足の裏や手の平までは進まない。足の裏や手の平は健常者の皮膚と同じ(手の平はリバウンド勢いが強いと中心部がじくじくした炎症になるようです)。

じゅくじゅくした汁がでて乾燥が進み皮膚が激しく落ち入れ替わりが進む。その過程でじゅくじゅくが減っていきだんだんと乾燥が進む。

その過程で体全体が浮腫み(特に膝や手の甲は浮腫みが酷い)皮膚が厚くなる。象のような皮膚というよりはそれよりももっと分厚く肥大化し恐竜のような分厚さになる事もある。

その後皮膚がゆっくりとしぼんで徐々に普通の皮膚に治るという感じです。

ここらへんは経過の乗っているブログが少ないので合ってるかどうかわかんないです。多分離脱をした患者さん本人や阪南の病院に入院していた患者さんのほうが詳しそうな感じがします。

探したけど中々経過を載せているブログがあんまり見つからなかった。僕が同じ立場だったら絶対写真を取らないので患者の心理としては少ないのは納得。

みぃさんのブログ、 マルガリータさんのブログ

こんな感じでぼこっと浮腫み汁が出ている状態から汁が少なくなっていき乾燥が強くなるといった経過を取るんじゃないかと。

このリバウンドの時期が患者さんにとって一番辛い時期で風に吹かれただけで皮膚が痛いと感じることがあったり真夏なのにストーブの前でぶるぶる震えるといった汗腺機能の異常。

体を少しでも曲げると皮膚が痒みや痛みを感じるため立っているのが一番楽。あまりの痒みで気を失う。等患者さん自身がこれはただのアトピーとは何か違うと感じることが多いようです。

 

2回目以降のリバウンド

1回目のリバウンドで綺麗になった後でも殆どの人が2回目のリバウンドに見舞われます。

2回目以降のリバウンドというのは「皮膚の過敏性亢進によるアトピーの悪化」によるものです。皮膚の過敏性亢進はステロイドの影響です。

皮膚の過敏性ってなんやねんって思う人が多いでしょうがアトピーが酷くなったときに今まで使っていた肌につける様々なものが痒みを増したり赤くなったりで使えなくなったという経験はあるかと思います。

あれのもっと酷いバージョンが皮膚の過敏性亢進です。皮膚の過敏性亢進が高いときはどんな些細な刺激にも反応します。

例えばそれは食事中に含まれるあるいは空気中に舞う化学物質であったり、季節変動であったり、化粧品に含まれる様々な成分だったり・・・。

とにかくこの時期は非常に皮膚が敏感になっていてちょっとの刺激でもアトピーが悪化するということです。

わかりやすいのがこの動画で4分59秒から1回目のリバウンド(ステロイド依存)。5分57秒が2回目のリバウンド(皮膚の過敏性亢進によるアトピーの悪化)です。

 

実のところ脱ステの闘病生活というのはこの皮膚の過敏性亢進をどう抜けるかにかかっています。

皮膚の過敏性亢進が治る=普通のアトピーに戻るかアトピーが治っていた場合は健康な皮膚になるからです。つまり脱ステの終わりであるゴールです。

皮膚の過敏性亢進は悪化因子に触れなければそれだけ早く治り悪化因子に触れていればそれだけ治るのが遅くなります。

例えばダニがアレルゲンの人でダニ対策をなんらしない人がいて家でずっと生活しているというのであればそれは常に悪化因子に晒されているのだから治るのが遅くなると思います。

一方で花粉やカビといった季節性のアレルゲンを持っている人は特定の季節だけ悪化して他の季節はアレルゲンに触れないわけだから一年中いるダニのケースと比べて早く治ると思います。

皮膚の過敏性亢進対策のひとつが脱ステ医が皆やってる脱保湿でこの時期の皮膚は些細な刺激でも反応するからアトピーに有効な保湿でも悪化因子になる可能性がある。

一方で保湿が有効な人もいると思います。例えば季節変動で顕著に悪化するという人はワセリン等の保湿剤を使えば皮膚の過敏性亢進が治るのを早めれるかもしれません。

ここらへん脱保湿で統一するのはどうなんだろうと僕的に思っちゃいますが塗って治らない可能性を取るよりは塗らないで治癒率を上げたほうがいいということになるのかなぁ。

以上を踏まえてリバウンドのまとめ

1回目のリバウンドは何もできる事がない(ステロイド依存によるもの)が2回目のリバウンドはアトピーの悪化(皮膚の過敏性亢進によるもの)なので対策はある。

それは主に4つで何もせず1.体がなれるのを待つ。2.悪化因子をできるだけ取り除き体がなれるのを待つ。3.ステロイドやプロトピックを使って悪化する時期だけやり過ごすです4.標準治療を受ける。

体がなれるのを待つというのはそのまんまの意味で自然治癒に任せるといった方針です。佐藤先生とかはこれかな。

デメリットは患者が辛くいつ治るかわからないところにある。皮膚の過敏性亢進は5年ぐらいは見ておいたほうがいいようです。

悪化因子を取り除くというのが患者さん的にも楽だし回復も早まります。ただしこれは自分でアレルゲンを探す作業になるので素人では無理。熟練した皮膚科医の診察が必須だし患者さんも勉強が必要。

悪化する時だけ薬を塗ってすごすというのはそのまんまです。この時期まで来るとステロイドに対する反応性が回復してきているのでステロイドを塗っても効きます。

こういう短期間で炎症を抑える目的で使うのがステロイドの正しい使い方だと思います。

4つ目は標準治療に戻る。これはまぁそのまんまですね。この時期まで来るとよく効くので一つの選択肢ではある。

皮膚の過敏性亢進がいつ治るのかというのはその人の皮膚の強さやステロイド外用暦にも左右されるのでわかんない。

ただ一ついえることは悪化因子を除去すれば回復は早まるし除去しなければ回復が遅れるよという事。ここらへんはアトピー治療とまんま同じなのでやることはすごいシンプルです。

 - 脱ステ

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Comment

  1. もにょ より:

    こんにちは。このサイトを見て、大変勉強になりました。アトピーだと思ってましたが、特徴から考えると自分は現在ステロイド皮膚炎なのだと思います。ステを塗らなかった部分にまで妙な粉ふきと赤みが広がっています。現在の症状は
    ・寒気がひどい
    ・なのに汗が出る
    ・寝るときに皮膚が熱を持って痒くて眠れない
    という状態です。これが脱ステの影響なのかアトピーなのか、いまいちわかりません。あまりに眠れないので一旦炎症を抑えるために内服のステを処方されました。外用ステは使いたくないのですが、保湿はしても良いのでしょうか?脱ステするならビーソフテン系とセラミド系とどちらが良いと思われますか??

    • sobo より:

      炎症があるところに塗るのは基本的にNGなんですが保湿するならセラミドだと思いますね。

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